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名前 コメント
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サラダがやっていたオンラインゲーム TYPER達と馴れ合っていたがサラダのコミュ障っぷりに辟易したギルメン達に結託され ギルドマスターだったにも関わらずTYPEギルドから追い出された 数年後ギルメンにラジオスカイプ中惨めな泣き土下座謝罪を敢行したがいまだに許されていないらしい
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はぁい!あきらです! こっちのページではこのチーム流PSO2人狼のやり方を紹介していこうと思っています。 そしてここで紹介するやり方は会場をチームルーム以外と仮定していますのでチームルームで行う際はGMはお仕事気をつけてね!((((( まず、この人狼ではチャット機能を駆使していきます。 面倒だねごめんね(汗 なんかもっといいアイデアあったらチームリーダーにいってね(汗 ゲーム開始準備 まず人狼参加希望者は人狼開催会場へと集合してください。 そして設定からキャラクターの頭上表示を消しておいてください。 GM(ゲームの司会進行であり村長)はある程度の人数が集まったらチームチャットを用いて 「これより人狼ゲームを開始します。 参加者は『○○村』に入村してください。」 と宣言してください。 (以降チームチャットによる発言はオレンジで表示していきます。) これによりゲームの開始を全員に宣言してください。 (村の名前は好きに決めちゃってください。 例:アムドゥスキア村 ラグネ村 床美味村 ドゥドゥ村 木村 等 GMの宣言を確認したらほかの参加者の皆さんは同じくチームチャットで 「(キャラクター名) 入村します」 と宣言してください。(GMさんはこの宣言で参加キャラの把握をお願いします。 これでゲーム開始準備は完璧です! ゲーム開始 『朝』 GMはあみだくじ等の方法で参加メンバーの役職を決めた後、チーム掲示板に役職ネタバラシを書き込んできてください。(墓地行きとなった人の娯楽用です(((( そして 「朝になりました」 と宣言した後、ウィスパーチャット(以降紫)を用いて参加メンバーの一人一人に各々の役職を伝えてください。 (人狼、および共有の方に伝える時のみ同時に同じ役職のメンバーの名前も伝えてください。 「村人」「霊能」「占い師」「狩人」「狂人」と言われた人はGMが「昼になりました」と宣言するまで静かに待機していてください。 「人狼」と言われた人は同時に伝えられた仲間とパーティー(以降青)を組み、GMが「昼になりました」と宣言するまで静かに待機していてください。 「共有」と言われた人も同時に伝えられた相方とパーティーを組み、GMが「昼になりました」と宣言するまで静かに待機していてください。 初日「昼」 所要時間10分固定 GMは全員に役職を伝え終わったら 「お昼になりました。」 と宣言をしてください。 その後GMは 「実は隣の村が人狼に皆殺しにされたらしい・・・」 等といって村民たち(GM以外のプレイヤーですよ!)に人狼のうわさをなんとなーくでもかまわないので聞かせてあげてください。 その後は時間が来るまで参加者全員で好きに会話をしていてかまいません。 このとき使えるチャットはチームチャットのみとなります。 (ようは雑談時間です。互いの緊張をほぐしつつRPをお楽しみください。 初日「夜」 所要時間10分固定 GMは 「夜になりました。」 と宣言してください。 この宣下以降人狼と共有はパーティーチャットで会話をすることが可能になります。 そして同時に、チームチャットの利用が昼になるまで禁止されますのでパーティーを組んでいないプレイヤーは発言を控えて昼になるのをお待ちください。 二日目「朝」 ここで初日犠牲者GMの姿が発見されます。 GMは 「二日目の朝になりました。 (自分のキャラクター名)が自宅で死体で発見されました」 と発言をした後、遺言があれば遺言を発言し昼時間への移行を宣言してください。 二日目「昼」 所要時間10分固定 GMは 「お昼になりました」 と宣言をしてください。 この宣言によりチームチャットのみの利用が可能になり本格的な人狼探しが始まります。 役職持ちの村人は普通の村人と協力して自分が持っている情報等を開示しつつ人狼を探し当ててください。 人狼は役職持ちの村人に疑われないように注意しながら頑張ってください。 二日目「夕方」 時間未定 GMは 「夕方になりました。処刑する人を決めて投票を行ってください」 と宣言します。 この宣言をみたプレイヤーはGMにウィスパーチャットで 「○○に投票します」 と投票を行ってください。 全員からウィスパーを受け取ったらGMは集計を行ってください。 1.票がそろった場合 GMは 「投票の結果○○さんが処刑されました」 と宣言した後、処刑が確定した人にウィスパーで墓地=チームルームへの移動をお願いしてください。 そして処刑された人はその指示に従って墓地に移動してください。 (墓地に移動した後はGMの宣言を気にせず常時白茶(周囲向けチャット)での発言が可能となります。どうぞ掲示板の役職ネタバレをご覧になって墓地から会話を覗き見つつゲーム終了までお待ちください。なお、現在生きているキャラクターへのネタバレは厳禁です。 2.票がそろわなかった場合(同率が2人いるなど GMは 「票が割れました。もう一度投票を行ってください」 と宣言をしてください。 プレイヤーたちは指示に従いもう一度投票を行った後はGMの次の発言を待ってください。 GMは再び全員からウィスパーを受け取った後は集計を行い、票がそろった場合は1に。そろわなかった場合は2を繰り返してください。 二日目「夜」 所要時間10分固定 GMは 「夜になりました」 と宣言してください。 二日目の夜からは夜時間は人狼と共有、役職持ちの村人が行動する時間となります。 このとき狂人は普通の村人に含まれますので仲良くおねんねしててくださいペルファボーレ。 人狼はパーティーチャットで噛み殺す標的や今後の相談をした後、GMに噛み殺すキャラクター1名の名前をウィスパーで伝えてください。 共有はパーティーチャットで時間が来るまで今後の相談等をしていてください。 占い師は占うを行う場合はその対象を決めたらGMにウィスパーで対象1名が誰かを伝え、占いの結果を受け取ってください。(GMは嘘偽りなく占い師に対象の役職を伝えてください。 霊能者は処刑された人を村人か人狼か調べることができます。調べる場合はGMにその旨をウィスパーで伝え、結果を受け取ってください。(GMは嘘偽りなく霊能者に対象の役職を伝えてください。 狩人は護衛対象を1名選択し、GMにウィスパーで伝えてください。 GMはウィスパーを受け取り終わったら朝に移行してかまいません。 三日目「朝」 GMは死亡が確定したキャラクターにウィスパーで移動をお願いしてください。 死亡した方はこのとき、GMに遺言を託すことができます。 遺言が終わった後はチームルームに移動をお願いします。(もちろん死亡ですので役職ネタバレの閲覧や白茶会話が可能となります。現在生きているキャラクターへのネタバレは禁止です。 そして移動をお願いした後、GMは 「三日目の朝になりました。 (先ほどの夜時間で死亡したキャラクター全員の名前)が自宅で死体で発見されました」 と発言をした後、GMは遺言があれば遺言を発言し昼時間への移行を宣言してください。 そして、これ以降は勝敗がつくまで二日目の流れを繰り返してください。 と、これで説明は終了です!ながながとここまで目を通してくださりありがとうございました! (面倒なるーるでごめんね なお役職の増加やルールが若干変わることがあります。その際はその時に進行役(GM)を務めている方に確認をしてください。
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ハンター = Hunter = Hu ソード パルチザン ワイヤードランス レンジャー = Ranger = Ra ランチャー ライフル フォース = Force = Fo ロッド タリス ファイター = Fighter = Fi ツインダガー ナックル ダブルセイバー ガンナー = Gunner = Gu ※ライフルも可 ツインマシンガン テクター = Techter = Te ※タリスも可 ウォンド ブレイバー = Braver = Br カタナ バレットボウ バウンサー = Bouncer = Bo デュアルブレード ジェットブーツ 編集中
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1 [#ud1b0ff1] 2 [#s28e9485] コメント [#g5c47512] 1 ■関連サイト 【公式サイト】http //pso2.jp/ 【α2プレイヤーズサイト】http //pso2.jp/alpha2/ 【公式facebook】http //www.facebook.com/sega.pso2 【公式twitter】http //twitter.com/#!/sega_pso2/ 【公式mixi】http //p.mixi.jp/sega_pso2 【公式ブログ】http //ameblo.jp/sega-psblog/ 【PSO2 Uploader】http //www.pso2-uploader.info/uploda/index.html 【画像アップローダ】http //mmoloda.com/pso2/ 【画像アップローダ】http //pso2-project.net ■前スレ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【】 ■質問スレ part ■避難所(したらば) PSO本スレ ■避難所(ネットゲーム板) 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【】 α2テスト実装項目 http //pso2.jp/alpha2/about/contents/ 次スレは 800 無理なら安価 2 ■「ファンタシースターオンライン2」α2テストについて 1月28日(土)18 00〜26 00 2月1日(水)16 00〜23 00 2月3日(金)15 00〜2月4日(土)23 00(32時間連続稼働) ■α2テスト基準動作環境 OS: Windows XP 32bit版 日本語版 Windows Vista / 7 32bit版・64bit版 日本語版 CPU: Intel Core 2 Duo E6300 以上 メモリ: XP…1.5GB以上 Vista/7…2GB以上 HDD空き容量: 8GB以上 モニター解像度: 1280×720以上 グラフィックカード: NVIDIA GeForce 7800GT もしくは同クラスのグラフィックカード以上 コメント
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もくじ + ... エピソード4全体での問題点 【EP4】第一章 目覚めの時【001-C】 【005-C】 【006-C】 【007-C】 【011-C】 【014-C】~【020-C】 【021-C】 【028-C】 【029-C】 【031-C】 【032-C】 【EP4】第二章 幻創の現実【34-C】 【039-C】 【041-C】 【43-C】 【046-C】 【047-C】 【048-C】 【49-A】 【049-B】 【050-B】 【049-D】 【049-E】 【050-E】 【050-E】 【051-C】 【053-C】 【056-C】 【058-C】 【059-C】 【060-C】 【061-C】 【065-C】 【EP4】第三章 世界変革の声【069-C】 【076-C】 【079-C】~【C81C】 【83-B】「怪しいアークス見つけてた!」 【083-C】「地球の導き手」 【084-C】「魔人」 【085-C】「覚悟が足りない」 【086-C】「アースガイド指導者、アーデム」 【089-B】「アースガイドの活動」 【EP4】第四章 哀しき再会【090-C】「哀しき再会」 【091-C】「マザー・クラスタの襲撃」 【C93-C】「虚ろな姿」 【094-C】「間違った再会」 【095-C】「偽物の覚悟」 【096-C】「アルの覚醒」 【098-B】「適材適所な仲間達!」 【099-C】「ヒツギの行方」 【C100-C】「心の行方」 【C101-C】「居場所が欲しかった」 【EP4】第五章 覚悟【103-C】「覚悟」 【104-C】「月の施設」 【105-C】「繰り返す回廊」 【106-C】「立ちはだかるは、日と月」 【107-C】「囮」 【109-C】「マザーの策略」 【110-C】「その願いは、叶わない」 【111-C】「ぼくが引き受ける」 【112-C】「守護輝士」 【116-C】マトイとの再会 【118-B】魔人、再び 【119-B】気まぐれな魔人 【120-B】努力の賜物 【118-D】壊世の原因 【121-C】アルの正体 【122-C】闇の幻想 【123-C】悪意の具現 【124-C】悲痛なる強襲 【125-C】正気と狂気の狭間で 【126-C】制御外のものは 【127-B】エスカダーカーの出現 【127-C】コオリの笑い方 【127-D】シエラの切実な悩み 【127-E】自称ではない肩書を! 【128-D】司令直々の確認 【EP4】第六章 想いのかたち【129-C】想いのかたち 【130-C】思い出を守るために 【131-C】マザーのために 【132-C】友達になるために 【133-C】傲慢と、愚かさと 【134-C】月の変異 【136-C】責任というもの 【137-C】変貌した月の姿 【138-A】サモナー許すまじ! 【138-B】リサとコオリ 【138-D】雑談は踊る 【138-E】ビリーブ・ユア・ラバー 【139-B】アーデムの雰囲気 【140-C】親友二人 【141-C】最終決戦の準備 【EP4】第七章 母なる願い【142-C】母なる願い 【143-C】不動の土 【144-C】運命の果て 【145-C】目的 【146-C】救うための力 【147-C】孤独の終わり 【148-C】役割の終わり 【151-C】壊れた進化 【152-C】進化のための犠牲 【153-C】アーデムの目的 【154-C】似たもの兄妹 【155-C】余りもの同士 【156-C】望まぬ進化のかたち 【157-C】ファレグの忠告 【158-C】 【161-C】クーナの約束 【162-A】一触即発 【162-B】過保護なサラ 【162-D】具現武装の由来 第八章 世界終焉の具現【163-C】世界終焉の具現 【164-C】心を救うために 【165-C】術式開始 【166-C】術式失敗 【167-C】マザーの意志を継ぐために 【168-C】最初にして最後の戦い 【169-C】神の器 【170-C】未来の火は継がれていく 【171-C】それからの地球、これからの地球 【172-C】光の果て、幻想の未来 【174-C】幻想造神の具現 【176-C】こっそり情報収集 【177-C】めげずに情報収集 【178-D】ファレグからの誘い 【179-D】決闘 【180-D】魔人の敗北 【180-E】魔人の勝利 コメント 編集心得 編集される方へ……間違いや問題が多いのは確かですが、 おかしくない可能性を検証せずにすぐに「おかしい!」と捉えたり、 ねつ造などはしないようにしてください。(クーナの「大したことが無い」発言など) 某ミストさんの「総士くんがいなくなってしまったからな……」のように、無い罪をねつ造して叩くようなまねはご法度です。 悪意ではなく善意による指摘をお願いします。 「粗を探そう」と思っていると色眼鏡で見てしまい、間違っていないのに間違っていると早とちりしがちです。 「考察した結果、おかしいとしか言えない」というのが大事です。 「キチガイアンチがあることないこと言って騒いでいるだけ」と言われてしまわないようにしましょう。 編集をする前に時間を置くなどして気分を落ち着きましょう。 ここは「誰が見ても論理的におかしい」という事だけを書き込んで下さい。それ以外は議論ページで。 - 名無しさん 2013-07-28 19 43 25 2018年7月9日に全体的にあらすじ形式ではなく問題点の指摘を中心に改稿しました。しかし、依然として記述が不完全で、特にPSO2ではドラマCDやアニメ、書籍、生放送からの補足が極端に多いためより多くの視点からの編集を必要としています。ご協力ください。 エピソード4全体での問題点 + ... 全体的に安藤が傍観者となり、ストーリー展開に関わってこない。《問題なし》:ストーリー上の観点からEP4は意図的にEP2をなぞった登場人物や物語展開になっている。そのため当然プレイヤーは既視感を覚えるし、覚えのある場面を幾度も見ることになる。しかし全く同じではなく、あり得た別の可能性を別の物語としてEP4の主役「八坂火継」を中心に綴られていく。これを主人公(プレイヤー)が見守っていく形となっている。 《反論?》:脚本の都合だとしても他のやり方はあったかつてファンタシースターユニバースEP2においてPCがほとんど物語に絡まず「お辞儀オンライン」と蔑まれていた、という点を考慮するにPCを傍観者にするというのは非常にリスクが高い。また傍観者にするにしても影から主人公を助けるといった形にすれば良いだけであり、現状のカメラマンとまで比喩される状態は充分に問題と言えるだろう。《問題のポイントが違う》:表現上の手法の問題ここで問題なしとしているのは主人公≒プレイヤーが傍観者として物語を俯瞰するというポジションの話。主人公=主役であったこれまでとは違う手法であることは問題ではない。『主人公が空気』という表現手法・引き出しのなさに関しては別の話。というか宇野リオはそこが致命的にダメなポイント。 勢力間の立場がはっきりしていない状況で自己防衛のためでなく戦闘に積極的に干渉していく。EP3でも散々言われていたことだが、EP4でも変わらず。実はEP5でも同様に自分からケンカを吹っかけていく。 シエラの権力が強すぎる。独自行動を許されている安藤を思うまま使い、彼女の判断で地球の状況に勝手に介入していく。つまりシエラの意志がアークスの意志となっている。今までとどう違うの? ファレグが強すぎる。六芒均衡のヒューイと安藤のタッグですら倒せないほどの戦闘力を持ちながら能動的に事象に関わってこない。その割に突然やる気を出したりするデウス・エクス・マキナ的存在。宇野の物語で必ず出てくる「すべてを知っていて事象の外側で眺めてるだけの人」である。これらの存在が最初から最大限と言わず努力していれば少なくとも現状よりはマシだったのではないか?彼ら・彼女らは一体何がしたいのか。 幻想戦艦大和関係幻想戦艦大和はハギトの具現武装エメラルド・タブレットの変化したハギト・フェムトの制御下にある巨大戦艦である。問題はこの幻想戦艦大和が強力な破壊兵器を大量に搭載されている点。緊急クエストでは「市街地に向かう幻想戦艦大和を阻止する」というイベントが発生する。ハギト・フェムトが幻想戦艦大和をもって何を成そうとしているのかは不明だが、具現武装は所有者の意志を強く反映する特徴があるため、アークスまたはアースガイドに対する攻撃か、無差別攻撃であろう。当然無関係な人々を巻き込むことも考えられる。こんな無差別大量殺りく兵器を野放しにしているのはどういう理屈だろうか。《問題なし》:ハギトに関しては説明があった木村Dからアークスライブにて「ハギトはエーテル能力を失って一般人になっている」ことが明かされている。そのため現在のハギトでは何もできず、またハギトを倒したとしてもハギト・フェムトと幻想戦艦大和を消すことはできないということが確定した。 【EP4】第一章 目覚めの時 + 第一章まとめ 【001-C】 安藤が2年間のコールドスリープから目覚める。しかしなぜダーカー因子が浄化できるのか不明。《問題なし》:それ自体は大きな問題ではないストーリー展開上、安藤とマトイが「ダークファルス化の恐れがなくなった(=今度の敵はダーカーやダークファルスではない)」という明的な裏付けになれば良い。もちろん「なぜ大丈夫なのか」ということに対して何らかの理由付けがあるほうが良いとは思われるが。 EP5の先取りになってしまうが「主人公が宿敵と同じ存在に変質する」展開がある。「主人公が宿敵と同じ存在に変質するという事態に陥り、そのため仲間や所属組織からも攻撃されるのだが、試行錯誤の末に自分を冷凍睡眠させて侵食を止めてる間に治療法を完成させる」という流れが和月伸宏氏の漫画「武装錬金」の終盤と酷似。分割して流用した? 【005-C】 安藤の専属オペレーター兼シップ管理者兼絶対王者シエラ登場種族はハイキャスト キャストの上位という意味のハイなのかハイブリッドのハイなのかは不明だが、「生まれて2年」「シエラタイプ」という発言があることからPSO2の有機ボディから載せ替えた存在ではないことが明らかになっている。 人格は総司令ウルクをベースに作られており、クローンではないようだが工場生産なのかどうかは不明。他にもハイキャストが存在することが明言されており、情報処理やシップ制御など高いサポート能力を有しているが、そのぶん戦闘能力は皆無 ハイキャストが第5の種族なのか、「備品」なのかは明らかになっていないが、既存キャストとの住み分けなどは不明。後述するがその他にも不明な点があり、現時点ではブラックボックスの塊。 各シップにそれぞれ管理者が居るのか、安藤の搭乗船(マザーシップ?)にだけ管理者が居るのかも不明。《解決》:(後に)他の搭乗船が存在していることも管理者がいることも判明ハイキャストは各アークスシップに配置されており、管制官として従事している。地球を観測しているアークスは安藤だけではないことも明確になっている。 【006-C】 アークスの新体制が発表。しかし基本的にはトッブダウン型の権力一点集中構造は変わっておらず、部門を新設・改設して人員を配置しただけで「構造的な」問題解決がなされていない。 これによって「どのように良くなった」「どのような問題が防げるのか」「逆にどのような問題が生じうるのか」といった具体的な話は全くない。 + 参考画像 新体制がこれ。要するにシナリオライターが組織というものを全く理解していないのだろう。 また、安藤とマトイが与えられた「守護輝士(ガーディアン)」という称号名はPSUシリーズにおけるプレイヤーの肩書きと重複している。純粋に話の整合性のみを見るぶんには問題ないが、PSUを踏み台にされたようで不快感を覚えたという声がファンから相当数見受けられる(無論、特に気にならないという声もある)。 【007-C】 怪しいアークスの監視任務。リハビリがてらの簡単な任務だが、安藤のダーカー因子をため込む能力は(説明がないので)そのままのはず。そのせいで2年間眠らされていたのに復帰後の任務がコレとはいささか配慮に欠けていないか?(※ただし、これに関しては後に「ダーカー因子を溜め込む特性があるため定期的な検査とクリーニングを行っている旨が語られている。先にそれを言わなければ不安になるだろうに……。相変わらず「お前には教えないけど」である。 居合わせた「謎のアークス」と共闘するが、直後に現れたダーカー(?)に憑依された「謎のアークス」を安藤の能力で救出。《問題あり》これまでにそうした描写がなかった「ダーカー因子の中和」の能力がプレイヤーも知らない新しい力という新設定がなんの脈絡もなく突如として目覚める。 《問題なし》:アップデートによる認識の齟齬実は安藤のダーカー喰いの能力に関する描写はEP1にも出てくる。イベントクロニクルや最新のオムニバスクエストで見られるのだが、実はこれは後々になって付け足されたもの。具体的にはEP1第五章「対話の始まり」でダーカー侵食を受けたロガ(ヴォル・ドラゴン)を鎮圧するシーン。戦闘終了後に安藤が突進してきたロガの背に乗り、ダーカー因子を取り込んで体内で中和する(アキ談)というシーンがある。しかし2015年4月18日時点ではその描写がなく、修正前後で大きな認識の違いが生じている。そのため現在ではこの問題は解決していると見ていいだろう。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm26048778 問題のシーンは12 30ごろから。この動画ではダーカー因子ごとフォトンで龍族を殴り倒して浄化した、という描写になっている。 現在では、ほかにもダークファルス戦直後のカットシーンでは彼らの力が削がれている旨が語られている。それによってこの能力をなぜ普段使えないのか、という新たな問題が生じることになった。 ちなみにこの謎のダーカーの正体はゲーム内では最後まで語られることはなく、設定資料集でのみ明らかになっている。その正体は【深遠なる闇】からこぼれおちた残滓。【深遠なる闇】≒安藤であり、【深遠なる闇】が欠けたパーツとして安藤を取り込もうとしていた。しかしこの設定が出てくると、このような謎のダーカーは今後も現れることになるのではないだろうか?また、アークスも今回のようにダーカー侵食を受けるのではないか?このあたりの問題は【深遠なる闇】の対処が終わらない限り無くならないのではないだろうか。そんな状況にあって地球侵略をしている場合ではないと思われるのだが……。 【011-C】 八坂火継(ヒツギ)登場天星学園高校1年生。 ヒツギとは日嗣、すなわち天皇のこと。これは流石に不敬では。いくらなんでもそのままではマズいと思ったのか、火継となっているが、後述する具現武装とのかかわりからしても出展は明らか。 「継」という字は本来「家を継ぐ」男子につけるものだが、子供を産んで血筋を継ぐという意味では女性にも用いられることはある。また、ツギは「次」に通じるため、兄のいるヒツギにつくのは妥当。 しかしヒツギは柩(棺桶)と音が同じため死を連想させ、一般的な日本人的感覚では縁起の悪いものとして普通は人名には用いられない。昨今社会現象になっているキラキラネームの一種と思えば(まだ無理のない読みができる分だけ)おかしくはないのだが・・・。某魔法少女アニメのヒロインが火にちなむ名前だったから火を絡めたかっただけでは、と見るのは邪推がすぎるだろうか・・・。 ヒツギ、元号を忘れる いくらパニックを起こしていても元号を忘れるのは不自然では?あるいはそんなすぐに出てこないような情報を自問自答に使うだろうか?舞台は2026年の地球であり(そこまで平成が続いているかの保証はないが)「時は西暦2026年、ここは東京~」とすれば問題は発生しない。 《問題なし》:元号は忘れておらず、年を忘れているだけ「元号だと……忘れた!」というのは「平成何年だったか」を忘れたというような意味であって、元号を忘れたという意味ではないのではなかろうか。平成何年を忘れるのは、リアルでもよくあることだと思う。「平成だと……忘れた!」ではなく「元号だと……忘れた!」なのは、平成が続いている保証はないし、かといってオリジナルの元号をいきなり使うとそれが元号だということがプレイヤーに伝わらないためと考えられる。 【014-C】~【020-C】 アル登場見た目はヒツギがPSO2で使用していたアバター。記憶や人格は未熟で子供。 鷲宮氷莉(コオリ)登場ヒツギの同級生で親友。 舞台を東京に移し、ヒツギ・コオリ・アルの日常が描かれる。そこに安藤は直接関与せず、傍観者ポジションに。 いわゆる「日常パート」であり、以降の「非日常」「超現実」へのステップとなるため、安穏とした日々を描くことは必須であることは伺える。問題はその日常を見守る安藤のやっていることはただの覗きであり、情報を得るためにと正当化するのは無理がある。かといって見るからに違和感のあるアークスがそこに参加することも無理がある。別途報告を受けるなどもっと他に書きようがあったのでは? 《問題なし?》:アークスと文化様式・価値観が違うアークスはアークスシップ内では日常的に位置や行動が把握され、作戦行動中はバイタルを含めモニタリングされている。そのため日常を覗き見されることに嫌悪する地球人的な感覚がわからない、または薄いと考えられる。 《問題あり》:問題行為を認識してる「覗きではないか」と言われたシエラが狼狽するところからプライバシーの侵害であることは認識していることは疑いない。シエラはこうした異常行動(非常識行動ではない)が非常に多い。ハイキャストのため人格的に未成熟であるとかプライバシーや順法精神への意識が希薄という可能性もあるが、嬉々として行う姿はサイコパスそのもの。 エーテル通信やその他デバイスに関する説明があり、シエラ曰く「通信技術のみが異常進化した歪な状態」であるらしい。しかしなぜ歪なのか、あるいは何が歪でない(=本来あるべき、または無理のない)状態なのかの説明がなく、アークスの価値観だけが絶対という印象を受ける。これは今まででもそうであったが、EP4では特に顕著。 【021-C】 お風呂シーン状況から特に必然性がなく、ただのサービスシーン。 キャラクタークリエイト上の問題のためではあるが、アルの外見は10~12歳(小学校高学年~中学生)くらいの年齢に思われる。確かに無垢な言動で人畜無害な雰囲気を持っているが、そうであっても年頃の女性が一緒に入浴するだろうか。アルが頭からパフェをかぶって入浴の必要があるとかアクシデントであってもヒツギかコオリは着衣(せめて水着)であるほうが自然。流石に全裸でというのは貞操観念がなさすぎる。 またあえて突っ込むのであれば、女子寮に身元不明人を連れ込んで全裸で入浴、というバレたら非常に不味い状況なのにどちらも見張りに立たずにのんきに入浴しているというのは危機感というか常識が欠如している。 やや強引だが、コオリがアルと一緒に入浴するというのは一応あり得る。コオリはこれまでアルを非常に可愛がっており、一貫して「かわいい」を連呼しているなど、相当にご執心である。しかしアル個人の魅力が増すようなイベントはこの時点においてはない。 後々の展開にも関わってくるが、コオリは精神的にヒツギに依存している。つまり「アルが可愛い」のではなく「ヒツギの従弟(ということになっている)アルをとにかく可愛がりまくる自分」をヒツギに見せている、と解釈すると、後のコオリが狂気に転じた際のヒツギへの執着に説得力が出る。 …ただしこれを入浴シーンという形で表現する意味は欠片も無いため、開発者がヤリタカッタダケーとか言われるのも仕方が無いのかもしれない。《反論》ある確かにお風呂シーンの必然性はないように見えるが、年頃の女子高生が全裸で一緒にお風呂、というやりすぎとも思える行動でその異常性(依存性)を印象付けている。つまりこの時点からしてすでにコオリは「ちょっとおかしい(普通と違う)」というキャラクター付けになっている、と考えられる。宇野リオだからおかしいのが当たり前すぎてわからないとか言わないように。そのため「アルとコオリが入浴」という一見異常な行動に関しては整合性が取れなくはない。そこに多少なりとも常識を持っているヒツギがくわかるためややこしくなり、様々な解釈が持たれてしまっている。まぁヤリタカッタダケーなんでしょうけどね。 【028-C】 亜贄萩人(ハギト)登場。よくある日常を描くにしては前後がなく、イベントの見どころのみを切り取っている。例のごとくライターがやりたいイベントだけをピックアップしているだけ。 【029-C】 八坂炎雅(エンガ)登場ヒツギの実兄。この兄妹の名前なんとかならなかったの…。同じく天星学院高校の2年生。 一人で男子禁制の女子寮に入り込むエンガ。「家族の場合は免除される」とのことだが、普通は家族であっても付き添いが必要。特にエンガは同校生なので常識的に考えたらいきなり入り込んでいるのは大問題。少なくとも入り口で責任者及び家族と合流してからになるはず。といってもこれ自体は常識の話なのでストーリー上の展開に異常をきたすような問題ではない。言い換えればライターにこうした常識がないということでもあるが。 生徒会室らしき場所に移り、ハギト登場。コオリ、ヒツギと再会。上記のエンガの場面でもそうだが、このパートにかぎらず天星学園には一般の生徒・教諭・教員が見当たらない。機種によるスペック差、または表示限界などのメタな事情もあるかもしれないが、流石に元会長といえども女生徒と密室で二人きりというのは不自然すぎる。 《問題なし》:この時のハギトは金の使徒として話をしに来ている。人払いは当然するだろうし、それが出来るだけの権力もある 【031-C】 ヒツギとアルがPSO2に接続。 アルが何者なのか、PSO2とは一体なんなのかを知るためにシエラにスキャンを頼むがアクセスを切断され地球に強制帰還させられる。この時、エーテルのエフェクトと共にモニターの前に弾き飛ばされるように戻ってきている。一部の人間は肉体か意識をデータ化してPSO2を介してオラクルへと転位できる模様。この点に関しては曖昧なまま。 《問題なし》:後にエーテル能力の素養があればPSO2を介して地球・オラクル間が移動可能と明かされた。(アニメも含めるならば、事前に明かされている情報ではある) 【032-C】 地球に戻ってきたアルとヒツギ。 「金の使徒」ハギトと幻想種の襲撃を受ける。「きんのしと」である。「かねのしと」ではない。マザークラスタはエーテルインフラを掌握しており、世界中の通信網はその支配下にあるらしい。大企業や政府要人にもマザークラスタ所属者はおり、事実上世界に大きな影響力を持っている。 マザーはアルが必要なので「アルを渡せばヒツギは不問にする」とアルを手放すよう迫られるが、ヒツギはこれを拒絶。コオリはアルを非常にかわいがっていたが、ヒツギにアルを見捨てろと促す。これはアルがかわいいのではなく、アルを可愛がる自分をヒツギに見せている、としたことの証左ではないだろうか。 ハギトの具現武装「エメラルドタブレット」。 幻創種を生産できる 生産した幻想種をコントロールできる エーテルとは通信媒体として使われるだけではなく、何らかの方法で物質化することが可能らしい?幻想種とエメラルドタブレットに関しては後述。 ヒツギの具現武装覚醒。「天羽々斬」。具現武装のくだりはPSO2 THE ANIMATIONで登場する独自概念で、アニメが初出。こうした原作へ逆輸入する「本歌取り」は大いに結構なのだが、具現武装に関する解説はひどく雑でシエラによるざっくりとした説明が1度あるだけ。具現武装はPSO2TA、EP4のポイントとなる概念だけに、本家本元で「すでに知っている」という前提で扱われるのはいかがなものか。 【EP4】第二章 幻創の現実 + 第二章まとめ 【34-C】 (イベントシーン【35-C】~【38-C】) 安藤は小型艇でヒツギの救出へと向かわされる。シエラは「安藤さん、お願いします!」と安藤に介入を示唆しているが、寮でヒツギが幻想種に襲われたような偶発的な戦闘ではなく、意図的な軍事介入を独断で促している。安藤≒プレイヤーに拒否権なし。シエラが絶対支配者に。ここで拒否してしまうと話が終わってしまうので仕方ないのだが……。 アークス上層部とのやり取りもないまま、シエラの独断で地球の事実上の主勢力マザー・クラスタと全面戦争へ。どう考えてもシエラを廃棄処分すべきだが特におとがめなし。 【039-C】 ハギト、エメラルドタブレットにさらにエーテルを吸収させエメラルドタブレットを強化。ハギトそっくりの姿に変化した「ハギト・フェムト」誕生。既に実体化した具現武装にエーテルを取り込ませるという行動を取っているが、これまでもこれ以降も同様の「強化」を行った例なし。「限界を超えて詰め込めば強くなる」論が当てはまるのなら根本的に同じものであるフォトンでもできなければおかしい。だがフォトンでもそうした描写はない。なぜそれができるのか、なぜそれをほかの人はしないのかの説明は全くない。 《問題なし》:エメラルドタブレットはその後暴走している想定されてる限界内で運用すること、暴走させない事に意味を求められても、普通はやらないからとしか言いようがない 【041-C】 ヒツギとアルはPSO2を介さず、直接アークスシップへ。ヒツギは散々助けてもらい、今現在保護されているにも関わらず「捕虜になることも想定している」「辱めも甘んじて受ける」とエロ妄想。そもそもマザークラスタ側から追われているヒツギを捕虜にすることにあまり意味はない。ヒツギを「お客様」として必要とするのは後述する「地球への侵略」の口実以外の理由は皆無。 アイカ・カスラ登場。総司令ウルクを評して「見捨てるべきものも見捨てられない」。 EP4の最重要人物であるアルやヒロインであるヒツギを見捨てては話が終わってしまうが、それによって無用な戦禍を招いていることに関しては相変わらず。 カスラによると地球側にもアークスの協力者がいるようだが、それであればなおのことアークスのやっていることは内政干渉であり、「見捨てられないから」といって地球のありようにアークスが介入するのは侵略の第一歩。アークスが「見捨てられないから」介入することで、「見捨てられたマザー・クラスタの末端」がいるはずだが、何の言及もされていない。はっきり言って人民解放軍のやり口そのものである。ライターが現実に即した物語展開ができないことは『伊月の戦争』でも語られていることだが、まるで成長していない。こうした点に関してはこれまでと全く変わっておらず、また異論が出ることもない(出ているのかもしれないが、表立っては一切出ていない)2年経って体制を刷新したと嘯いているが、実際は総司令ウルクのもと運営されているディストピアのまま。《補足》::相変わらずアークスの正義が絶対ここが変だよPSO2アザナミ編でも散々に論じられているが、アークスの「やるべきこと」は『やるべきでないことをやらない』ことが「やるべきこと」である。依然としてアークスの価値観が絶対となっているが、これまでのように地球側とオラクル側との価値観や文化の違いは大なり小なり生じている。にもかかわらず「人それぞれ」の善悪にアークスの正義を押し付けている。独善的で危険なあり方は変わっていない。 【43-C】 マザー・クラスタ配下の生徒会構成員から身を隠すヒツギ。PSO2ではコスチュームなどのエディットが豊富なのだからアクセサリなどを付けて変装すればいいのでは。というか追われているのがわかっているのならそうすべき。また、彼ら地球人は本来不正アクセスを行っているのだから、アークスシップ側がPSO2からのアクセスを遮断すれば済むだけの話。シエラの怠慢。 【046-C】 3代目クラリスクレイスと再会。詳細は「ここが変だよ六芒均衡」に譲るが、顔面フルモデルチェンジ&コスチュームチェンジを経てちょっとかわいくなった。性格もやや丸くなった?しかしせっかくここまでやっても貴様呼ばわり。おしとやかなお嬢様になれとは言わないが、2年もあれば子供であればあるほどもっと成長していてもよいはず。それが宇野の指示かどうかはわからないが、ライターがもっと内面の変化、キャラクターの成長を描けていれば、少なくとも「推しキャラのコスチュームチェンジでお茶を濁している」というような言われ方はしないのではないだろうか。 【047-C】 安藤の人となりを「すごい」と賞賛するヒツギ。学校ではあまり同級生に馴染めず、「コオリさえいればいいやと思っていた」という。しかしアルはそんなヒツギを「自分を助けてくれたからすごい」と励ます。こうしたアルの「人のいいところを見つける」「悪意を持たない」といったエピソードをもっと前に持ってくるべきではないだろうか。後付けでキャラクターを補足するのはライターの悪癖。 【048-C】 【49-A】 地球とオラクルの関係について。地球側から小さいながらもアークスシップへのアクセスがあったのは作中時間の12年前からで、2年前からはヒツギのようにエスカを通して直接アクセスしてきている。12年前と2年前、つまり【深遠なる闇】の目覚めが引き金になり、地球側からの接触が変化している可能性。しかし【深遠なる闇】と地球との関連性は不明。これはEP4が終了しても明かされなかった。これもライターの悪癖「伏線ごっこ」である。 《補足》全くないわけではなく、【深遠なる闇】とはシオンのコピー体である。マザーもシオンのコピー体であることから【深遠なる闇】の活性化と同調しているであろうことはだいたい予想できる。12年前にマザーが目覚めたのは【深遠なる闇】の目覚めによるものということは結びつく。しかし2年前の【深遠なる闇】と対応する「何か」は具現武装の能力者が激増したということくらいで、直接の関連性は薄い。そのため12年前の出来事と2年前の関連性がはっきりせず、憶測の域を出ない。 【049-B】 【050-B】 エーテルとフォトンについて。エーテルとフォトンは根本的に同じものである。しかしフォトンと異なりエーテルはエネルギーの発生率が低く、そのかわり情報伝達能力が高い。 具現武装はエーテル能力に特に適正のあるものでなければ使うことができない。アークスもフォトン適正がなければアークスとして振る舞うことはできないが、アークスはそのために「設計」・「生産」されている。地球人はより「自然のまま」に近いと言えるか。 具現武装はアークスにとってのサモナー能力に近いとのことだが、サモナーのペットはエッグから生み出して使役するものであり、ピエトロを見る限りペットは自律しているし、エッグ合成によって成長させることで強くなる。具現武装は自身のイメージをエーテル(フォトン)に投影して物質化するという完全なワンオフ型のものであり、サモナーのペットとはかなり違うように見受けられる。 ハギトとハギト・フェムトのような例もあるので一概には言えず、逆説的に武装型のペットも存在する可能性もある。 しかし情報が前後してしまうが、EP5でフォトンとはアカシックレコードにアクセスして事象に干渉し、エネルギーを発生させることが語られている。その理屈でいけばエーテルも同様にアカシックレコードにアクセスしているはず。フォトンに付け足された設定がどんどん肥大化・変質しているためエーテルにも同様の設定が適応され、現時点ではどうなっているのか把握することが困難。 【049-D】 マザークラスタについて。現時点では謎の組織。所属していたヒツギもよくわからないらしい。ある日突然会員制SNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)に招待されて参加した。実はマザー・クラスタから適正のある人間だけを選別して送られてきたもの。マザー・クラスタはエーテル能力者を囲い込み、エーテルインフラを掌握している強みで社会的に成功をおさめさせて世界への影響力を強めていく。 【049-E】 【050-E】 アークスシップが来た理由について。もともとはお互い離れた座標から転移して来ていたが、不便だったので常駐したかったらしい。といってもその不便さや手間に関してはワープで一瞬。アルを解析しようとした(C31-C)際、強制遮断と同時にシエラから情報を抜こうとした形跡があったため、地球側にアークスへの敵性意識のある存在が明白となり、アークスシップごと地球圏内へ来た。これによりジャミングなどの妨害を受けても地球に行くことが可能になった。ゲーム内ではジャミングなどを受けて降下することができないなどのトラブルはなかったので、実情には即していない。「いつの間にかそういうことになっている」例か。 「偽装アバターによる調査とはレベルの異なる積極的干渉を受けた」とのことだが、C31-Cまでの時点では地球側は積極的干渉を行っておらず、得体のしれない相手への情報収集でしかなかったことが伺える。C31-Cでアルの調査をオラクル側に先んじて行われることを防いだことは、ESC-Aを介してアークスシップへアクセスしているので当然妨害するだろう。また情報を抜こうとしたという点は一概に是非を言えないが、アルはこの時点ではブラックボックスではあり、その存在は地球側でまず確認されたものであるからどのような理由があってもまず地球側の意思決定を待つのがスジではないだろうか。 そして何より、そもそもアークスが明確に地球側の事情に首を突っ込んできていながら「積極的干渉を受けたので直接来た。今後はここから介入していく。」というのは異常。明らかにケンカを売ってきたのはアークスであり、エスカレートするアークスの介入に地球側も対応を強くせざるを得なくなったとしか言いようがない。にも関わらず「干渉されたのでこちらもより強く介入していきます」というのは完全に侵略戦争をふっかけている。確かにアークスは宇宙に平和をもたらす正義の集団ではないが、そもそもそんなことをしている場合ではない。【深遠なる闇】の対応すら終わっていないのに、シエラの独断で地球への侵略というのは物語として破綻している。安藤≒プレイヤーはその片棒を担がされている侵略者の尖兵である。守護輝士《ガーディアン》が聞いてあきれるというもの。 【050-E】 幻想種について幻想種は大気中のエーテルが実体化する現象。発生した時点ではエーテル素養のない人間には視認することもできず、影響を受けることもない。しかし時間が立つにつれてエーテル純度が強くなり、実体化して実際に干渉が可能になるらしい。エーテルもフォトン同様に人の感情や心理的状況に強く反応するため、潜在的な恐怖や畏怖が形をとったものを過去には「天使」や「悪魔」として捉えたのではないかという解釈。 このところ幻想種の出現が特に増えており、アークスが秘密裏にこれに対応している。しかしそもそもこれは地球側の問題であり、アークスがこれを対応するという名目で地球に「武力干渉」していることは明らか。直前のC49-Eで「積極的干渉を行っていく」と予告しているが、すでに行っていたことがわかる。地球側の「協力者」からの要請という理由もあるが、地球側が一つにまとまっていない状況を考えれば「対応」という言葉を借りた武力組織の進駐、つまり侵略行為である。 曰く「敵勢力の目的はアル」ということしか解っていないため、アルを守りつつ様子見とのこと。しかし地球側への積極的干渉は行い続けるため、マザークラスタ勢力は外的干渉を排除しなければならない。地球側からすれば八坂火継の保護を理由に武力介入を行い、地球側で確認された謎の存在「アル」も独占されているということになる。なぜ折衝案と取らないのだろうか。平和的解決策のない暴力集団のようである。既存の体制を倒すため(または対抗するため)に外的勢力を呼び込むという例は現実世界でも少なからず存在するが、たいていは国土、国民を乗っ取られるのが常。良くて親勢力による傀儡政権。歴史を紐解いてみればこうした安易な助力、あるいは巧妙なスパイ活動によって大きな混乱をもたらした例は山ほどある。ノーメンクラトゥーラを作り出すにすぎないアークスの存在は、地球にとって不幸ではないだろうか? シエラはヒツギの兄、エンガに事情の説明や挨拶に向かうよう促す。アークスシップの隠蔽・遮断は完璧なので大丈夫(フラグ)らしい。「(ヒツギは)アークスにとってのお客様」とのことだが、どういった意味での「お客様」なのだろうか。地球の主要勢力マザー・クラスタにとって彼女は獅子身中の虫、スパイに等しい。地球勢力に属する彼女の処遇は地球が決定すべきことであるが、これを手放さないことでアークスは地球への積極的干渉の口実となっている。もっと踏み込んで言えば地球侵略の糸口とも言い換えられる。そもそもこの時点でのアークス全体の目的とは一体なんであろうか。場当たり的に人道主義で武力介入を行う極めて迷惑な集団ではないか? 【051-C】 サラEP4登場。 シャオはマザーシップ中枢で何らかの演算を行っている模様。司令のウルクも完全に放任。シエラがやりたい放題で地球を侵略している事実は報告が上がってないか黙認。アークス新体制どうした。 【053-C】 ハギトの具現武装「ハギト・フェムト」により「幻想戦艦大和」が生成される。ハギトはオフィエル(この時点では名前は出ていないが)からお叱りを受けるが意に介さず。幻想戦艦大和の問題点は既に記述しているので割愛するが、このような大量破壊兵器を生み出して何のおとがめもなし。組織としての序列や命令系統といったものはどうなっているのか。 「エメラルドタブレットは自分の手を離れて自律稼働している」「理想の兵器になった」。自分の制御下にない状態が「開発者冥利に尽きる」というのはむしろ恥ずべきでは…?AIが自律してものを考えるようなものであれば喜ぶべきなのかもしれないが、ハギト・フェムトは幻想戦艦大和という無差別破壊兵器の制御装置である。こんなものが自律稼働していたら危なくてしょうがない。 【056-C】 イベントシーン(【058-C】~【061-C】) 【058-C】 マザークラスタから狙われている割に普通に寮に戻るヒツギ。マザー・クラスタの影響下にある生徒会メンバーがアークスシップに来ていた時に隠れる必要はなかったのでは。モブキャラクターとしての学校関係者はこの寮長が初めて?EP4の日常感のなさはこうした一般の登場人物の少なさが一端にあるように思われる。宇野のシナリオでは「イレギュラーだらけ」という特徴があるが、こうした一般人がほとんど登場せず、主要人物だけで物語を形成しようとしている点と無関係ではない。 【059-C】 木の使徒ベトール=ゼラズニィ登場。エモーショナルでエキサイティングな映像を取るのが生きがい。かつて特殊効果を得意として名を馳せたハリウッドの映画監督だったが、最近復権してきた。実はマザー・クラスタの援助を受けてのこと。マザー・クラスタの影響力の裏付け的キャラクター。 あくまでも映像が目的のためヒツギや安藤の始末は二の次。このあたりの意思決定の曖昧さが組織としてのグダグダ感を増している。アルの取得orヒツギの排除orアークスの打倒という目的があればそれを遂行すべき。ハギト、ベトールとも組織よりも個人を強く優先しており、シナリオライターの社会性のなさが伺える。 《問題なし》:実際ベトールは組織の意向を無視した咎で粛清された。ちなみにハギトはお咎めなし。 【060-C】 ベトール退却。ヒツギは自分のせいでエンガが巻き添え(あるいは見せしめ)になったと無念。しかし喫緊の脅威であるベトールは退いたのであるから、別に無事かどうかくらいは(携帯デバイスくらいは持ってるんだろうし)確かめてもいいのでは?というかシエラさんの出番では? 《問題なし》C31-Cでデバイスが停止している旨の発言がある。また、追われている立場であるヒツギが会敵した場所にとどまるのは危険。家族とはいえ安否が不明な人間の捜索をしている余裕はない。 【061-C】 都庁にトレイン・ギドランが出現。(控えめに)焼け野原?に。表示限界などにも関係があり、シナリオとは直接関係ないため宇野の責任ではないが炎が燃えていても焦げた描写なし。ガラスが割れたり建築物が壊れたりもなし。道路もチリ一つない奇麗なままで全く迫力がない。盛り上がらないシナリオに緊迫感のない演出。 【065-C】 イベントシーン(【066-C】~【068】) ベトールの攻撃が無差別化。ヒツギへの挑発であったが、体制側であるベトールが反社会的な無差別テロを行い、実際の反体制側であるアークスとつながりを持つヒツギがそれに対応するというのはラノベ的展開としては王道。しかしマザー・クラスタ側は人々や社会に対してなにか明的に被害を与えたり不安を煽ったり、不利益を被るような目的で動いている組織ではない。これはハギトの暴挙を止めようとしたり、ベトールを粛清したオフィエルの存在からも明らか。一方、ヒツギは単にアルという特異点に接触したことでアークスの内政干渉に利用されているだけでそこまで能動的に行動を起こすポジションでもない。要するにどちらも戦う動機に乏しい。 隠蔽工作は所詮「隠すだけ」であって地球の施設なりなんなりに「アークスと幻創種との戦闘で」被害が出ていることは明白。またシエラの工作は肝心なときに機能していないのでどの程度安心なのかは不明。エーテルの散布はマザー・クラスタが行っており、それによって発生する幻想種の副次的被害もマザー・クラスタが行うべき。それをアークスが「放っておけない」名目で介入すればするほどマザー・クラスタがやるべき仕事を横取りすることになり、本来マザークラスタがすべき対処・想定している対処の邪魔をしていることになる。余計なお世話とはまさにこのこと。 【EP4】第三章 世界変革の声 + 第三章まとめ 【069-C】 イベントシーン【070-C】~【072-C】 待機中のベトールにオフィエルからの電話。ベトールとオフィエルの主張は平行線。マザー・クラスタの大目的よりも個人の目的を優先しているが、このあたりの「目的の不一致」は組織として致命的。そういう意味ではアークスもどっこいか。似た者同士の主導権争い。《問題なし》:ベトールが個人的に暴走しているだけで、組織内で目的の不一致から派閥争いをしている訳ではない。ただ、このような人間を何故幹部に抜擢したのかという問題はある。 「君達も俺達と同じような表情をするんだろ?人間の生々しい表情をプリーズショウミー」というベトールの台詞だが、ヘルメットやマスクで顔を隠していたり、キャストの場合はヘッドパーツによるが少なくとも「同じような表情」はしないだろう。このあたりも安藤の姿がシナリオライターの思い描く形が前提になっている。 彼の能力は「SFX」。つまり映像で用いられる特殊効果すべて、また映像撮影に関わる機材なども生成できる。CG技術によって時代遅れになり、ロートルとされた彼と彼のSFX技術が具現化したもの。大量の幻想種も「幻想種というセット」を作り出しているらしい。割と説得力はある。しかしそうであればこまごまとした雑魚ではなく、幻想戦艦大和級の兵器を出せばよいのではないだろうか?ベトールは映像のために町を破壊することに躊躇しないのでそうしない理由はないはず。その際に「カチンコ」(映像作品の撮影に使われる道具)に「CHANGE THE WORLD」と表記されている。これがベトールの作品のタイトルないし彼の能力の名称と考えられる。それっぽく訳すなら「世界変革」だろうか。「Change The World」というタイトルやフレーズは多数あることを考えれば何かが出展とは考え難いが、ベトールは体制側である。彼が無差別攻撃を行っていることからも組織に対して忠実でもなく理念に真摯でもなく、その変化・自浄を求めているわけではない。また、自己の欲求を最優先してヒツギに関係のない対象にも攻撃を加えていることからも「世界より自分」という思考であることは疑いない。このことからも、ここで「CHANGE THE WORLD」というタイトルを、世界の体制側に立って好き放題しているベトールが掲げるのは不自然。単に厨二チックなかっこよさで持ってきたにしてはあまりにもそぐわない。もしかしたら体制側にありながらも人類の変革を期待し、世界に変わってほしいと願ってあえて破壊者に甘んじていた…という持っていきかたもあったかもしれない。 エンガ登場。例によって「死んだはずの〇〇が」。EP2のゼノの帰還のセルフオマージュなのでこれ自体はむしろあるべき演出であるが、『伊月の戦争』でもやっているためワンパターン感は否めない。 マザーの指示でオフィエルがベトールを殺害。度重なる命令違反、暴力的手段によるものらしいが、ハギトは?これに関しては解決済みであるが、無責任に放逐したという点からもベトールよりハギトのほうが責任が重いはず。だがベトールは粛清され、ハギトはおとがめなし。制御ができなくなって自分で責任が取れないというのであれば、むしろいの一番に見せしめとして責任を取らされなければおかしい。ライター推しのキャラだからか? アルという争点がなくなればヒツギに身の危険が及ぶことはなくなり、オラクルはヒツギを保護する必要がなくなる。よって地球とオラクルとの対立は解消され、そのためオラクル側次第では今後関係を修復することが不可能ではない可能性も?これはマザーの出自と関係があり、後にオラクルとの和解が不可能であったことがわかるので実現しない選択肢。ただしこの時点ではマザーの正体や目的がわからないため、この選択肢が最初からないということはやはり不自然。なぜ戦う以外の選択肢がないのだろうか?たとえ結果的に戦うしかなかったとしても、平和的な解決策をオラクル側からは全く出てこない。オフィエルの要求は全く正当なもので、むしろこれを突っぱねるアークスが異常。 【076-C】 アークスシップに招かれたエンガ。地球とのテクノロジーの差に驚きつつも興味津々。シエラは後で教えてもいいとのこと。後で教えていいとか軽く言っているが、アークスの技術ってそんな安いもんじゃないような… 一応エンガはアースガイドの人間なのだが、対立する2勢力の片方に技術提供をするというのは喧嘩している子供の片方に銃を渡すようなもの、その結果がどうなるかは火を見るより明らかなのだがきっとシエラにはわからないのだろうライターがわかってないだろうし というか客観的に見た場合はシエラの動きは「技術を餌に現地組織を抱え込んで武力介入し地球を支配下に置こうとしている」ようにしか見えないがきっと気のせいだろう。 アースガイドについて。マザー・クラスタは地球の情報網エーテルインフラを一手に握っており、それを利用して世界への影響力を強めている。そんな状況をよく思わないのがアースガイド。ぶっちゃけアンチマザー・クラスタであり要するに主導権争いの内ゲバである。 「マザークラスタが地球を潰す気ならネットワークから侵入して核ミサイルのボタンを押せばいい。」とかぬかしているが下手すれば核ミサイルよりも凶悪な宇宙蛮族アークスがバックについてるアースガイドの方がヤバイ組織に見えるが気にしてはいけない。 非公式に得体の知れぬ武装組織と手を組んでる怪しい武力組織とか一般的にはテロリスト・テロ組織と呼ばれる気がするんですが大丈夫ですかアースガイドさん いずれにせよアースガイドとアークスは正式に交渉の場を持つ必要があるため、エンガはそのパイプ役として滞在することに。アークス側は安藤の模様。いくら安藤が独自行動の許可を与えられているといっても交渉役としては不適格。せめて六芒均衡などの部署の長、可能であれば司令のウルクなどそれなりの責がある人物が好ましい。というかこれだけ大きな話がヒラとヒラの間で進む辺りスケールが小さいというかそれしか書けないというか… 【079-C】~【C81C】 エンガは幼少期にデパートの崩落事故に巻き込まれ、その際にエーテル能力者の適正に目覚めたらしい。マールーのセルフオマージュと思われる。ここでエンガはアースガイドに拾われたことを語っており「金払いが良かったから生活には困らなかった」と言っているが、EP4設定資料集では「デパートの崩落事故は実はマザー・クラスタによるテロだったが、マザーやアルトロンの意図しないものだったため犠牲者の遺族に対して厚いケアを行ったことによる」となっており齟齬が生じている。 しかもこの事故に見せかけたテロも「エスカタワー建築のために土地の買収・立ち退きに応じないデパートに対して一部の狂信的な構成員が独断で行った」という頭の悪すぎる理由。 《反論》:創作において立ち退き要求に応じなければ破壊行為に出るというのは取り立てて珍しい事ではなく、あえて問題視するほどではない。しかしマザー・クラスタは敵なんです!悪いやつなんです!という印象付けにしては陳腐。一方で(自分のキャラがいる)マザー・クラスタを悪にもしたくないので「一部の狂人が勝手にやりました」と責任を押し付けて誰も悪くないやさしい世界にしてしまっている。 満を持してマトイ登場。しかし引っ張った割になんて事の無いシーンでの起用。シナリオライターが「タメ」ができないことを考えるに唐突感はぬぐえないが、マトイはEP3での主役でもあるからEP4での運用に困ってとりあえず出してみただけか? 【83-B】「怪しいアークス見つけてた!」 安藤がコールドスリープ中に怪しいアークスとの接触があったことが知らされる。また「こんなことがあったんだよ。お前には教えないけど」か。 これはテレビアニメPhantasyStarOnline2 THE ANIMATIONでの一連の物語を指している。しかしネタバレや権利関係のためか奥歯にものが挟まったようななんとも要領を得ない内容で、アニメの内容を知らない人からは何の話をしているのか分からないだろう。結局、それがなんであったのかは特に繋がりも広がりもなく、ただ突発的に配置しただけの無意味なイベント。 【083-C】「地球の導き手」 084-C~086-Cの連続イベント 【084-C】「魔人」 アースガイド本拠地ラスベガスで会談。アークスシップから転送。悪意的に解釈すると、「恒常的に人が集まるところ」「商業的に大きな価値のある施設」の地下に本拠地を作ることで人や場所を人質に取っていると言える。テロリストのやり口である。 マザー・クラスタも似たような転送技術を持っているがアースガイド側にはないもので、こうした「敵対勢力に対抗しうる技術」を惜しげもなく見せることで地球側に取り入ろうとするシエラの悪辣さ。 シエラいわく「頼まれたら断れない性分」なので、招かれてもいないヒツギをこっそり転送。「いなくなってくれ」って頼んだらいなくなってくれるのだろうか。アークスとアースガイドのトップ会談に独断で送り込むという危険な行動を取っていることに全く悪びれていない。この時点でアースガイドとの交渉が決裂してもおかしくない。まして、ヒツギは未だその立場を明らかにしておらず、最悪の場合アースガイドの本拠地や内部情報を持ったままマザークラスタに加担する可能性さえある(これは兄であるエンガの評)。アークス側だけでなくアースガイド側にとって極めて重要なコンタクトで、予定にない、しかも信頼のおけない人物を事前に知らせることなく参加させるというのはシエラの独断で行っていいものではない。 マザー・クラスタ火の使徒「ファレグ=アイヴズ」登場。ファレグは、曰く「マザークラスタといっても賛同しているわけではない」「マザーのすることもアースガイドのすることもあまり興味がない」と、積極的に勢力争いに加わっているわけではない模様。このあたりマザー・クラスタの内部での意識のズレが極端に大きい問題点が浮き彫りになる。いくら有能といっても組織の方針に非協力的な人物を使徒という格別の立場につけるべきだろうか?この辺りはアークスの「組織運営の方向性の曖昧さ」「意思決定プロセスの不透明さ」や六芒均衡の「強ければ何でもいい」「仕事は特にない」と似通っており、意図的なものなのかライターが組織を理解していないのかは判別できないが、いずれにせよグダグダであることは変わりない。順序が逆になるが、ここでファレグがアースガイドを壊滅させていれば後に起きる問題は起きなかった可能性がある。後々の展開から鑑みると、アースガイドという組織は潰せてもその首魁こそが元凶であり、いかにファレグといえども単独での撃破は難しいであろうことは伺える。あるいは安藤の実力次第ではアーデムを打倒するために利用できるかと考えての腕試しであったのかもしれない。しかし、やはり「ファレグの手抜き」によって後の悲劇的展開へと突き進んでしまったことを見るにEP1のクラリスクレイス、EP3のスクナヒメの展開をそのまま持ってきているだけとしかいいようがない。 【085-C】「覚悟が足りない」 ファレグ撤退。シエラ自慢の結界は普通に破壊される。イレギュラーだらけ。 アースガイドとの会談が漏洩している可能性もあるが会談は予定通り決行。独断で作戦を変更するシエラと、アークスに取り込まれて地球侵略の口実になっているヒツギがいる時点でアースガイド側も拒否するのが最もリスクが少ない選択肢だと思われるが……。アースガイド側はこの時点ではマザー・クラスタ相手に絶賛大苦戦中。また、この後の展開のためにアークスに取り入ってマザー・クラスタを打倒・弱体化を図る必要があったのでなんとしても会談をしたいという理由があった。そのためリスクを犯してでもアークスとつなぎをつけたかったというのは何ら不自然なものではない。一応シエラが慎重な意見を述べているので(お前が言うなとは思うが)おかしいということではないのだがそこまで逼迫している雰囲気があったかというと微妙なところ。神の視点から物語が展開しているため、ありていにいってしまうと動機づけが弱い。 【086-C】「アースガイド指導者、アーデム」 アースガイド指導者アーデム=セイクリッド登場。華野カゼ名義サークルムラクモ発行の同人小説「セネト」の登場人物にサラ=セイクリッドという名前があり、この流用と思われる。一応フォローしておくと、セイクリッド(sacred)は「神聖な、崇高な、侵しがたい」といった意味があるので名称としてはおかしなものではないということは付記しておく。「別の宇宙から来たアークスとの邂逅は感慨深い」という発言に対し、ヒツギは「色々ありすぎたのと普通に話していたから意識がなかった」とのことだが、デューマンはまだしもゴリゴリに角ばったキャスト相手に「普通に話していたから意識がなかった」は流石に適応しすぎか。微妙なところだが「安藤がライター側で限定して描かれている」とも取れる。 アーデムの話では「アークスとアースガイドは以前から極秘に連絡を取り合っていた」。どの程度前からアークスとアースガイドの協力関係があったかは不明だが、言い換えれば「アークスはアースガイド側に肩入れしていた」=地球の内戦に外的勢力として介入していたことになる。これはいつものアークス絶対主義の問題の一つである。マザークラスタとのコンタクトは行ったのか。両者にアプローチした結果マザー・クラスタとは破談になって敵対したのであればアースガイドに肩入れする理由にはなるが、そもそも内戦に武力介入する必要はない。地球のありかたは地球が決めるべき。宇野氏の描く物語は常に一方からの視点しかない。 この時点でもまだマザークラスタの目的は掴みきれておらず「アースガイドを壊滅させた後、抵抗勢力のなくなった地球を完全に征服」までは概ね見据えているようだ。だが、現状マザー・クラスタの治世に何か問題が生じているだろうか。確かに全世界の権力・権益が一転に集中しすぎているのは望ましいことではないが、現状マザー・クラスタの方向性は人類が豊かなほうに進んでいっている。地球に外的勢力を引き込み、地球を混乱に陥れようとしているのはアースガイド側である。情報が前後するが、結論からするとマザー・クラスタの方向性は世界平和や全人類の幸福ではなかった。おそらくオラクル側との全面戦争は避けられず、『人類滅亡だよ!』という結末も充分に考えられた。しかしこの時点ではマザー・クラスタの真の目的はわかっておらずプレイヤー側は判断材料が少なすぎてそこまで肩入れする理由にはならない。とにかくひたすら「マザー・クラスタは悪なんです!」「アースガイドは正しいんです、それに協力するアークスは正義なんです!」と思考停止を迫っている。 なお、エーテルはフォトンと異なり「技術の習熟と同じ」で、訓練によって段階的に適正が上がっていくことが語られる。フォトンは適正がないとそもそも扱えず、習熟しても段階が上がることはない。エーテルとフォトンは根本的には同じものなので、これは肉体的な特性と思われる。ということは、地球人を解析すればアークス側にフィードバックして「フォトンを扱う能力がない人」にフォトン適正を付けることも可能になるのでは?結構大きな事だと思われるが。といってもこれは設定の話なのでシナリオに絡まなくても何の問題もない。 【089-B】「アースガイドの活動」 アースガイドの成り立ちは「超常の脅威から人知れず人々を守る」というもので、あくまでも人類を守ることであり特定の勢力に肩入れすることではなかったらしい。現在は紛争や対立の仲介として表に出てくることも多いようだが、本来の役目ではない。しかしそうは言いつつマザー・クラスタと対立し、あろうことかアークスという外部の武装勢力を招き入れている。確かに最終的にはマザー・クラスタの真の目的は人類滅亡の引き金にもなりえる話だが、この時点では彼らはただの反体制派のテロリスト。なぜそうなるのかは不明。宇野ドミノ。 【EP4】第四章 哀しき再会 + 第四章まとめ 【090-C】「哀しき再会」 091-C~096-C連続イベント 【091-C】「マザー・クラスタの襲撃」 ラスベガス本部は何度かマザー・クラスタの襲撃を受けているが、地下深くにあるため正確な場所がつかめず大規模な攻撃を行ってこないのだという。やはりアースガイドは人と施設を前面に出して地下に立てこもっていたようだ。となるとマザー・クラスタは人命を優先して手を出さずにいた人道的組織では……? 【C93-C】「虚ろな姿」 コオリ(マザー・クラスタ版)登場。 【094-C】「間違った再会」 ヒツギとコオリの再会。コオリによると「ヒツギは操られている」「ヒツギを救いたい」とのことで、マザー・クラスタによるマインドコントロールを受けている模様。「コオリも具現武装を…それに何、その禍々しい姿…」「グラムだよ、わからないの?」わかるわけがないだろ。このあたりの「相手がわかって当然、どうしてわからないの?」というのは宇野のシナリオそのものを端的に示している。自虐ジョークなら大したものだが、自分でネタにしながら改善しないというのは分かっていないのと同じではないか。 神話由来の想像の産物を(少なくともそうと分かる特徴がない限り)分かれというほうがおかしいのだが、このおかしさがコオリの内面の狂気を示しているかもしれない。ヒツギへの「自分を理解してくれる」という依存性が膨張しきってしまい、自分の全てはヒツギと共有していると認識しているため。これと似た特徴が宇野リオにも見られることからも、宇野氏も同様の狂気に囚われている可能性が……? 【095-C】「偽物の覚悟」 オークゥ、オフィエル撤退。相変わらず「確率」を理解していないオークゥ。実現の可能性が何パーセントと分析したところでそれを100%にするか0%にするかは別の話。確率を上下させるためのリソースや不確実性へのリスクマネジメントの話が出てこなければ何の意味もない。バカが『俺って頭いいぜ』的な気分で語ってるだけ。数学的には「確率」とは「確からしき割合を百分率で示したもの」であり、100%を超えるのは「乗客率」や「価格」のように整数が「1」という基準として上下する場合。または端数の切り上げ/切り捨てによって合計値が誤差の範疇で100%を超す/満たない場合もある。しかし、多くでは1を整数として「倍」を用いる(乗客率や給与、有効求人倍率など)。そのため「120%ありうる」「200%ありえない」という確率の話では、そもそもない。可能性や確率が100%を超すのはそのくらい絶対だよという慣用表現。そうした正しくない使い方をするキャラクターにツッコミを入れるというのであればまだしも、「数学の天才」とかなんとかいう触れ込みのキャラが率先して使うものではない。キャラクターはライター以上の知性を持ちえないことがよくわかる例だろう。 【096-C】「アルの覚醒」 アル、ヒツギのピンチにダークファルス化最終的には整合性のある形にはなっているものの、この時点においては散発的に投げ置かれた情報の断片だけしかなく「いつの間にかそうなっている」の印象が強い。まずアクションがあってから後で説明といういつもの宇野リッシュ。 《補足》アルは物語の冒頭で現れた謎の黒いモヤにヒツギが侵食され、安藤が中和している最中にPSO2から緊急脱出した直後に現れた。当然何かしらの秘密があることは明らかだが、全く脈絡のないものではない。だが黒いモヤ、アルの情報に関しては情報の更新・開示がなされておらず「何かある」以上のものはなかった。アルの肉体の構成や、黒いモヤのその後の情報があればまた違ったのかもしれないが、ここで「実はダークファルスでした!」とするのはどう擁護しても唐突。後出し設定では物語の先を想像する楽しみは得られない。 【098-B】「適材適所な仲間達!」 ナベリウス氷原。ヒューイ(EP4)と再会。ヒューイによると、地球への対応でオラクル船団の調査対象となっている各惑星の対処が手薄になってきているらしい。よその庭に上がりこんでいって自分の庭の手が足りない、というアークスの目的は地球侵略としか言いようがない。曰く「どちらが優先ではなく適材適所」とのことだが、安藤は対ダーカーの最強兵器と言ってもいい「ダーカー喰い」の能力があるため、むしろ既存惑星の防衛のほうが向くのではないか? ヒューイは「『オレ達はこちら、キミ達はあちら』と役割分担しながらもお互い協力していくことが大事だ」と語る。確かに協力は大事だが適材適所とは程遠い人員配置では。 【099-C】「ヒツギの行方」 マザー・クラスタの本拠は「月」。すでにアースガイドも所在を掴んでいたが、地球の技術では手出しできなかった。アークスの技術があれば可能だという。裏を返せば地理的制約という絶対的なアドバンテージを持っていたマザー・クラスタとのパワーバランスを、アークスが介入したことで崩壊させたということ。この異常な組織をシナリオライターは何とも思わないのだろうか? 【C100-C】「心の行方」 オフィエルがマザーの目の前で「代弁」。返答に詰まったマザーへの助け舟として「できないことをできると代わりに嘘をついた」とするか、後々マザーの立場が悪くなる可能性を持った出しゃばりなのかは判断が分かれる。いずれにせよアラトロン以外のマザー・クラスタは誰も彼もが組織のため、マザーの目的のためといった集団意識を持ち合わせていないらしい。マザーは地球にエーテルとエスカ技術という人類の革新をもたらした存在のはず。もうちょっと尊重されてもいいような…。 オークウ&フル、「マザーのお陰で私は文を極めた」「マザーのお陰であたしは数を極めた」とのことだが、宇野の文章力の範囲内で「極めた」のがどの程度のものか興味は尽きない。生み出されたキャラクターはライター以上の知性を持ちえないということを如実に表してくれる好例だろう。 【C101-C】「居場所が欲しかった」 【EP4】第五章 覚悟 + 第五章まとめ 【103-C】「覚悟」 104-C~107-C連続イベント 【104-C】「月の施設」 月の地表、謎の施設に潜入するエンガと安藤。元々は地球にエーテルインフラの整備のために用いられた施設で、各国の協力の下で建造されたらしい。エーテルの散布が終わった後も資材の運搬が行われていたが、その用途は不明。別にこの点は問題ではないし、もともと罠であったためにルートが割れているのもおかしくない。しかし始まるなりもうくだんの場所、というのは唐突。潜入前やイベントエリア前までの道程をすっ飛ばして「見せたいシーンに直行」というのはあまりに性急では。 【105-C】「繰り返す回廊」 【106-C】「立ちはだかるは、日と月」 フル&オークゥ戦。 色々と設定はつけたもののゲーム的には落とし込めていない模様。文章や数学と特に関連性のない能力で戦うことになる。彼女達はその能力から言っても明らかに直接戦闘向きではないのだから、「戦う」以外の選択肢があってもいいのではないだろうか。そのあたりの戦術や戦闘以外の選択肢を提示できないところが宇野のシナリオの限界。戦うしかできない(ほかの選択肢を模索したわけではない)、真正面からぶつかるしかできない。《問題なし》:無限ループに閉じ込めるという戦う以外の選択肢を取った上で、それが破られたから戦う事になったのだし、そもそも彼女たちが弱いという設定は無い(正直さほど強くもなかったが) 《疑問点》:物語的・数学的に無限ループになるものというのはそう珍しいものではないので、彼女らの能力で無限ループに陥れていたというのは分からないでもないのだが、それがどのように働いたのかという説明の部分はまるごと抜けているため、「無限ループにできたからできたんです」という思考停止を迫るのはいささか疑問が残る。デタラメ気味であっても数学的・国語的な理由付けで無限ループを解説していないというのはやはり知恵比べ・騙し合いとしては稚拙と言わざるをえない。 【107-C】「囮」 自爆する月拠点から脱出する安藤達。エンガが持っていたワープアイテムで脱出。いつの間にか持っている。いつの間にかそういうことになっている。地球の技術ではできないんじゃなかったのか。 《問題なし》:転移が出来ない等と言っていない、準備が必要と言っただけで、その準備というのが転移先をあらかじめ登録しておく事だと思われる。 オークゥとフル、「自分たちだけがわかっていればいい」。宇野じゃあるまいし自分たちだけ納得されても……。「わからなかったんじゃなく、てめえらが理解を拒んでいただけだ、阿呆ども」。宇野の自虐だろうか?彼も自分の物語が面白くないと理解することを拒んでいるだけなのだろうか。 【109-C】「マザーの策略」 オラクル側に侵入してくるマザー・クラスタ。アークスシップのセーフティでやられていくアークス。《問題あり》:そもそもリミッターって何?アークスの私闘を禁止するためにシップ内では戦闘ができないようにセーフティがかけられている。管制が正常に働いていればリミッターを解除することもできるらしい。しかしこれがどのように作用しているのかは不明。それが絶対令のようにアークスとなる際に改造されるものなのか、アークスの武装に搭載されたものなのかがわからない。マトイはこれを無視してテクニックを発動した実績があるので、フォトンリアクターが機能していないということではない模様。マトイは出自の関係でEP1の時点で可能だったが、安藤ができるのは謎。守護輝士だからいいんです、という思考停止要求なのかもしれないが、仮にそうであったとしてもEP3の時点でマトイは通常のアークスとして認定を受けているので、ほかのアークス達同様に「アークスシップ内戦闘禁止」の規約に沿うように改造なりなんなりがなされてなければならない。 そもそもアークスシップにはかなりの数の「不審人物」が入り込んでいる。EP4が始まる前の時点でもすでに確認されていたのだから、このリミッター自体何の意味もない、アークスが反乱や暴動を起こしたといった描写は皆無。仮に起きたとしても絶対令があるので無力化は容易。 【110-C】「その願いは、叶わない」 【111-C】「ぼくが引き受ける」 ヒツギの部屋からPSO2を介してアークスシップへ転位する安藤。ESCAのゲームであるPSO2を介してオラクルにアクセスできるのは前々から何度も描写されていることや、シエラがエンガとの雑談でPSO2の入ったゲーム機を解析したりといった布石はちゃんとあるので「八方塞がりのピンチにまさかこんなところから!」という展開は秀逸。SFCの名作「ライブ・ア・ライブ」でもコーヒーメーカーからラスボスに挑むので荒唐無稽な展開でもない。しかし安藤はいつの間にこんな能力を得たのだろうか? 【112-C】「守護輝士」 アラトロン、オフィエル撤退。アルはマザーに吸収されて消滅。そもそもアルの体組織はどのような構成をしているのか。おそらくはダーカーと同様のフォトンの集合体と思われる。このあたりは過去にアルを解析しようとしたところをマザー・クラスタに妨害していることからも「匂わせ」はあったものの、そこから踏み込むことなく正体を明かすところにスキップしているので唐突感は否めない。 コオリ「あれは神代三剣の一つ、天叢雲!」なんで分かるんだよ。 マザーはシエラを姪孫(てっそん=兄弟姉妹の孫を指す言葉)と呼び、シエラがアークスシップの管制を取り戻す際にはマザーシップ中枢部のようなビジョンが浮かんだ。このことからマザーシップに直接かかわるような重大な秘密を持っているようだが特に説明なし。この姪孫ネタはこの後も幾度も出たが、結局PSO2のメインストーリーが完結しても未回収のまま。ワザとらしく「何かありますよ!今後の展開に注目してください!」と、くどくどとこれ見よがしにしつこくアピールしてシエラのプレミアム感を煽っただけで終わっている。「シエラは特別なんです!特別ったら特別なんです!」とだけ連呼しても何の意味もない。むしろ「ライターの推しなんだな」と思われるだけで、シエラの異常な専横を冷たい目で眺められるのが関の山。持ちキャラ・推しキャラの依怙贔屓やゴリ押しはどのジャンルでも歓迎されない。 【116-C】マトイとの再会 アークスシップ内でマトイ(EP4)と再会。イレギュラー同士がアークスシップで共闘というピンチの場面での盛り上がる再会にしてはあまり引っ張らなかった。 【118-B】魔人、再び 119-B→戦闘→120-Bの連続イベント 【119-B】気まぐれな魔人 ラスベガスに来ているヒューイと組んでファレグと対戦。ナベリウスなどの既存惑星うんぬん言っておいて結局地球に来ている。適材適所どうした。 【120-B】努力の賜物 ベガス・イリュージアを一人で倒し、安藤&ヒューイですら倒せないファレグ。彼女がいれば幻想種の対応もできるだろうし、パワーバランスを崩し地球に土足で上がりこむアークスは不要なのでは?アースガイドはアークスを引っ張り込むよりマザー・クラスタと和解する方法を模索しなかったのはなぜだろうか?この時点では明らかにはなっていないが、アークスとマザー・クラスタが協力できない理由やマザー・クラスタとアースガイドが協力できない理由はちゃんとある。ちゃんとあるのだが先の展開からそうしたアプローチは結局は上手くいかない。だからそうした描写がされていない、という理屈になっているのだろうが、それはあくまでも後々の話であり神の視点からのことであって、、この時点で(これまでの時点でも)「マザー・クラスタとアースガイドの間を取り持つ」という選択肢を絶対に提示しない理由は我々読み手からはわかりようがない。だからこのような疑問も出るし、武力交渉以外の選択肢を持たない異常な組織とも思われてしまう。「どうせ失敗するから無駄だしいらないよね?」ではなく、アリバイ作りのために失敗するという無駄が必要ということ。 【118-D】壊世の原因 アムドゥスキアに懐世地区が発生。アークスシップ襲撃の影響ではないかという話だが、このあたりの話は特に解明されず。エーテルとフォトンが融合するとお互いの長所を強化しあうような描写が各所に見られるが、なぜアムドゥスキアなのかは不明。また、ナベリウス壊世地区の発生は【深遠なる闇】の出現で強化されたダーカー因子が原因。 であればアニメPSO2で惑星リリーパに橘イツキ達がダークファルスと交戦したことで惑星リリーパにも壊世地域が発生しているはずでは? リリーパ周りの話。マトイがなんの話をしているのかわかりにくいが、これはPhantasyStarOnline2 The Animationの顛末のこと。 アニメが尻切れトンボ気味に終わってしまったため、その補足であることは間違いないだろう。しかしアニメ側で肝心の部分がボカされたまま終わってしまい、一方ゲームのほうでもつながりがなく唐突すぎて意味不明。アニメのネタバレになってしまうのでゲーム内では語りづらいところではあるが、そこが説明できないのであればそもそもつなげなければ済む話。 【121-C】アルの正体 ヒツギ、アルを取り戻すと力強く語るが「アルは吸収された」だけで「消えたわけじゃない」という根拠は?方法は?(よくある無鉄砲な理論なのでこれ自体は問題ではない) シエラとアーデムからマザーの正体が詳細に明かされる。マザーの正体とは全知存在(アカシックレコード)シオンのコピー最初の個体。コピーといってもEP2でシオンのコピーは全部失敗に終わっていることが語られているため「シオンコピーの失敗作」。それらは制御できず、亜空間に放棄するしかなかったのだが流れ流れて地球にたどり着いたというもの。そのためフォトンとエーテルが酷似している。※EP5先取りになるが、シオン=アカシックレコードではないことが明らかになった。アカシックレコードはハードディスクのようなデータの集合体でしかなく、シオンはOSのようなもののようだ。ルーサーが欲したのはシオンそのものではなく、アカシックレコードに接続できるシオン、つまりハードディスクとOSが一体となったPCがほしかったという解釈か?しかし、EP5で「フォトンとはアカシックレコードへ観測情報を送信している端末」であり「フォトンジェネレータやアークスはフォトンからアカシックレコードに限定的にアクセスしてエネルギーを発生させている」という設定も付け足されているため、フォトン≒エーテルであるとすればエーテルもアカシックレコードにアクセスしていることになる。エーテルのエネルギー発生効率が低いのはシオンの劣化コピーだからであることはおかしいところはないが、マザーはシオンとほぼほぼ同じことができるということになる。エーテルに設定を盛りすぎたためにあちこちでややこしいことになっている。ちなみにこのデータの集合体や管理者などの設定は宇野が特に影響を受けているといわれる「Fateシリーズ」の「Fate/EXTRA」で使われている月の聖杯「ムーンセル」と酷似している。ざっくりと説明すると、ピエール=シモン・ラプラスの「決定論」における「これから起きるすべての現象はこれまで起きたことに起因する。ある特定の時間の宇宙のすべての粒子の運動状態がわかれば、これから起きるすべての現象はあらかじめ計算できる」という理論だが、実際のところ「ある瞬間におけるすべての物質の力学的状態を知ることができ、かつそれらのデータを解析できるだけの能力」を持つものは存在しない。だが、このムーンセルは地球で起きるすべての事象を記録した媒体であるため、これを制御できるものはこれから起きるすべてのことがわかり、それを回避、または実現するためにはどのように事象を操作すればよいかを理解できる。よってこれは望むままの未来、つまりあらゆる可能性を実現しうる「万能の願望機」として機能する・・・…というもの。 アルの正体はダークファルス物語冒頭で登場した謎のダーカーがヒツギを取り込もうとしたが非実体のアバターだったことと安藤がダーカーフォトンを中和したため「エーテル体で構成されたダーカー因子のないダークファルス」になったらしい。しかしダークファルスは「入れ物」がなければならないし、実体のないアバター体でもその代用になるのだろうか。また、エーテルがオラクル世界にも散布されているのだろうか?そもそもヒツギ達のアバターはどうやって・なにで構成されているのか?なぜかはライターの「そうなるからそうなるんです」という理屈で思考停止するしかない。マザーに吸収されたことで安藤やヒツギとのつながりが薄くなり、ダーカーの本質だけが残っている状態になっている(らしい)。 【122-C】闇の幻想 123-C~126-Cと戦闘の連続イベント 【123-C】悪意の具現 ラスベガスに新たな幻想種が出現。「組成は幻想種寄り、パラメータはダーカー寄り」というハイブリッド「エスカダーカー」が誕生。発生のプロセスがダーカーと異なる幻想種とハイブリッド化するプロセスが不明。架空の粒子で整合性がどうのという話はナンセンスだが、「なんか知らんけど合体しました」「根本的に同じエーテルとフォトンだからできる」という思考停止であることは変わりない。 【124-C】悲痛なる強襲 エンガによると以前にも地球にダーカーが出現して大騒ぎになったことがあったらしい。(PhantasyStarOnline2 The Animationのこと?)「なんにでも侵食する」「神出鬼没で無尽蔵に出てくる」という特性に危機感を持ったようだが、なぜ今初めてそれを言うのか。「聞かれなかったので言わなかった」で重要な情報を後出しするのは下策中の下策。聞けるなら聞いてる。 その時は地球にはフォトンがないためエーテルに適応できず、数が少なかったためアークスと協力して撃退できたが、今後はエーテルに適応したダーカーが出現するなると対応できなくなりかねないらしい。そういう前例があるなら当然そうした可能性に対して対策をしていなければならない。シエラは当然知っていただろうし、重要な情報を隠蔽したまま作戦に従事しろというのはアークス戦闘員を道具とすら見ていないとしか言いようがない。EP3でシャオが「情報はオープンにしていく」と言っていたが、全く実行されていないことは明らか。あるいはシエラが意図的に止めていた可能性もある。いずれにせよこの組織はマトモではない。 【125-C】正気と狂気の狭間で 【126-C】制御外のものは マザーはエスカダーカーを制御できているというが、破壊活動も制御してやってるのかとアラトロンがチクリ。即座に制御できてないことがバレてしまう。このあたりはあえて言ってほしくないことを指摘することで「素直になれず強がってみせるA」に対し「頼ってほしいB」というキャラクターの性格を説明するとともに、AとBがそれだけ親密な仲であるという図式を見せている……と良心的に取るべきか。 「マザーはフォトナーに対して激しい敵意を持っているが、地球のものに対しては慈愛を持っていたはず」アラトロンとオフィエルはフォトナーの存在を知っているということは、マザーの真の目的「フォトナーへの復讐or自身の有用性の証明」も知っている可能性が高い。のちにマザー・クラスタとアークスは和解できないことが説明されているが、これは他の要因も関係していることも考えれられるためこの時点では考えないとして、アークスが明的に介入してくるまでのマザー・クラスタは「地球のための組織」であったと考えられる。アースガイドは「マザー・クラスタ中心の地球が気に入らない」という主導権争いのためにアークスを招き入れたということで確定。地球に禍根を招き入れる結果になった。マザー・クラスタとアースガイド。どちらが地球のためになっているのだろうか? アラトロン「ベトールをチョメチョメしたのはマザーの命令ではない、でなければハギトが無事な理由がない」《問題なし》:ライターの推しメンだからシナリオライターはこれまでも一部キャラクターを、物語や組織の整合性を放棄してでも厚遇してきた実績がある。過去には「40年前に組織がガタガタになるほどの敵をやっとの思いで封印したのを個人的な理由で解き放った」アークスを罪に問うこともなかった。「余計なことをして超危険な全自動大規模破壊兵器を作り出したけど手に負えなくなったから放り出した(しかも悪びれてもいない)」ものをおとがめなしなんていうのは今更。 ベトールが必要な犠牲でハギトが必要な犠牲でない根拠は? 【127-B】エスカダーカーの出現 エスカダーカーはダーカーフォトンとエーテルの融合で、既存幻想種とも既存ダーカーとも違う能力を持っている。具体的には説明なし。アークスも対応するけど足りなさそう。人んちに上がり込んで好き放題やっといて助けてくれというのは図々しいのでは?《問題あり》:なぜフォトンとエーテルが融合すると強くなる?フォトンもエーテルも根本的には同じものなので融合することは不可能ではないが…。 《問題なし》:雑種交配、よく言えばハイブリッド。フォトンは適正さえあれば幅広い用途に使えるが、先天的なもののため適正がなければそもそもフォトンを扱うことはできない。エーテルは出力が弱いものの情報伝達能力に優れる一方、適正は後天的なものであり習熟して習得することができる。その両者がプラスに働けば、ありえない話ではないただ、理屈や整合性云々は問わないとしても、そうした記述が一切ない点はやはり問題。「エーテルとフォトンが融合すると強くなります!理由はライターの頭の中にだけあります」では説得力もへったくれもない。 【127-C】コオリの笑い方 【127-D】シエラの切実な悩み シエラは胸部装甲に不満。「分かっていても言わずにはいられないことが人と同じであるあかし」という。つまりハイキャストは備品ではなく「第5の種族」であると考えるべきか。しかし度重なる越権行為、独断での作戦指揮、覗きが趣味と異常行動のオンパレード。これのどこが「人と同じであるあかし」なのか。 バストの悩みは女性の永遠のテーマではあるが、「巨乳がいい」という価値観は貧乳が無価値であるかのような「価値観の押し付け」にもつながりかねない。胸のサイズで大げさかもしれないが、宇野シナリオではこうしたことはよくある。クロトやアザナミでやったNPCを自分の主張の代弁者にするという「NPCの私物化」の癖は治っていない。 また、うっすらとではあるがここでも「プレイヤーの年齢や種族を限定している」部分が見られる。そもそもこの質問自体セクハラになるし、そもそも同じ貧乳キャラクターにとっては喧嘩を売ってるようなもの。まして角ばったキャスト相手からは「箱に何言ってんだテメー[゜Д゜]」と言われてもおかしくない。 エステ行けばいいんじゃないか?という意見もある。基本的にNPCは見た目が変わらないものだが、フランカや3代目クラリスクレイスような例もある。絶対皆無というわけではないだろう。 【127-E】自称ではない肩書を! 守護輝士(ガーディアン)うんぬん。安藤とマトイだけが持つ肩書で、六芒均衡は「アークスとしての判断」で動くものに対して「個人の判断(で動いてよい)」という一種の許可証のようなものらしい。だが実際は絶対王者シエラの言いなり。ラジコン。 【128-D】司令直々の確認 【EP4】第六章 想いのかたち + 第六章まとめ 【129-C】想いのかたち 【130-C】~【134-C】と戦闘の連続イベント 【130-C】思い出を守るために 【131-C】マザーのために 【132-C】友達になるために 刀を大上段に振り上げたヒツギをどうやって引き留めてる?キャラクターの身長によって演出が異なって見えるので仕方ない。背の高いキャラなら手をつかんでいるようにみえるが、背の低いキャラだと違和感が出る。この辺りは演出上仕方ないか。 「天叢雲」に安藤がパワーを注いでコオリを救出するが、安藤の能力はあくまでも「ダーカー因子を取り込む」のであって、力を与える能力はなかったはず。いつの間にかこのような能力を与えられており、当たり前のように使っている。この能力はEP5でも用いているため布石のつもりかもしれないが、その布石自体が「いつの間にかそうなっている」という前提で生まれているので思考停止して「そういうものなんだ」と解釈するしかない。 【133-C】傲慢と、愚かさと ビルの屋上でオフィエル、誰も見てないのにあたふたと一人芝居。インパクトを言葉だけで端から端まで一人で説明しようとするとこうなる。こういう時は「驚き役」ないし「聞き役」を配置し、解説役の話を聞く≒プレイヤーに起きたことを説明すると自然になる。誰も聞いていないところで一人でやったところでインパクトは伝わりにくい。《問題あり》:「伝承にある通りの浄化の力がそのように具現化したのか」というセリフがあるが、浄化に関する伝承はない。ヤマトタケルは草薙剣を置いて荒神(所説あり)退治に出陣したため毒や病を受けて命を落としてしまう。しかしこれは「神剣の加護を失ったまま出陣したため」という解釈が多くされておりヤマトタケルが亡くなる直前に草薙剣を呼んで息を引き取ったという記述はあるが、「毒を受けたが草薙剣があれば浄化できた」という意味とはとらえにくい。といってもこれは現実世界での伝承であり、それをひねった解釈をしたと考えれば辻褄はあう。しかしこのあたりの説明はなく、プレイヤーが勝手に解釈するしかない。 ファレグ=アイヴズ登場。「自らを支配者であるべきという傲慢さと愚かさの共存した」オフィエルをチョメチョメするつもりだったらしい。しかしこうした実力行使で何かを排除するということは彼女なりのあるべき世界のビジョンがあるはず。これはのちに譲るが、プレイヤーを中心としたさまざまなキャラクターが織りなす物語に能動的に介入しながらフィクサーとして暗躍し、自らは無責任を装って「美味しいところを持っていく」という物語展開は宇野氏の物語の骨子となっている。 【134-C】月の変異 【136-C】責任というもの アラトロンとマザーの過去話。12年前=マトイが【深遠なる闇】になりかかったのと同時期にマザーが目覚めたようだが、この辺の関連性は特に語られず。 【137-C】変貌した月の姿 コオリ、マインドコントロール状態で敵対していたことを謝罪。延々とエロ妄想で話の腰を折る。決戦を前に話の腰を折って盛り上げない点や唐突なエロをねじ込むライターの悪癖。 シエラ「場所も目標も目的もはっきり決まった」目的地:月……どこにあるかわからない場所。敵の本拠に少数で突撃するのに前情報なし。目標:マザー……マザーはマザー・クラスタの首魁であり、現在のエーテルインフラは彼女あってのもの。それを打倒するのは地球の発展を阻害しかねない。アークスがすげ変わるから構わないのだろうか。目的:アルを取り戻す……すでにマザーに吸収されて具体的な手段はなし。目的地も目標も目的も全く不透明な状態でどうするのだろうか。どうせ安藤がやるので自分は大まかなプランを立てただけ? 【138-A】サモナー許すまじ! イオとカトリ、バウンサーとブレイバーの宣伝活動。EP3開始と同時期に実装されたサマナーは(かつてバウンサーやブレイバーが実装されたときと同様)強力なクラスである。それに対してかつての人気クラスが臍(ほぞ)を噛んでいるという話はあるだろう。また、カトリの「追いつめられるとやる気になる」、イオの「お願いされると断れないお人よし」という姿を見せるという点では無意味なイベントではない。しかし宇野シナリオの特徴である「前後の脈絡がない」「唐突で単発」に当てはまり、物語も終盤に差し掛かったこのタイミングでなぜこのイベント?そもそも物語に関わってこない新クラスのアピールやセールスはストーリーでやるものではない。個別でやれば済むだけのこと。 【138-B】リサとコオリ リサ「有事の際にはシップ内でも発砲許可が下りるようになった」。そもそもそうなってなかったほうがおかしい。また、『有事』は誰が指定するのか。ついこないだシップの管制を乗っ取られてなにもできなくなったのではなかったか。 コオリの洗脳は解けたという認識はされているが、マザー・クラスタから何らかの紐づけをされていてもおかしくない。そのためコオリが引き続き監視対象であることはおかしくないが、安藤がいるからといってアークスシップ内を拘束もされずに闊歩できるのはやはり違和感がある。また、このイベントのリサのようにアークス側から危害を加えられることは想定するなら、アークス側のためにもいコオリのためにも監視であり護衛がいなければならない。アークスはそうした規則や信賞必罰に極端に疎い。常にアークスの視点だけが正義。 【138-D】雑談は踊る アークス上層部会議。一応「トップに権力が集中してるディストピアじゃないですよ」的アピール。上層部とは一体何か。構成員は?権限の範囲は?意思決定のプロセスは?六芒均衡が集まってワイワイするだけなら今までと何ら変わりはない。どうあっても思入れの強い『六芒均衡』を残したいというライターの強い決意が伝わってくる。 【138-E】ビリーブ・ユア・ラバー 安藤とマトイ。マトイの「体は浄化できたけど」というくだりは前述のアニメPSO2のこと。これまた唐突。すでに前回取り込んだダーカー因子の話はしているし、ここで言及する必要は特にないはず。安藤やマトイが再び【深遠なる闇】になるとかそういう兆候はないわけだし、くどくどと同じことを繰り返しているだけ。 ピエトロ「マイフレンドと伴侶さん」そこまで神経質になる必要はないかもしれないが、もう少し言いかたはなかったのか。「安藤のキャラクターがシナリオ側で限定されている」ことの裏付け。この流れでは「安藤とマトイは対等で恋愛関係が可能」としての扱いだが、男性であってもすでにパートナーがいる設定であったり、女性であったり、老齢で「孫娘とおじいちゃん・おばあちゃん」として交流している場合は?オネエキャラで「同性で家族」として見ている場合は?そして「キャストとして性の対象として見ていない」場合も想定されていない。マトイとのカップリング強要のためにキャストの設定をゆがめて「元人間」とした可能性すらある。 言葉で意志疎通のできないペットとの交流は考えさせられるものはある。人と人は言葉があるのだから、大事なことはちゃんと話さなければ伝わらない、ということなのだろう。宇野もプレイヤーとちゃんと話そう。 やはりなぜこのタイミングで?という疑問は残る。メインストーリーは今から月へ乗り込もうという佳境なのだが、なぜかそこで盛り上がりの腰を折ろうとする。宇野の悪癖だが、このように盛り上がってきたところで水を差してスベらないよう予防線を張るのだが、結局それで盛り下がってしまう。盛り上げることができないからなのか、あるいは照れなのか。いずれにせよ今このタイミングでコミカルなシーンを入れるべきかどうか。 【139-B】アーデムの雰囲気 【140-C】親友二人 規模が大きくなりすぎて実感がわかないコオリにヒツギ「正しいのか間違っているのか当事者の自分たちにはわからない」「(善悪は)重要じゃなく、意志を持っているかどうか」。(意味が分からないので解読できる人頼む) 客観的な善悪で判断するのではなく、自分がやりたい、やるべきだと思った事を貫けという意味 【141-C】最終決戦の準備 「人類がさらなる進化を迎えるため必ず勝たねばならない戦い」「乗り越えるだけではまだ地球人の力だけでは足りない」という理由からアークスとの協力を改めて確認。外的勢力に依存して人類の進化や地球の未来が決められるのだろうか。「自分の力ではどうにもならないのでお願いします」という他力本願は宇野のシナリオの本質。すべてこれ。 アーデムが事実上の「次の地球側の代表」といったポジションにすでに収まっている。むろん、アースガイドの指導者として世界中とのパイプを持っている以上は当然の人選と言えるが、しかし今なお地球の主勢力であるマザー・クラスタに敵対する彼らは「暫定政府」である。アークスの介入は地球の内戦を悪化させ、現体制を転覆させるという目論見を持つテロリストグループとの協力関係にあるといっていい。マザーの出自からアークスと地球の主勢力マザー・クラスタとの敵対は結果的に事実であるが、もっと慎重なアプローチであればどうだったろうか。傍若無人に踏み入って好き放題ふるまうアークス達が、ともすれば獅子身中の虫を助けて増長していく姿を好ましく思ったろうか。これはアークスの暴挙の結果と言わざるを得ない。 【EP4】第七章 母なる願い + 第七章まとめ 【142-C】母なる願い 【143-C】~【148-C】連続イベント 【143-C】不動の土 マザー・クラスタ本拠地内部。突入シーンなどは一切なし。いつもの「書きたいシーンだけしか書けない」悪癖のため、突入直前~出発~突入シーンがごっそりカットされている。月の本拠がどのようなところにあるのか、どのような手段で乗り込むのか。そういった舞台装置も盛り上げる一つの要素であるはず。 拠点内部では酸素や重力も地球上と大差ない。「アークスがダークファルス【巨躯】と戦う時に展開しているフィールドと同じ技術なのかもしれない」らしい。月の本拠がそうである理由は不明。別に六分の一の重力でも良いのでは?月の本拠が戦闘エリアとして想定されているとは考えにくく、移動や資材運び込みなど地球上に比べて重力が軽いことによるメリットは少なくないはず。《問題なし》:戦闘になることが予測されたため話が前後してしまうが、この直後に土の使途アルトロンとの戦闘になる。アークスが介入してきた時点で月の本拠で戦うことは当然想定されていただろうし、それに備えて彼が戦いやすいように環境を整えていても不思議はない。しかし、そうであるなら酸素を止めたり無重力状態にして無力化すれば労せず倒せたのでは?という気もするが、それを言い出したらゲームが成立しなくなってしまう。ここは戦って雌雄を決するというアラトロンの心意気を汲んだとしよう。 【144-C】運命の果て アラトロンの男気イベントだが、他のキャラクターと絡みが少なく重みに欠ける。「カッコイイ敵役」ポジションなのだろうが練り込みや描写が薄いことは否めない。宇野氏のストーリーではコミュニティが非常に狭い。アラトロンはコオリに進むべき道を指し示してやるような関係を築いていただろうか?洗脳状態だったため仕方ないかもしれないが「こういうシーンを書きたい」が優先されすぎ。 アラトロン「後ろを振り返るのはすべてが終わってから許されることで、それまでは走り続けろ」これまでの作品やPSO2のエピソードが終わるごとに振り返ってこなかった宇野氏。同じところをずっと走り続けているワンパターンなシナリオでは説得力に欠ける。 【145-C】目的 かつて亜空間に棄てられたマザーは太古の地球と衝突。「ジャイアントインパクト説」における衝突した小惑星がマザーという設定。ジャイアントインパクト説自体は実際に提唱されている学説だが、ここにきていきなり出た話で唐突感は否めない。ここまではまだ人類の歴史であったが、話を安易に広げようとしすぎている。そのくらい「地球にとって大きな存在」と説明したいのだろうが、「地球の命を生み出した生命の母」「人類の未来を導いていく存在」と敵対する意味はあるのだろうか? 『月の発祥を説明する「ジャイアントインパクト説」に出てくる微惑星がラスボスのモデル』という点においては「ペルソナ3」におけるラスボス「ニュクス」と酷似。月≒ニュクス本体の接近によって全人類の死滅が示唆されている。ペルソナ3の作中においてはニュクスとジャイアントインパクト説に言及はされていない。しかし「月そのものが敵の本体≒倒せない」といった点からニュクスとジャイアントインパクト説の関連性は明白であり、天体に詳しい人であれば物語の途中で気が付いていたケースもあった(カンの鋭い人はゲーム序盤から『月』を強く印象付ける演出からラスボスが月であることを予感していたらしく、月とジャイアントインパクト説の結びつきから「ラスボスはニュクスではないか」という予測を立てていたという)。PSO2ではこの「ラスボスは月」「月とジャイアントインパクト説」の考察から安易に持ってきてねじ込んだのではないかと目されている。それまで月との関連性が薄く、突如「マザー・クラスタの本拠地は月」「アラトロンは元宇宙飛行士」といった設定が飛び出してきたことからも伺える。とはいえペルソナ3では直接ジャイアントインパクトと月の関係は語られておらず、あくまでもファンサイトの考察から導き出された推測に過ぎない点。一方ではそれを逆利用してまるまる持ってきたのではないかとも見られている。いずれにせよ唐突であり、伏線もなにも全くないところから飛び出したものであることには変わりはない。 マザーの真の目的はオラクル世界に戻り、フォトナーへ復讐する≒自身の有用性を証明することがここでようやく明らかになる。EP2ですでに語られているとおりフォトナーはすでに絶滅している。アークスはその『尻拭い』をさせられているわけだが、その点に関してはマザーの目的は達成できないということになる。自身の手で決着をつけなければ納得できないという心理も理解できるが、既に決着のつけようがない因縁に「アークスはフォトナーが生み出した存在だから、その負債を抱えているアークスに八つ当たりする」と言っているようなもの。どちらかというと実力行使をあまり好まないマザーがここまでするのは、アークス側の侵略が原因の一端にあると考えられる。まだアークスと地球とが距離を保った状態でお互いにおっかなびっくり情報収集をしている状態であれば徐々にその交流を広げていくこともできたろうし、もっと平和的なアプローチができたはず。その過程でアークスの現状や地球の状況などの情報交換を行い、相互理解を深めてから本格的な人員交流・技術交流などに踏み出すべきではなかったか。慎重に慎重を重ねていけば、憎きフォトナーに生み出されたアークスといえど、マザーはそれに関しては不問としたのではなかったか。実際、ここに至るまで地球側が直接アークスが目的だったことはない。アークスシップ襲撃はアルの奪取が目的で、アークス打倒ではなく地球側で確認されたアルという不確定存在をアークスが不当に独占していたことが原因。一方アークスは無神経に地球を我が物顔でノシ歩き、マザー・クラスタがすべき役目を片っ端から奪っていく侵略に終始。アラトロンが語っているように、またマザー・クラスタの実績からもわかるように、12年前に目覚めてからのマザーは「地球と人類」のために徹底して『無私・無欲』を貫いている。その地球が無神経に踏みにじられたとあっては、もはや実力でたたき出すしかないという決断をしたとしても不思議ではない。戦いを避けようとするのであれば他所へ行くしかないが、地球は彼らの「家」である。そこに上がり込んで好き放題やっているアークスとどちらに正当性があるかは言うまでもない。ことここに至ってもあえて月の本拠で迎え討ち、「フォトナーの後裔たるアークスと戦うのは自分」と『地球や地球人を人質にしたり兵士として使おうとはしていない』ことからも、あくまでもフォトナーへの復讐は個人の問題として地球と人類をそこに巻き込もうとしていない。マザー・クラスタとの対立はどう考えてもアークス側、シエラによって引き起こされた戦禍。 ヒツギの「マザーを倒せばアルが取り戻せる」という根拠はこれまでに一度も出てきていない。いつの間にかそうなっている。安藤「なんで取り戻せるの?宇野「取り戻せるから取り戻せるんです!」 【146-C】救うための力 マザーは戦闘のダメージで取り込んだダークファルスを抑えられなくなる。彼女がフォトナー・アークスへの敵対心はダークファルスが原因かもしれない。しかしアークスがもっと慎重に地球側とコンタクトを取ってアルの処遇を決めていればマザーもいきなり乗り込んでいって吸収という強引な手段を取らなくて済んだかもしれない。あるいは地球側の侵略にやむを得ずダークファルスの力が必要になってアルを吸収したが、ダークファルスの影響を受けて抑えていたフォトナーへの憎悪が再燃したのかもしれない。 取り込まれる直前にマザーは「私の目的は破壊ではなく……」と言っているが、やはりこのことからもエンガのいう「マザー・クラスタが地球を潰そうと思えば~」という解釈は間違っていたことになる。やっぱりアースガイドはテロリストじゃないか。好意的に解釈するなら、ダークファルスに取り込まれ『破壊』の意識に侵食されていくのに抵抗していると解釈もできる。《問題あり》 ダーカー因子はないはずアルの正体はダークファルスだが、安藤の中和によって「本質的にはダークファルスだが無害化されている」ということではないのか。現実世界でも毒を持った植物や昆虫、動物も生育方法や環境によって無毒化されるというケースはままある。アルはそうした本質的には害のあるものでありながら、無害化されている奇跡的な存在であるはず。そもそもダークファルスの本質だけが残っているアルの「ダークファルスの本質」とは何なのか。 【147-C】孤独の終わり マトイ登場。安藤とダークファルスを封じているうちにヒツギになんとかしろとという話だが、突然出てきた「ダークファルスを封じられる力」。第一章で出てきた安藤の力は「ダーカーフォトンを中和する」力だったはず。ダーカーフォトンで動いている以上それを中和されればエネルギーがなくなり動けなくなることは理屈の上ではおかしくないが、ムービーを見る限り何らかの力で拘束しているように見える。この辺りはムービー、視覚効果の話なので宇野氏だけを責めることはできない。ムービー担当が宇野リオを理解できなくてこのようになったとしてもやはり責めることはできない。《問題あり》:設定がブレまくっているEP1でヒ・ロガを浄化した力は「自分の中に取り込んでダーカーフォトンを焼く」であり、また「相手のダーカーフォトンを『喰らう』」こともできる。これで多くのダークファルス達もその力を削ぎ取られていることはこれまで通り。EP3で安藤とマトイが深遠なる闇になりかかったのはこれらのダーカーフォトンが体の中に残留し続けていってしまったから。演出上の話であるのでこれをもって矛盾しているということは決してないのだが、二人でエスカファルス・マザーの動きを封じられるのであれば12人いる緊急マルチプレイでこれが活かされないのはなぜだろうか。もちろんゲーム的な理由であることは言うまでもないのでそこをつつくのはナンセンスではあるが、ならばなぜそんな能力が与えられているのだろうか。マトイとクラリッサがなければ使えないという限定的な能力であるという説明もない。やはり「突然そういうことになっている」展開。 ヒツギ「天叢雲…もう一度、今一度、あたしに力を貸して!」もう一度と今一度は同じ意味。別に言い直す理由はない。強調しているわけでもない。 エーテルはフォトンと同質のものでありながら情報伝達に優れたものへと変質したのは「誰かと一緒にいたい」というマザーの願望が根本にあったことが原因。これはシオンが【深遠なる闇】の発生を避けようとしなかったことを「寂しかったからのではないか」としたことのセルフオマージュか。破滅主義的な思考に至らなかったことや、あくまでも地球と人類を優先しているマザー。シオンよりずっとずっと有能なのでは……?しかし、「魔法少女まどか☆マギカ」のワンシーン「ひとりぼっちは、寂しいもんな」と表現的には似ているような気がする。ここまでパクリ指摘をされたら何もできなくなってしまうが、人気のあるものから表面だけを持ってくる宇野氏ならありえない話ではない、程度には付記しておく。この辺りは特におかしなところはないのだが、「自分を斬ってすべてを終わらせてほしい」と望むマザーをヒツギがコミカルに「ポカッ」という音で叩くシーンで水を差している。シリアスなシーンに耐えられずこうした形で照れ隠しをするのはライトノベルではよくあることだが、宇野リオではこればっかりなのであまりにも盛り上がらない。 【148-C】役割の終わり 大団円と思われたところで背後からマザーを力を奪うアーデム。いつものやつ。 アーデムの目的は「人類の進化を促すこと」。もともとは大昔から世界を見続けていたが、時折人類が間違った方向に行きそうになったりしたときに世界に介入してきたらしい。あれこれ問題はあったものの、かつての世界は鮮烈で進化し続けていた。だが現在の人類はエーテルという革命的な「世界再編」の鍵を得ながらも既存技術の延長にとどまり、根本的な変化が生じていない。つまり人類は「行き詰っている」。人類が自ら進歩できないのであれば、アーデム(アースガイド)がそれを先導するべきだ、という。「実はすべて私が画策したことで、君たちは手のひらで踊っていたのさ!」といういつものやつ。アースガイドが先導すべきといいながら実際はマザー・クラスタの前に手も足も出ずアークス頼み。人類の進化を促すといいながら実際はマザーの能力を盗んだだけ。結局横からかっさらっていくだけのコソ泥が大きなことを言っても「自分で成し遂げてきた」上に成り立たないものになんの説得力も生まれない。これが宇野リオが盛り上がらない根本的な原因。 オフィエルとかファレグとか人間関係を「実は〇〇でした」でついでにネタばらし。一度に回収しようとする宇野ドミノ。 【151-C】壊れた進化 【152-C】進化のための犠牲 マザーから得た力で部下の肉体を強制進化に挑戦するが失敗。アーデムの台詞が抽象的でわかりにくいが、アーデムにはアーデムの考える進化の姿があるようだ。しかし肉体だけを変化させてもそれを進化というのだろうか?勿論肉体の変化は進化の一つではあるが、アーデムは「既存技術の延長」は進化ではないと否定した。であれば「空が飛べる」「過酷な環境に耐えうる靭性」はすでに人は技術として持っている。それを肉体に備えたことで起きうる変化は「技術での補助が必要だったものが不要になった」だけの話であり、肉体改造・肉体機能の拡張の範疇。つまり「既存技術の延長」でしかなく、これは進歩であって進化ではないことになる。進化というのであれば、人類が今まで持っておらず、かつ技術においても実現できなかったレベルの変化が必要になる。それこそ「人と人とがお互いの意識を共有することで心を通い合わせ、誤解なく他者を理解する」といった次元の違うレベルでの話ではないのだろうか。このことから、結局アーデム自身が「行き詰った人類そのもの」と言える。そこで行き詰っている他者に行き詰まりを指摘しても、それを打破できるビジョンを指し示してやれない、道筋がないのなら何の意味もない。逆にアーデムの無能ぶり、無計画ぶりを浮き彫りにしただけ。むしろ悪役として小物化したとさえ言える。 【153-C】アーデムの目的 アーデムの目的は「エーテルを用いて世界を楽園に変える」こと。そのためにマザーを倒しその力を奪ったわけだが、マザーは地球の敵であるから(和解の雰囲気であったところを後ろから刺すという形で台無しにしたのは)倒したけどいいよね?ということらしい。しかしそもそも地球は事実上マザー・クラスタの支配下にあったわけで、むしろエーテルインフラの整備によって人々の暮らしは豊かになっていた。そこにアークスという外的勢力を招き入れて地球の対立構造を顕在化させたのはアースガイドである。また、マザーの目的は「フォトナーへの復讐」「自らの優位性の証明」であっても、それも当初から掲げられていたものではなく、おおむね地球と人類の発展のために寄与してきた。いつの間にかマザーが地球の敵ということになっている。マザーとマザー・クラスタの持つ権益がほしくてたまらないのでアークスを利用してマザー・クラスタと対立。地球を混乱状態に陥れ、その隙にマザーを暗殺して力を盗み取ったというのがアーデムのやったこと。どちらが地球の敵なんだろうか?その片棒を担いだシエラは何のために存在するのか?ラジコンとなって働いていた安藤は? 「現代における神の不在も、楽園の喪失もあの男には許しがたいことなのでしょうね。追放されてなお、未練がましいことです。」曰く「原初の男」。とすれば該当しうるのは一人しか存在しないが、宗教関係はトラブルになりやすいため誰なのかは明言はされていない。『彼』が実は最古の時代から人類を見守っており……という物語は世の中に溢れているので別にこれが問題というわけではないが、やはり唐突。アーデムが『彼』と結びつきうる布石が配置された形跡はない。「いつの間にかそういうことになっている」「何の布石もないけど実は○○だった」の奔流。 ファレグはアーデムを始末するしかないといい、ヒツギは何をしようとしているのかを正しく理解して、そのうえで止めるという。止まらなかったらどうするの? 「これより先は競争です。私はアーデムを〇〇ため、貴方は止めるため。ただ互いの力を尽くすのみ。」さすがにこれは重箱の隅かもしれないが、PSPの名作ハンティングアクション『ゴッドイーター』で、ファレグ同様の糸目で事情に通じた人物が「さて……人が神になるか、神が人になるか……競争の始まりだ」と独白するシーンがある。宇野氏の作品にはゴッドイーターと関連性を疑われる部分があるため、絶対にないとは言えないレベルで一応付記しておく。アーデムのところまで協力できない理由は何だろうか?まず説得しようとしてダメであれば倒せばいいのでは?結局「戦う」以外の選択肢が最初からない。とはいえこの小悪党を野放しにもしておけないわけで、そもそもヒツギの説得自体意味がない。むしろそこまで協力させられるほど足を突っ込んでしまったアークスの負う不利益が問題。 【154-C】似たもの兄妹 【155-C】余りもの同士 シエラ「アーデムのことは地球の惑星固有の問題になっている」「そこまで面倒を見る理由はない」。何もかもこのサイコパスの独断で介入してきた結果。にも拘わらず「そこまで面倒見る理由がない」とは無責任処の騒ぎではない。最初期から対応が間違っている。早く廃棄処分にしようぜ! だが「マザーの台頭やアルの救出の結果」なので、最後まで(どこまで?)協力することに。司令のウルクにもネゴ(negotiate=交渉)済み。ゴネ済みでは? そもそもこれだけ話をこじらせたのは何度も繰り返しになっているがどう考えてもアークス側。確かにことの発端はマザー側がPSO2を通じてオラクルに人を送り情報を収集していたことが原因。しかし12年間ものあいだ実際に行動は起こさず、情報収集に徹していたことや、アークスのように強引で、反乱分子と協力して体制の転覆を狙っていたわけではないことから、主目的が敵対やアークスの侵略でなかったはず。逆にアークスはこの短期間のうちに地球への事実上の侵略を猛然と行っている。マザーの目的から考えれば最終的には敵対しうる可能性はあったものの、先に手を出して地球を混乱状態に陥れた上に現体制側のマザー・クラスタを弱体させ、対抗勢力であるアースガイドに技術や戦力を提供し、あまつさえ当面の脅威となっているアーデム=セークリッドを台頭させたのはアークスである。もともとアークスが浸透型の侵略を行っていたのであるから、ここまでやっておいて手に負えなくなったから面倒見ない、などというのは無責任という次元を超えている。アークス絶対主義も極まった無法者集団である。 PSO2の転送技術に興味があるのでコオリから携帯ゲーム機を借りてあれこれいじるシエラ。アークスの協力はゲーム機を貸し借りするような気軽さでいいというが、実働部隊は安藤である。シエラは艦橋で命令するだけ。サイコパス。ウルクもあっさり許諾、当然安藤には何の連絡もない。やっぱりディストピア。守護輝士はやらされるだけのラジコン。このサイコパスピーピングロボに強すぎる権限を与えたのは一体誰なのだろうか?現実のPSO2も宇野リオの超異次元理論がまかり通り、安藤≒ユーザーの抗議や要望は一切届かない。EP4のアークスと非常によく似ている。現実世界も空想世界もまるで全く同じこの状況がEP4のキャッチコピー、「ぶっ飛ぼうぜ、超現実へ」なのだろうか。確かにぶっ飛んでいる。 【156-C】望まぬ進化のかたち ファレグ「人は自分の力で進化して歩んでいける」と人の強さや目映さを信じている。と言いつつアークスと結んで地球を大混乱に陥れようとするアースガイドへの対処はまともに行わず、むしろアークスとの戦闘を楽しんでいた。善意的に解釈すれば「自分が介入しなくとも人は正しい道を歩いていくのだから」とも取れるが、そうはいいつつ事象に介入している時点で説得力皆無。言ってることとやってることが食い違っていればそうなる。 【157-C】ファレグの忠告 ファレグは思ったより深刻な状況なので、ヒツギが迷うようなら……と安藤に迫るが、ならヒツギを待たずにお前が先にやれよ、とも思うのだが。なんだってそこまで安藤に手を下させようとするのか。 【158-C】 アーデムの目的は「神の具現」と断定。(よくわからないので解読できる人頼む)アーデムがいろいろ人類の進化のありかたを試しているが上手くできないので地球全部で一気にやってくれる『神』を作り出そうということだろうか?アーデム自身に「こうなってほしい」「こうあるべき」というビジョンがないので自分以外の何かにお願いする、という他力本願の話だろうか。無能。 シエラ「アークスの目的はダーカーの殲滅だけではなく各惑星の調査と平定」。つまりアークスの価値観のもとに惑星を侵略していく、という恐るべき野望の宣言が行われる。地球は少なくともアークスが手出しするまでは表向きは平穏そのものであった。しかしアークスが「見捨てられない」という理由で暴力的に介入していった結果が現在である。言葉は適切でないかもしれないが、最初期の時点でヒツギを見捨てていればことはここまで大きくならなかったはず。そうしなかったことで犠牲になった人は表に出ていないだけで相当数あるはずだ。 【161-C】クーナの約束 地球とアークスの人々をねぎらうためにライブを計画しているクーナ。情報部次席のくせに最終決戦間近で多くのアークスや六芒均衡も駆り出されているという現状に何をやっているのだろうか。アザナミの「正義は人それぞれやるべきことをやっていればいい」は一体誰に向けた言葉だったのだろうか?この緊張感のなさ、挿し込むイベントの場違いさ。そんなだから2017年人気投票で3位陥落を許したのではないか。宇野はこれでクーナに人気が出ると思っているのか。人気アイドルだと思うのだろうか? 六芒に関しては慣例として名称が残っているだけという建前だが、シエラの発言から未だに影響力を保持していることがわかる。組織は何も変わっていない。宇野氏の『六芒均衡』への思い入れは格別のものがあるようだ。流用の問題点を指摘され、設定面でも不自然さを指摘され、酒井Pに厳しく言及されていながらも、PSO2世界で『送還』を売り出しているといわれてでも。 サプライズにしたいから秘密にしていてほしいとのことだが、EP1での彼女の活躍を見れば自分でバラしていくのではないだろうか。むしろこの時点でもうサプライズではない。美味しいところを隠しておいてアッと言わせるところまで我慢できない。結局インパクトがなくなり「知ってた」で終わってしまう。 【162-A】一触即発 お風呂覗きの件で「データが閲覧できないので何かあったら困るし直接聞きに来た」というカスラに「自分が情報部にデータを上げているから問題ないはず」というシエラ。つまりシエラが独断でやっている様々な情報もシエラ個人の判断で隠匿・改ざんが可能ということ。それに対して部門のトップが強権的に閲覧することもできなければ、直接足を運ばなければならないというシエラの権限はウルク司令と同等以上ではないのか。そもそもこの覗きの件も最初からやらないか、少なくともプライバシーにかかわる部分であると判断ができた時点で記録を中断していればよかっただけの話。原因は自分自身にあるのに直接詰問に来たカスラに腹を立てるシエラ。 なお、代表作『アトラ・シンドローム』のあとがきでは自身の落ち度を一切鑑みることなく相手に全責任を負わせて逆ギレをするというウルトラCを披露しており、シエラと宇野氏の思考回路が極めて酷似していることが伺える。ユウ、リョウに続く第三の自己投影キャラクターなのだろうか? 【162-B】過保護なサラ サラとマトイがあまり地球を手伝えていないことを申し訳ないというが、そもそもアークスは現時点でも【深遠なる闇】という驚異を抱え、一方で地球の対応に六芒や多くのアークスが出撃しなければならないという二正面作戦を展開していることからも実働部隊にかなりの負担を敷いていることがわかる。そのうえシエラはやりたい放題で仕事だけを増やしてくるという無能な働き者の上司状態。そもそも独自行動が認められている『守護輝士』の安藤がシエラの要求を拒否できるシーンがあっただろうか?様々な武力介入や覗きなどの犯罪行為に至るまで、何もかもシエラが絶対支配者。現時点で【深遠なる闇】を抑えきれなくなったらその時点でアークスは終了。どう考えても地球に手出ししている場合ではない。仮に地球まで【深遠なる闇】の脅威が及ばなかったとして、地球をアークスの統治下に置き、【深遠なる闇】から逃れて新たな拠点として占拠しようとしていたのではないだろうか。そのための地球侵略であったとすれば納得がいく。これはのちの展開、すなわちEP5での【仮面】救出作戦のために地球の協力を取り付ける必要があったからなのだが、EP5のためにEP4の整合性を放棄するというのは甚だ疑問。長々とEP4を丸々使ってやったことはEP5へのアリバイ作り。 マトイは総務部で雑務に従事しているようだが、現在は地球各地でエスカダーカーが出現し、アーデムによる「神の具現」が目前に迫っており、アークストップクラスの戦力がそんなことをやっている場合ではない。もちろん休息は必要だが、敵はダーカーではないため彼女がダーカー因子をため込んで【深遠なる闇】になってしまう可能性は低いはず。過去にはアークスシップが襲撃を受けている最中に、最高戦闘力を持つ人物が避難誘導をしているような組織だったが、やはり何も変わっていないのか?なお、マトイが前線に出られなかったのはPhantasyStarOnline2 THE ANIMATIONの顛末が原因。マトイ自身、またPSO2TAのメインキャラクターであるアイカからも一応ちょろっと聞かせてもらえるが、これも「アニメ側の話」をぼかしながら説明するため要領を得ず、理由づけが弱くなってしまっている。 サラ曰く「司令は放任主義」だそうだが放棄主義ではないだろうか。そもそも指令は何をやっているのだろう?地球に関してはシエラに一任、各部署も放任主義。【深遠なる闇】の対処もしていないようだし地球への対処もなし。上層部会議に出席しているとしても喫緊の課題とは思えない武装関連の話など今することだろうか?これほどの脅威を前にしても司令は表に出てこない。一体何が忙しいのだろうか。なお、時期的にウルクの声優をされていた伊瀬茉莉也さんが休業される直前あたりと推察されるため、PSO2への出演が難しかったであろうことはわかる。しかしそれならそうで「ちゃんと仕事をしている」という描写をしてもらわなければウルクが無能指揮官の誹りを受けるのは当然。ライター側の怠慢ともいえる。 【162-D】具現武装の由来 具現武装は本人の願いや想いなどを強く反映するが、一方でその性格やものの考え方などにも影響される。強ければ強いほど隠された欲望なども反映するため、武装を観察することで人の心がわかってしまうかも?という話。具現武装はPhantasyStarOnline2 THE ANIMATIONの概念だが、PSO2TAでの具現武装はそうしたものを反映させた部分はかなり薄い。イツキのレイディアントは「守りたい」という想いで具現したが、レイディアント(radiant)とは「晴れやか」の意味を持ち、由来があるものではない。一方本家PSO2では天叢雲などの由来のあるものが登場しており、それらは「伝承をベースとして具現」していることからも微妙に設定に食い違いが生じている。 第八章 世界終焉の具現 + 第八章まとめ 【163-C】世界終焉の具現 連続クエスト 【164-C】心を救うために アースガイド構成員の成れの果て。ヒツギ「命は救ってあげられないけど、その心を救うために」彼らの内面が今どのようになっているのかは本人以外はわからない。救うとするのは自身の心のため。人であると知りながら、悪意がないと知りながら戦わざるを得ないことへの自らへの救いである。ヒツギはアルに対しては肉体が無いにも関わらず取り戻すと息巻いていた割に、モブ相手には案外ドラスティックである。宇野のシナリオではこうした『えこ贔屓』が頻繁に見られる。古くはメルフォンシーナの一件に始まり、ハギトとベトールの扱いの違いなど様々なところで整合性を無視し、自分の持ちキャラほど厚遇し、いびつに捻じ曲げる。こうした積み重ねが物語の方向性や登場人物の性格がブレてしまう一因であろう。 【165-C】術式開始 水の使途オフィエル=ハーバート登場。行き詰った人類の進化の可能性をマザーに、次にアーデムに感じたためマザークラスタにつき、またアースガイドにもついている。どちらにもつかず、美味しいほうにつくと公言してはばからないコウモリ野郎。 医者が患者一人を救う間に数万の人命が失われていることや、地球環境の危機的状況を前に権力闘争、主導権争いに終始する人々を見て「人は現在や未来を見ようともしない、知ろうともしない」という「人類の病巣」をどうにかしたいようだが、自身はコウモリとしてマザー・クラスタとアースガイドの間で対立を煽っているだけ。そもそもオフィエル自身、そうした危機が目の前にあることを知り、アースガイドとマザークラスタの両方につながりを持ちながら権力闘争・主導権争いに身を投じている一人ではないだろうか。それが一個人としてであればまだしも、オフィエルはすでにマザー・クラスタ中枢の一人。何もできずに指をくわえているアースガイドに肩入れする前にできることは山ほどあったのでは?エンガの評であれば「マザー・クラスタが地球を潰そうと思えば核ミサイルのボタンを押せば済む」というだけの力を持っているのだから、逆のこともできたはず。にもかかわらず、彼が成し遂げたことは何もない。せいぜいアースガイドに脅威となるベトールを消したくらい。「自分も何もしたくない、誰か何とかして」と言っているようなもので、偉そうになんやかやと上からものを言うわりに本人も何もやっていないというのはギャグ。 「もはや処置なし、病巣を取り除くしかない」病巣も取り除けないから処置なし、なのでは…。またそうした現状にあって(ある意味ではオフィエル同様の思いで)なお人類を支えようという人々も少なからず存在する。そうした人々を無視して「とりあえず全部リセットしちゃえ」という破滅主義的なものの考え方は現実世界でも往々にあるものだが、それがなぜ人類の進化につながるのかが不明。これもシオンの【深遠なる闇】の発生と同じで、宇野氏はどうも大破壊の後に訪れるであろう新世界というバラ色のビジョンを見ているようだ。しかしそうしたクライシスを経て次のステップへ、というのは実際は根拠のないデマ。不確定性への無責任で無根拠な期待だけである。その結果はだいたいは歴史が証明してくれている。 エンガ「てめえの言い分はな、うまく行かなかったから全部なかったことにする、っていう子供の駄々となんら変わりねーんだよ。」ひたすら使いまわしと延々同じストーリー展開を繰り返しているシナリオライターからのメッセージと思うとなかなか秀逸である。 【166-C】術式失敗 ファレグ「アーデムをアレするのは安藤達が失敗してからでも間に合うから」と安藤達に先行を促す。いつもの奴。直前で競争云々言っていたがシナリオライターがそういうのをやりたかっただけで特に意味はなかったらしい。安藤ですら容易に切り裂けない領域を腕の一振りで破壊。もうあいつ一人でいいんじゃないかな。ファレグが順番を待ってくれるのであれば別に一緒に行っても良かったのでは? ファレグは「人よりすこし頑丈だったので長生きできて、その間ずっと体を鍛えていただけのただの人間」「拳も脚も身体の全てが貴方(オフィエル)の信じられなかった人類の可能性の結晶」というが、オフィエルが信じられなかったのは人の内面の変化、革新であり「肉体の強靭性」ではない。しかしアーデムはまず肉体の進化(変化)を促した。つまりアーデムとファレグは同じ「人類の進化の可能性」の姿を見ていることになる。とはいえアーデムは無理やり、ファレグは自発的にという違いがあるため、そのあたりでは譲れない主張もあるだろう。いずれにせよアーデムやファレグが肉体の進化=人類の進化と定義しているのは「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」論か? 【167-C】マザーの意志を継ぐために オークゥ、フル、アラトロン登場。ファレグが助けていた。ご都合主義の集合体。 確かに人間離れしたファレグだが、月面の施設の爆発からどのように脱出したのだろうか。ファレグの身体能力なら生身で真空中の活動もできるだろうが、それではオークゥとフルの肉体が持たない。本拠地と同じ施設であれば説明はつくが、そもそもヒツギが囚われていた施設と月の本拠地の位置関係が不明。だいたい本拠地と繋がっている場所をおとりで使って爆破するとは考えられず、別施設である可能性は高い。月の本拠地は地下にあったため、施設の下に建設されていたなら救出は可能だろう。ライターの悪癖で「書きたいシーンしか書かない」ために突入シーンなどをごっそり省いた結果。このあたりの伏線を張るには最適だったのだが……。何にせよそのあたりの説明も全くなく、「ファレグだから救出できた」というのはデウス・エクス・マキナそのものであり、物語を紡ぐこと、整合性を完全に放棄している。「安藤が寝ていたらファレグが全部やってくれた」でもEP4はなんの問題もないだろう。 【168-C】最初にして最後の戦い 世界再編(パラダイムシフト)という言葉を使っているが、要するに自分含め具体的にはどうしようもないので神を作り出して何とかしてもらおう、ということ。いつもの宇野リオ。アーデムはマザーによってエーテルを得た人類に何もできなかったといいながら、自らもそのマザーの力を手に入れながらこれである。無能の中の無能、プリンスオブ無能。こんな無能がえがく未来にオフィエルは何を見たのだろうか。こんな無能が生み出す神はどれほどの無能なのだろうか。ここまでくるとEP4はコメディー作品といっても差し支えない。 【169-C】神の器 アーデムは倒したが自身を生贄にする「神降ろし」は成功。よくある「頑張ったけどダメだった」「寸前で達成されてしまった」というのは世の中にごまんとある。「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」でもラストシーンは主人公たちが頑張ったが逆にそれが引き金となって計画を後押ししてしまう。その点からすればこの展開を難ありとするのは難しいかもしれない。しかしPSO2ではこの「結局ダメだった」が多すぎる。そのうえ「結局ダメだったうえに出てきた奴を倒せない(撃退どまり)」という展開に終始している。そもそもアーデムが自身を最後のトリガーとしていたのは「アークスが戦う以外の選択肢を持っていない」ということが前提になっている。もしアークスが手を引くなどして時間が稼げるのであれば別の選択肢もあったのかもしれない。この点はスクウェア・エニックス第一開発室の野村哲也氏をトップとしたグループが得意とする、通称ノムリッシュな展開と非常によく似ている。特に『ファイナルファンタジー13』では「主人公たちは現状打破に戦闘以外しない」「対話の選択肢が提示されていても戦闘以外の選択肢を選ばない」「ラスボスを倒してはいけない」「何をこうしたいというビジョンはないけどラスボスを倒す」といった点でよく似ている。 ファレグはオフィエルをボコボコにするのに全力で助けに来ない。「人を信じているから助けに行く必要はない」しかし結果論だが安藤(=この世界の住人ではない、人でないヒト)がいなければ神には勝てなかった。地球の未来を手にするための戦いにオラクル人が手を貸してよいものだろうか。たとえ崩壊という結末しかないとしても、それは地球が、人類が決めること。さんざんここまでアークスが出しゃばってきた以上今更かもしれないが……。ゲーム的な事情でプレイヤーがいないわけにはいかないが、少なくとも世界再編を望まないファレグもこの決戦に身を投じるべきだったのでは?しかし一方で彼女は原始の女であり、「人の可能性の極致」に至っているため厳密には現人類とは異なる、ある意味では過去の人である。そのため現在と未来を手にする戦いにはふさわしくない、と考えたととらえることもできる。言い出したらキリがないが、そこまで弁えているのであればアークスをまず参戦させるべきではなかった。散々好き放題やってきた「悪役」としてのオフィエルがボコられているという胸のすくシーンであるはずだが、肝心の「ボコボコにされている」部分はなく、「ボコボコにされた後」の姿だけ。これでは単に応報感情を満たすというより貶められたオフィエルを嗤うだけになってしまっており、溜飲が下がるどころか逆に胸が悪くなるのではないだろうか。また、オフィエルはただ力で打ちのめされているだけで無様に命乞いをしているわけでもなく、過去の自らを涙ながらに悔いるわけでもない。シナリオライターの暴力性、ただの獣性の発露としか言いようがない。 アーデムは「神は無償で降臨しない。ふさわしい供物、降臨するための器が必要」といい、また降臨した神も「現在の宇宙を糧として新しい宇宙を創る」。現在の世界に価値がないという極めて傲慢な存在として描かれている。神のありようは人それぞれにあるため「これが神」と定義することはできないし、また「これは神ではない」とすることはできない。しかし「神」であるものが「何かを犠牲にしてしか作り出せない」「自分への敬意を求め、他者の非服従を咎める」という程度の「人の延長」であるものだろうか?ハギトもアーデムも神も、少なくともファレグのように自らの手で得たものではなく、与えられたもの、欺いて盗み取ったものをわが物としている非常に程度の低い悪役になっている。EP1から宇野リオのボスは全員これ。《問題なし》:この神は「神」ではなく、「アーデムが望む神」を模した具現武装である。そのためアーデムがこうあってほしいという願望が色濃く反映されている。マザーはこの意識を「地球意志」と呼んだが、地球は別に自己否定を起こしているわけではないし、現在の地球を破壊して新たな地球となることを望んでいるわけでもないはず(そうした描写はない)。最大限好意的に解釈して「そういう人々の絶望が満ちた地球全体が抱える意識の集合体」とするのが妥当だろうか。 《反論》:そもそも宗教は人を律するために生まれた物で、無償で信者でもない人間を無条件に救ってくれる神など普通居ない。生贄要求は勿論、要約するとムカツクから程度の理由でやらかす神もいる。 《反論》:マザーはこの神を「神といえどもエーテルの集合体」と称した。そのためこの神は「神」であるとするのが妥当では。また、あえて神々しい(ような)姿をしながらも内面は悪魔という逆転の表現という解釈もあるが、程度が低すぎて悪魔とも思えない。仮にこれが「神の姿をした(神を騙る)悪魔」であるとしても、「悪魔的」とは程遠い。ライターが描く神の姿がこの程度であれば、ライターのレベルもまたしかりなのだろう。 《補足》:設定資料やコラボイベント等の内容を総括すると、中身を満たすエネルギーは神(または神と呼べるレベル)のものだが、器はアーデムの幻想であり、アーデムの願いを受けて望む言動をしていたようだ。つまり神と名乗っているだけで本質は人間(アーデム)というものということになる。それを『神』と呼ぶのかどうか。 神、アークスシップを元の宇宙に押し返すが神に吸収されたマザーが出てきてどうにかこうにか。 シエラ、ヒツギ達がPSO2を通じてオラクル側に来ていたのと同じようにPSO2をその場で開発して安藤を送り返す。ESC-AでPSO2が大人気であったり、コオリからゲーム機を借りた云々のエピソードはこれの布石。しかしそもそも安藤がPSO2を介して別世界に転位するという能力は突然現れたもので、いつの間にかそういうことになっている展開。また、PSO2でヒツギ達がオラクル側に来ていたのはPSO2の機能であるが、アバターなしでの転移は「具現武装が出せる段階にまでなったエーテルの適正」であったはず。いずれにせよPSO2自体は「アバターを介して別次元にアクセスする」どまりで空間の転位能力はない。(このあたりよくわからない補足求む)シエラが独自の改良をしてPSO2+アークスの転位技術を組み込んだとかであれば何とか繋げられなくもないが、設定が明確でないところに後付けであれこれ足されているので整合性があるかどうかすらもあやふや。とにかくできるからできたんです!で納得して欲しいらしい。 神曰く「創造の失敗は新たな創造で補う」。人と同じように失敗をするならそれを神と呼べるのだろうか。あまりにも程度の低い神。やたら偉そうな割にこんなものである。 【170-C】未来の火は継がれていく なんかかっこいい風コンビネーションで神撃破。EP3後半からずっとそうなのだが、安藤の武器がダブルセイバーのコートダブリスで固定されている。これはイベントシーンの演出上、多種多様なPSO2の武器に合わせてムービーを作る手間を考えればこの場合はやむを得ない。ゲーム上も全クラス装備なのでクラスに関係なく装備することができる。またこれは安藤と【仮面】に縁のある武器なので、ほかの武器と比べれば無理のない点ではある。しかし、全クラス共通装備はただ装備できるだけであり、場合によっては固有のフォトンアーツが設定されていることもあるがこのイベントシーンのように自在に使いこなす……というのはやはり違和感が残る。自分のキャラクターが射撃/法撃に特化したという設定でプレイしている人達は近接を強制されてしまっている。 神、特にビジョンもない「進化」を拒むのかと問うが、そもそも神が「世界は失敗したので作り直す」と言っているように作り直すのは進化ではない。いまあるものが「進んで」こそであり、新たに作り直すのは自らも言っているように創造、または再生といった言葉になるだろうか。神の割に言葉もしっかりつかえていない。物語的な「神」であるシナリオライターそのものとさえ言えるかもしれない。 現実世界に戻ってくる。アーデムの残した絶望がエーテルに宿っているため何度でも「神」が具現するかも。結局倒せない、いつものやつ。創造創造言っていた割に結局アーデムが望んだのは破壊だったというオチ。PSO2の風物詩、破滅主義者に新たなメンバーが加わった。 【171-C】それからの地球、これからの地球 後日談。そもそもどの時期に物語が始まり、今がどの時期なのかがわからないため「どの程度時間が流れたのか」が全くわからない。EP4では日付や時間を廃しているため季節感などで補わない限り数日の出来事だったのか、数か月の出来事であったのかがわかりにくい。さすがに年単位ということはないだろうが、服装や風景の変化などもない。このあたりも「ライターの書きたいものしか書かない(書けない)」という悪癖が影響しているのではないか。 現在のマザー・クラスタはマザーの不在を隠してアラトロンが統括して運営されている。曰く「マザーの遺志を継いで地球のため、世界を裏から支えるための組織へ変えていく」という。つまりマザー自身はやはり地球のためという意識があったことは間違いない。つまり最初から「マザーは地球の敵」ではなかったということになり、根本的にアークスの方針は間違っていたということになる。むろん、ヒツギやアースガイドが犠牲になっていいということではないが、それは地球の話であり、放っておけないというのはアークスの傲慢、押しつけがましく恩を売りつけているに過ぎない。結局マザーという非常に大きな存在を失ってしまい、地球は自ら幻想種などに対抗する手段を大きく削がれ、アークスなしでは自立できなくなってしまった。完全にアークスの侵略戦争であった。 ファレグ「人は自分ができることを認識して、それを使うことは悪いことではない」できないことを認識できず、それを使おうとするシナリオライターがいるらしい。オフィエルは司法で裁くのが難しいので連れまわしてこき使っているらしい。 ハギトは慈善事業をやり始めた。また、学園にもかなりの額の寄付金を入れているらしい。マザー・クラスタとアークスの一連の騒動で起きた損害は、表向き「エーテルネットワークの通信障害」という形で処理されているが、ハギトはこれに対し億単位の資金と技術支援を行う、と報じられている。しかし彼が放置している幻想戦艦大和への記述はなし。《問題なし》:ゲーム的な事情から何度も幻想戦艦大和は登場しているが、これはコンテンツとして周期的に行っているだけでおそらくは1回で終わったものと思われる。でなければこのように「平穏な日々」には戻っていないし、ハギトも何もしないということはないだろう。 《反論》:デウス・エスカは何度でも登場している。これはアーデムの台詞からも確定。デウス・エスカはアーデムの心象を反映した結果何度でも復活してしまう具現武装の暴走とでもいう状態になっているが、ハギトのエメラルド・タブレット(ハギト・フェムト)も規模は異なるがハギトの制御下にない。こちらも具現武装の暴走というべきだろう。であれば、同様に幻想戦艦大和が何度も出現することに不整合はない。むしろハギト本人にもどうしようもなくなったので慈善事業やアークスとつながりのあるヒツギ(のいる天星学園)に多額の寄付を行っているのではないか。 《解決》:後日アークスライブにて上記の反論(幻創戦艦はすでにハギトの管理下になく、ハギト自身エーテル能力を失い一般人になった)が正しいことが木村Dの発言により明らかとなった。オフィエルのようにファレグの粛清を受けないよう慈善事業を行っているとのこと。お風呂イベントでハギトが「迷惑をかけたと思ったから寄付金をはずんでいるんじゃないか」という発言はこれを指している模様。 「アークスはマザーとの決戦の後は幻想種の緊急的な対応時以外過剰な接触を避けるようになった」「あれ(最終決戦)以来安藤にも会えてない」要するに侵略の障害となるマザー・クラスタとアースガイドのリーダーを討ち取って弱体化させ、地球がアークス依存の体制になったからということか。繰り返しになるが時間経過の描写がないのでどの程度「久しぶり」なのか。こうした積み重ねがないため、待ち焦がれた感のある「一緒に冒険、行こ!」というセリフもどうにも薄っぺらい。 【172-C】光の果て、幻想の未来 ショップエリアでクーナライブ。この歌が地球とオラクルをつなぐ、とか言っているがオラクル側も地球側はつながりがあるのは極一部なのだがそれでいいのか。 肝心のライブも大人気アイドルとは何だったのかというレベルで人がまばら、まあ描写数とか色々な問題があるのは分からないでもないのだがもう少し工夫をですね…観客がほぼ男のみで最前列でサイリウム振っていわゆるオタ芸を披露している辺り、大人気アイドルというよりご当地アイドルとか地下アイドルの雰囲気ですよコレ! テンプレアイドルオタクをそのまま形にしたキャラしかおらず女性の観客皆無な辺り、こういうアイドルの実態をよく調査していると感心もしたくなるが本気出してほしいのはそこじゃないです 【174-C】幻想造神の具現 デウス・エスカ出現。これも倒せないやつ。結果としてアークスの介入によって地球は「幻想戦艦大和」「エスカファルス・マザー」「デウス・エスカ」という3つの脅威を一気に抱え込むことになってしまった。当然対応は地球だけではできないのでアークスに依存せざるを得ない。アークスによる地球侵略。その指揮を執ったのはシエラである。 【176-C】こっそり情報収集 シエラ、覗きシステムを構築。地球の状況をモニタリングするのであればヒツギ達を直接監視する必要はない。詳細で鮮明な映像も必要ない。 「地球の脅威は過ぎ去ったとはいえエーテルは広まったままですし、幻想種もたびたび発生しています」《問題あり》:地球の通信はエーテルインフラによるものなので「エーテルが広まったまま」でないと困る。エーテルとフォトンは本質的に同じものであるから、フォトン同様に「どこにでもある」状態でなければならない。であれば広まっていくことはエーテルインフラが整備されていくということであり、地球にとって良いことのはず。それの何が覗きをしてまでも監視する必要があるのか。 「もたらされる情報で動くのではなく可能な限り、状況を注視し機先を制して動き出す。これも肝要」らしいが、それは地球側の話であって、アークスがすることではない。171-Cで「アークスは過剰な接触を避けるようになった」としているが、早くもこれ。地球側が中心になってもたらされた情報をアークスが分析し、というのであれば話はまだ通るが、地球側の事情に地球側の頭を超えてアークスが「機先を制して動き出す」のは道理が通らない。地球はアークスの管理下にあるとでも言いたいのだろうか。とにかく何が何でも覗きイベントをやりたい模様。 お風呂イベント。巨乳話。 シエラ、結局最後まで見て「今回も秘匿にします、安藤さんも役得と思って秘密にしましょう」前回これでカスラに突かれたのにまったく懲りてない。シエラにブレーキをかける存在がないためやりたい放題。やはりアークスには自浄作用がない模様。 巨乳の件はすでに述べられているため今回も割愛。「役得と思って」と台詞には「覗きが得」という意味合いが込められているが、これは「偶然に、意図せず」起きてしまったラッキースケベではない。シエラが明確な意思で行った「人権の侵害」である。ファレグが告発すればシエラは無傷ではいられないだろう。その共犯者にされてしまった安藤も同様。地球を救った英雄とも言うべき安藤が年頃の女性の入浴の一部始終をのぞき見しつつ映像記録まで取っていた、などという話が広まれば大スキャンダルである。最悪、地球との関係が悪くなることもありうる。そもそも今回の顛末は様々な部分で知らされていないことも含めて「最終的に何とかなった」ことと「地球側が抱え込んでしまった脅威に対してアークスの戦力が必要だから」というギリギリの協力関係である。後先考えない独善的な、余りにもやりたい放題のシエラはルーサーよりも悪質と言わざるを得ない。 【177-C】めげずに情報収集 覗き続行。「あなたと私だけの秘密の諜報」。何が問題か全くわかっていない。完全にサイコパス。言葉が通じないとはまさにシエラのためにある表現。今度は男性陣の覗きだが「女性を覗いたのでバランスを取って男性も」という完全に犯罪者の思考。なぜお風呂時に「情報収集」をする必要があるのか。 エンガ、アル、アラトロン、ハギト。 乳談義。小学生のいるところで乳談義はいかがなものか……。 覗き終了。シエラ、今回も私的な理由で行った犯罪行為を隠蔽。これがEP4メインストーリーの最終エピソード。 こうした性的な描写は良し悪しは別にしてそう珍しいものではないのだが、そもそもこれは覗き行為であり、嫌悪感を持つ人は当然いるだろう。また自分の分身ともいうべきキャラクターが犯罪(悪事)に加担させられることには特段の拒否感を抱くプレイヤーは少なくはない。要するにゲームを用いたセクシャルハラスメントであり、安藤にセクハラを強要するシエラと、プレイヤーにセクハラを迫るシナリオライターという二重構造になっている。余談だが、国産MMOの金字塔「ファイナルファンタジー14」ではプレイヤーキャラクターがメインストーリーの展開上やむなく詐欺の片棒を担ぐことになるのだが、そのことをプレイヤーに指摘され「自分の分身ともいうべきキャラクターを犯罪者にしてほしくない」と要望を受けたことから以降は徹底してそうした展開を排除し、ストーリーの改変時にはそのイベントをまるごと削除したということが公式ライブ放送で明かされている。プレイヤーキャラクターの挙動ひとつとってもそれほど細心の注意を払って扱っているのだ。 【178-D】ファレグからの誘い 連続イベント。ファレグと一対一の高難易度バトル。決闘での勝敗(時間切れは敗北)で分岐。 【179-D】決闘 【180-D】魔人の敗北 【180-E】魔人の勝利 コメント コメントページの参照 細かいことだけどEP4最後の数ⅢC発言って現代ですら数Ⅲ飲みになっていることを考えると復活する可能性低いのでは - 名無しさん (2017-08-25 20 25 03) 世代が上の人が書いてるからこのあたり実情と異なってるのはしゃーないかもねw ただ、EP4は現実とのリンク(またはパラレルワールドへの介入)がポイントの一つなのに、こういう実情に合わない描写は逆に興ざめじゃないかねぇ - 名無しさん (2017-08-25 23 51 02) 宇野より頭悪い上にググる事も出来ないアホが2人もいるとか日本大丈夫か?w - 名無しさん 2017-09-17 03 32 10 具体的な指摘もできずとりあえずマウント取りたいだけの奴がいるけど日本は大丈夫だろ - 名無しさん (2019-09-04 14 44 28) EP4一通り終わりました。あらすじ式になってるのかなり評判悪いですが、骨子のストーリー部分がおかしいわけじゃないというのだけは伝わってほしい・・・ - 名無しさん 2017-08-31 15 17 17 クーナライブの観客の少なさは、人数増やしすぎると重くなるって事情もあるんじゃない?まぁそれはそれで、せめてぱっと見多いように見える工夫くらいはしてって話になるかもしれないが… - 名無しさん 2017-09-03 23 41 54 ハギトと幻想戦艦大和(&ハギトフェムト)関連、それライブじゃなくてゲーム内でいうべきじゃね・・・?相変わらず「必要なことはゲーム内で語らない」なのね - 名無しさん 2017-09-08 14 11 05 ヒツギとコオリのお揃いのリボンもライブで言及されてたな。別にプレイヤー側で気付けば良い情報だったけど、四章でリボンを使った演出するんなら作中で言及しろと・・・具現武装服の手にリボン巻いてるのもライブで言われてから気付いたし、言及されないからどれ程大切な物なのかすらわからんのがなぁ - 名無しさん 2017-09-11 22 55 05 まぁこれ自体はストーリーに大きい影響があるわけじゃないし、知ってたら「おお!」ってなる小ネタじゃないかなあ。気づいた人はそれだけ大事なものってわかるし。ライブで言及したのはその話題の反応がなさ過ぎたからって思ってるんじゃないかな。本当の問題はそこじゃないんだけど - 名無しさん 2017-09-12 09 27 22 最後のクーナライブのところの言い回し、もうちょっとマイルドにできないもんなのか。今の書き方だと正直アイドルへの誹謗中傷にしか見えねえぞ。「普通にキモい」とか明らかに主観丸出しだし - 名無しさん 2017-09-19 10 23 17 できれば「この辺をこういう風にできねえか」って具体的に案を出してくれると編集する側もなるほどってなると思う 確かにアイドルへの中傷に読めるね。文脈から見ると「アイドルの取り巻き」なんだろうけど。 - 名無しさん 2017-09-19 10 47 19 まず上の文の「こんな一方的な関係を『繋ぐ』と言っていいのか」って内容と全く関係がないし、「普通にキモい、完全に地下アイドルのそれ」なんてどう贔屓目に見ても不整合へのツッコミに見えない。女性の観客がいないってのも、いくらシナリオライターでも流石にモブの男女比にまで細かく指示出すとは思えないからこの場合は演出の問題じゃないかと。 - 名無しさん 2017-09-19 14 04 59 「繋ぐといっていいのか」は内容と関係あるでしょ。アークスと地球の不均衡な状態を「地球とオラクルをつなぐ歌」と表現するのは不適切じゃない?オラクル側から一方的につないでやってる、っていう意味ならおかしくないけど。それと下の文はこのシーンに付随する内容だから関係ある。あとキモい云々はもう少し言いようがあると思うけど、「大人気スーパーアイドル」クーナのライブが「これ」ってどうなの?っていうツッコミの部分は突っ込んでいいはず。 - 名無しさん 2017-09-19 14 28 27 観客がまばらなことも演出上の問題であることは考えられるけど、宇野の言うスーパーアイドルというシナリオ上の認識に対し、プログラマ側はシナリオ上の立場から見てこんなもんでしょ、っていう認識の大きな乖離が生じてるとも考えられる。としたらシナリオライターとしては大きな問題を抱えてるんじゃないの - 名無しさん 2017-09-19 14 30 26 ここで言ったのは人数じゃなくて男女比ね。人数が少ないのは多分vitaの表示数限界との兼ね合いがデカいかと - 名無しさん 2017-09-22 16 40 12 なおさらよ。男女ともに愛されるアイドルじゃなくて、一部の熱心な男性ファンだけっていう認識をされてるならなおのこと「そんな程度のアイドル」って思われてることになる。表示限界もあったにせよあまりにも少なすぎる… - 名無しさん 2017-09-22 19 12 00 いつものことだから誰も突っ込まないけど覗き役得っていうほぼ男限定の描写がまたされてるのか - 名無しさん 2017-09-21 05 46 13 そうやそこも問題になるな…シエラがレズあるいはバイだとしても特にどうということもないが、主人公の性癖までシナリオで決めつけられるのは流石にイカン - 名無しさん 2017-09-21 12 40 53 安藤が男だったらウホッ…展開なんだけどそのあたり宇野はわかっててやってるのだろうか…まぁ俺はいいんだけどもうちょっとオサーンキャラ出てこないもんかね。 - 名無しさん 2017-09-21 17 12 51 宇野自身が成人男性のメンタリティを持ってない&それと程遠い未熟な見識しか持ち合わせてないから、ちゃんとしたオサーンが書けないんだと思われる - 名無しさん (2019-01-31 01 47 29) 一章の29-c、ハギトが女生徒と二人きりの件、コオリの様子からハギトが使徒として一般人に聞かせられない話をしに来ていたのは明らかであるため、むしろ他人が居たらその方がおかしい。後にマザークラスタの真の権力なら学校の支配程度、というような事も言っているし - 名無しさん (2019-07-20 01 51 32) 31ーC、エーテル適正lv2でシップに直接乗り込めると説明在あり。39-C、強化されたタブレットは暴走している、何故暴走させたかの説明は必要だが、暴走するから真似しないし、何故暴走させないかの説明は普通必要無い。41-C、そもそも地球と接触する原因になったPSO2は地球が開発した物であり、関わってきたのはアークスではなく地球の方。カスラが積極的にかかわる原因になったのはアプレンティス復活の恐れがあるからで、他人事と放置出来る出来事ではない。50-E、ジャミング可能な存在が居ると推測されるから、ジャミングされる前に対策を取っただけ。むしろヒツギが一回強制退去させられてるのに、次に妨害されるまで無対策な方がおかしい。とにかくアークスが先に地球に干渉したことにしたいみたいだけど、地球がPSO2を開発しなければ、アークスと地球が接触することはなかった。先にアークスに干渉して来たのは地球の方。59-C、65-C実際ベトールはオフィエルから警告を受けマザークラスタ失格として粛清されている。69-C、組織の目的は統一されている、ベトールがそれを無視して暴走しているだけ。79-C~c81、いかなる理由であっても破壊行為による解決は確かに頭が悪いが、立ち退き要求と破壊のコンボは創作世界では珍しくないため、あえて記載する程のものではない。86-C、PSO2を作ったのはマザークラスタ、アニメで若人が地球を侵略したのはマザーのせいであり、シップには不正アークスが日々送り込まれている。96-Cアル=EP4冒頭の謎のDFは大体のプレイヤーが察していたと思うけど・・・。106-C、別に彼女らが弱いという設定は無い。むしろ初戦時にマクスウェルには通常の手段ではダメージは与えられない風な事を言っていたが、安藤はどうやって倒したと言うのが問題。107-C、アーデムとの会合時にやろうと思えば転移も出来ると言及されていた。月に乗り込むのに使わなかったのは事前に転移先を登録する必要があったため。 - 名無しさん (2019-07-20 03 06 28) PSO2を開発して不正アークスを送り込んでいたのは情報収集が目的で、実際にそれ以上のことはしていない。確かにきっかけは地球側だが、「おっ、じゃあこっちは報復として武力行使して地球侵略しかけていくでー^^」というのはどう考えても異常。ずっと通して言われているのは「もっとお互いを探り合う干渉の仕方もあったんじゃないのか」ということ。その段階のシフトの仕方が早すぎて、情報収集の干渉を口実に地球侵略を目論んでるととられてもおかしくない。そしてこれはEP3と同じ展開でもあるということもある。 96-Cのアル=謎のDFのことが問題ではなく、その謎のダークファルスがどこから来たかという点。ヒツギのアバターが侵食されて出てきたのがアルなんだし、いくら宇野リオでも無関係と考えるのは流石に不自然。106-C、彼女たちが弱いとは書かれていない。文学と数学でどう戦うのかという設定を落とし込めていないという話。それこそ伊月の戦争みたいに「ゼロで割る」とかね。 - 名無しさん (2019-07-20 04 47 08) 詭弁が入るが、ヒツギはアークス(除隊手続きは多分していない)なので、そのヒツギが襲われればアークスが守るのは当然の事ではあるし、アークスが無許可で地球に住んでいるなら問題だが、ヒツギは(地球人なので当然だが)無許可で住んでいる訳では無い。 - 名無しさん (2019-07-20 20 20 59) アークスなのはヒツギのアバターでイコールヒツギではない。また、そのアバターも不正に登録されたものなので正規のアークスではなく、むしろアークスから罰せられる立場にある。 - 名無しさん (2019-09-04 14 46 40) マザーはこの神を「神といえどもエーテルの集合体」と称した。 同じ文章内でマザーがだからあいつは本物の神ではないとも言ってるんだが、頭宇野以下か? アバターなしでの転移は「具現武装が出せる段階にまでなったエーテルの適正」 安藤は具現武装を発現していた。その後、エンガとコオリもマザーの補助で具現武装を復活しているので、いつものように安藤が唐突に新たな力に目覚めた訳では無い。マザーの補助能力は唐突ではある。 - 名無しさん (2019-07-20 09 37 31) 上の文章で「アーデムの具現武装であって神ではない」の反論として「神といえども」というマザーの発言を根拠に「神」なんじゃないかという話。別に我々が認識するところの神様的ななにかであるかどうかの真贋ではなくて、「人々を救済する権能を持つ存在」としての神様なのかどうかということね。神の「世界の滅亡」という結論に対して「世界がそう求めている」となってしまうのではないか?ということね。だから論点が違うのよ。アーデムの願望なのか、高次の存在なのかっていう。 - 名無しさん (2019-07-20 18 56 47) マザーがアーデムの成したエーテルの具現化現象だから神じゃないって言ってるんだがら、アーデムの願望だろ。その後の、だからこそ人の意思で倒せっていうのも、アーデムの意思を乗り越えろって事でしょ、高次元の存在だとしたら、人の意思で倒す事が特に重要な要素にはならないし - 名無しさん (2019-07-20 20 33 32) だから「神といえども」って「神」と称してるのがバッティングしてるのね。神じゃないのは確定だけどなんで「神といえども」って言ったの?神じゃないのが明らかなんだからさ - 名無しさん (2019-09-02 16 20 43) 今回のエヴァコラボで器はエーテルだけど、中身は超常存在という事に落ち着いたっぽい - 名無しさん (2019-11-20 19 42 16) 安藤が具現武装を発現したのはいつ? - 名無しさん (2019-07-20 18 57 17) PSO2を介して月に戻って来た時に安藤が持ってる。決戦でヒツギが使ってる剣は安藤が具現化して渡した物。 - 名無しさん (2019-07-20 20 11 47) 後ついでに言うなら、そもそもの話最初に地球に行った際にヒツギのからPC画面から安藤が出現しているので移動自体は最初から出来ていた - 名無しさん (2019-07-20 20 26 55) そうするとまた安藤に知らない能力がいつの間にか付与されている問題が生まれてしまうのだが…。あと、安藤が具現武装を使えてしまうと「なぜ普段できないのか」というPSO2のいつもの問題も生じちゃう。個人的に最初に地球に行った時はヒツギの強制脱出に巻き込まれて出てきたんじゃないだろうかとおもうんだけど、どうだろう - 名無しさん (2019-09-02 16 23 13) アニメでアイカもPSO2を介して地球に行ってたし、フォトンを自在に扱えるアークスは基本的にPSO2を介して移動できるレベルに達しているのではないだろうか・・・と思ったけど、それならわざわざプログラム組みなおさなくても、カスラが所持してるPSO2で移動できるんだよな・・・アイカは最初は普通にキャンプシップで地球に行って、その後地球のPSO2を介して移動してたのか? - 名無しさん (2019-09-02 16 34 50) PSO2の物語自体は「PSO2を介して転移できるのは一部」じゃないと不整合ができる。まずアークスとマザークラスタが敵対したときに「もともと遠くから転送してたけどめんどくさいから直接きた」っていう点。ただ、もともとフォトン≒エーテルに適応しているアークスだから、段階的には上位にある具現武装の覚醒者と同じようにPSO2転移も可能なのかもね。クライマックスで使わなかったらそれもありだったんだろうけど・・・ - 名無しさん (2019-09-04 14 50 17) EP5のプロローグでシャオがマザーシップの支援を受けて天叢雲を再現→安藤が自分の力を足してコートエッジに変化するシーンが有るので、具現武装関連の能力があるのは確定とみて間違いないと思うんだけど、なら最初からコートエッジを出現させてなければ不自然になる。おそらく「何らかのベースがあれば実体化できる」のではないかと。アルもダークファルスがヒツギのアバターを侵食しているところに干渉したら生まれたという存在なので、可能性としてはありうるかなと - 名無しさん (2019-09-02 16 26 37) * 親友二人で取り上げられている台詞だけど、前後の文脈からして、恐らく「マザーのしてることが正しいのかどうか、自分たちの行いが正しいのか、当事者の自分達では視点が偏ってるからわからない」「だから、その人が正しいからそちらにつく、ではなく、自分の意思で何をするか決めるのが重要。あなたはどうしたい? あなたの意志を聞かせて」って私は解釈しました。大分曲解したかもしれませんが解読頼むということで一応こちらにコメントしておきます - 名無しさん (2019-12-10 23 00 35) マザーが善だろうが悪だろうが、アルを助けるためにマザーと戦う。コオリには何を以てしてもマザーと戦う意思はある?マザーの立ち位置次第で立ち位置揺らぐようなら一緒に戦わなくていいって話でしょ。誰が何を考えてるか関係ねえ!大事なのは俺が何をしたいかだ!って割と珍しくない展開で、むしろ話が解らない方が解らないんだが - 名無しさん (2019-12-11 23 42 48) そういうストレートなセリフで記述してくれればわかりやすいんだけどなあ なんというかそのあいだあいだが抜け落ちてて、断片的なふわっとしたセリフに終始してるから歯車がかみ合わないと読み解けない気がする。 - 名無しさん (2019-12-12 09 39 51) 名前
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現行スレ [#uecf483f] ネトゲ実況3 [#uf6d9be3] ファンタシースターオンライン2 BBS [#z7012036] コメント [#mb0f6d94] 現行スレ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【661】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1339780290/ 質問スレ part1 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/7109/1327592165/ ネトゲ実況3 + 200〜230 【PSO3】PHANTASY STAR ONLINE2【200】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327686397/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【201】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327714640/ 【PSO3】PHANTASY STAR ONLINE2【202】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327728408/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【203】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327736658/ 【PSO3】PHANTASY STAR ONLINE2【202】(204) http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327741447/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【205】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327755575/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【207】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327773498/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【208】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327791851/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【209】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327810036/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【210】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327819583/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【211】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327826848/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【212】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327837683/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【213】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327850078/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【214】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327875121/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【215】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327916322/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【216】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327929599/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【217】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327938745/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【218】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327972278/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【219】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1327989561/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【220】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328005978/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【221】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328028440/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【222】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328067795/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【223】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328088806/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【225】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328108047/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【227】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328115815/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【228】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328147211/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【229】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328161157/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【230】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328176471/ + 231~ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【231】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328193855/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【232】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328228633/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【233】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328248680/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【233】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328270946/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【236】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328328292/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【239】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328369374/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【240】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328403175/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【241】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328417896/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【243】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328428079/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【244】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328440784/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【245】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328455075/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【246】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328490562/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【247】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328513070/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【248】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328530983/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【249】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328548611/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【250】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328591194/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【251】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328607308/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【252】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328623139/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【253】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328646849/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【254】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328692981/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【255】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328715434/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【256】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328757538/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【257】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328788411/ 【PSO2】PHANTASY STAR ONLINE2【258】 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1328807215/ ファンタシースターオンライン2 BBS ファンタシースターオンライン2 BBS http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/7109/ 質問スレ part1 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/7109/1327592165/ コメント
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もくじ 具体的な描写の失敗共通 1.レギアス 2.マリア 3.カスラ 4.ゼノ 5.クラリスクレイス 6.ヒューイ 0.クーナ ここが変だよ六芒均衡資料:メンバーの変遷 六人組 六芒均衡の選出基準 三英雄と偶数番 創世器 絶対命令権(絶対令、アビス) 六芒均衡とは何なのか コメント 編集される方へ おかしくない可能性を検証せずにすぐに「おかしい!」と捉えたり、ねつ造などはしないようにしてください。 劇中でわずかでも描かれている設定はきちんと理解し、憶測や曲解などは避けましょう。例:第二世代アークスのクラス変更の件など (生涯PSO管理人の「最近のユーザーは咀嚼力がない」という主張に説得力を持たせないように) 悪意ではなく善意による指摘をお願いします。 「考察した結果、おかしいとしか言えない」というのが大事です。 「キチガイアンチがあることないこと言って騒いでいるだけ」と言われてしまわないようにしましょう。 ※問題点を勘違いしないように注意 まず六芒均衡に関して、現在までわかっている情報やファンの考察などをまとめると、以下のようになる【巨躯】との戦いで組織が瓦解寸前にまでなっていたアークスは、アルマが自身を差し出すことでルーサーの持つフォトナー技術の提供を受けてなんとか存続することができた。これによりアークス内部でのルーサーの影響力が強いものとなったが、その影響力ゆえにアークス船団全体が人質に取られていたにも等しく『三英雄』さえも彼に従わざるを得なくなっていた。 さらにルーサーは支配力を一層強めるために、一般のアークス達から絶大な支持を受けている『三英雄』を自身の支配下に置こうと働きかけた。事実上選択の余地がなかったレギアスは、表向き合議制を取るという名目で『偶数番(イーブンナンバー)』の設立を求めた。その真の目的は「いつか『三英雄』がルーサーの先兵として人々に害をなすような行いをせざるを得なくなった際、自分たちを止められる抑止力となるもの」で、アークスがルーサーのものとならないようにするためのカウンターウェイトであった。 そのため、そもそも六芒均衡というものはアークスの組織運営にとって何の意味もないものであるといえる。下記に記されている「ここが変だよ」の多くの指摘は「通常の組織であれば」の話であり、ルーサーの傀儡となった三英雄レギアスの苦肉の策で生み出された「ルーサーの先兵vs抑止力」という「ルーサーに対して」の「均衡」なのである。 ただしこれらはすべて整合性が取れるように好意的に解釈したファンの意見であり、少なくとも物語中にルーサーが三英雄を傀儡にしようとした、レギアスが「ルーサーの手下として討たれる役」を承知のうえで『偶数番(イーブンナンバー)』の設立を求めたなどは一切ないのである。 六芒均衡は優秀なアークスであるはずなのに、実際に優秀な点を描写されている機会が極端に少ないため、説得力がないことが問題。設定面でも「強いから強いんです!」だけで説明が終わる例がほとんど。せめて「どう強いか」くらいは伝えて欲しいものである。 劇中でもほとんど活躍せず、酷い時には設定上は屈指の強キャラが戦闘を放り出して避難誘導をするというあんまりなシーンすらある。 説得力無し、活躍シーン無し、早い話が小学生の考えたぼくのさいきょうキャラクターになってしまっているのが現状である。 そもそも六芒均衡の「均衡」のシステム自体が意味不明。大体からしてアークスという組織の運営形態がわからず、憶測すらも困難な想像しかできない。アークスはどのように意思決定を行っているのか?どのように運営方針を定めているのか?彼らはアークスの意思決定機関なのか?法の番人なのか?何も見えてこない。 アークスの上層部に6人の権力者がいて、彼らが牽制し合うことで均衡を取る……これ自体に意味が無い。むしろ同等の指揮権を持つ者が6人もいては組織運用が困難になってしまう。 「均衡」が取れるのは六芒均衡の中だけで、アークスという組織の均衡ではない。彼らの均衡がどうであろうとアークスには関係がない。 「均衡」に無理やり意味を持たせるのであれば、議会制民主主義における与党と野党の役割のように「ある意見」に対し「常に反対」することで極端な方向性へ傾きすぎないようにするためのカウンターウェイトとしての役割、であれば説明がつかなくもない。しかし「均衡」といえば聞こえがいいが、言い換えれば「均衡」とはどの方向にも傾かない「停滞」でもある。何かを決めようとする場において「均衡」は取っても意味がない。第一彼らは「アークスのトップ」であり「優れている」だけであり、彼らの権限とは何かさえもわかっていない。所詮は無理やりなこじつけ。 シナリオライターが組織というものを理解していないうえに、無理やり別の物語から設定だけを持ってきた結果である。 具体的な描写の失敗 共通 設定上はアークスのトップにいるはずなのだが知名度が驚くほど低い。メンバーの顔も知られてないようで自己紹介されないと分からない。プレイヤーならまだしも劇中のキャラクター(エコー、レダ、メルフォンシーナ)ですら聞いたことはあるけど顔は知らないという状態は問題がありそうなものだが… ゲームデザインの方の話になってしまうが、そうした存在がいるのならロビーにポスターが掲示するなりで表現すべきなのだが…プレイヤーに対しては自称情報屋のパティ、ティアがちょっとだけ教えてくれる。 アークスのトップという最高権力者の割には無責任にあちこちほっつき歩いている。地位が高ければ高いほど組織や部下を纏める必要が生じるため、反比例的に前線に出ることができなくなるのだが…トップが前線に出なければならないほど人員が足りないであるとか、現場至上主義といった性格のキャラクターではこの限りではないが、全員が全員出歩くことでこのあたりの個性や差別化ができなくなっている。 これらも「組織のトップ」というごく一部のイレギュラーに対してレギュラー、すなわちモブ/一般兵/部下といった周囲を取り巻く舞台装置がないために「避難誘導くらい部下にやらせろよ」という話になってくる。書きたいものしか書かない・書けない宇野氏はこうした回り道をしたがらないために「すごいトップ」という結論だけをまず先に持ってきてしまい、逆に周囲の描写がないために「凄さ」の尺度がわからなくなってしまっている。 権力者自らドサ回りしている描写が小物臭さを演出してしまっている。ルーサーにも同様の問題がある ヒューイは人助けが生きがいなのでいつも出払っている。それを止めるためにクラリスクレイスのお守りをやらされている。そのクラリスクレイスが何かと脱走するので、結局抑止力になっていない……というのはよくある話。本来であればこの二人を活かすために他のメンバーは出歩かないことで特異性を印象付けるものだが、マイペースなマリアは好き勝手に振る舞う、カスラは情報収集のために出歩く、大将のレギアスまでもフラフラしているとあっては威厳もなにもあったものではない。 「強い」という設定の割に、強さが伝わってこない。後述されているが、アークスシップの一隻がダーカーに襲われるという絶好のシチュエーションで、「強すぎる」とまで評されたレギアスが何故か避難誘導をしている。大型ダーカーを倒すといった活躍をさせておけば説得力もあったというのに… 対DFについてもプレイヤー達が弱らせる→六芒均衡がトドメをさそうとする→殺せませんでしたを2回やる。せめてそこは活躍させてやれよ… 六芒均衡は全編通してこんな感じである。唯一活躍したのがEP3の終盤というのはあまりにも遅すぎた。しかもその活躍も「ラスボスに挑むプレイヤーのためにコピーされたダークファルスの足止め」である。そのうえ「行くぞ!」という演出の後戦闘シーンはまるごとカット。 EP6では六芒均衡となったバリバリ現役のはずのゼノがあっさりやられるかませポジション。これまでと異なり、対フォトナーではフォトンの扱いに差があるため極端なフォトン偏重でやってきたアークスでは対応できなくなってしまった、というのがその理由。事実上アークス最強の安藤+マトイ+六芒均衡のゼノがなすすべもなくやられてしまうのはショッキングだが、上記のとおりそもそも六芒均衡の強さはほとんど描写されていない。基準が分からないためにフォトナーの強さも全く分からないという「現在地の分からない地図」状態。ここでレギアスあたりが出てくればまだ名誉挽回のチャンスだったが、結局なにもせずにアークスは命からがら逃げ延びただけ。これまでさんざん強い!凄い!と持ち上げておきながら重要なところで出てこないというのを繰り返すのは、宇野の持ちキャラだけにここぞのときに使いたいという出し惜しみと、一方で負け役もさせたくないという「メアリー・スー」化していると見るのが妥当だろう。 一部クエストの共闘Eトライアルで加勢してくれるのだが、その性能もこれまた微妙な仕上がり。「三英雄」の面々は並のNPCよりは強めに設定されてはいるが、他の六芒はほぼ平均的な性能である。またEトライアルの失敗条件が六芒均衡の死亡2回と、もはや護衛対象である。 ゲーム性そのものにも関わるため仕方がない部分はあるが、そもそも六芒均衡を普通の戦闘で登場させなければ問題無いのである。 シナリオと直接関係のないEトライアルならまだ目を瞑ることもできるが、ストーリークエストにスポット参戦する際も性能は変わらず。 シナリオ上の活躍も微妙、ゲーム的な強さも一般モブ、こんな状態で強いと言われても説得力が無いのは当然である 1.レギアス 三英雄の1人でアークスの筆頭。問題児揃いの六芒均衡に唯一まともな人物であり、大局を見据えて行動できる数少ない人材でもある。 一方、1人で責任を背負い込みすぎるところもあり、誰にも明かせない「トップの悩み」を抱えている苦労人。その責任感の強さゆえにがんじがらめになって身動きが取れないことも。 ゼノにじじい呼ばわりされるなど、特に大物らしさは描かれていないが、本人が叩き上げの現場主義ということもあって本部に収まっているのをあまり好まない。 さすがのヒューイも彼には逆らわないが、その理由は「過去の功績」「強すぎる」など能力に関するものばかりで、序盤~中盤にかけては人間性そのものの評価を聞くことはあまりなかったものの、徐々に掘り下げや補足が行われた。 レギアスといえばまず取り上げられるのが、市街地戦では大型ダーカーが大暴れしている中、戦闘して強さを見せるのではなく、率先して避難誘導を行なっていた件。(*1)この誘導してる変なキャストは曰く「強すぎる」らしいが…避難誘導とかヒラに任せて戦えは誰しもが思う事だろう。後のフォローもされなかった。 後にルーサーの命令で出撃を禁じられていた事が語られている。避難誘導も、ウルクを孤立させるための物である。ノコノコ現場まで出ていってロクに戦わず、末端アークスで済む仕事をわざわざ「最強のアークス」にやらせることで不自然さを描写し、「これが仕組まれたことだった」という演出であることはわかる。しかし「最強のアークスが戦わない」「みすみす救える命を失った」という異常さが際立ってしまい、「この事件がおかしい」よりも「この避難誘導ロボはおかしい」「この組織はおかしい」ほうに意識を向けてしまっている。 後付けとはいえわざわざ上記のように補足していることからも意図していることは「不自然さ」の強調であったことは伺えるが、その不自然さが「自分の推しキャラを無理にでも出したかった」と解釈されてしまっている。 超大型ダーカーを一人で倒し「あとは小物で数が多いから手を貸してくれ」「大物は片付いたので生存者の確認に一緒に来てくれ」などの「力より頭数がほしい」という表現であればまた違ったのかもしれない。 「世果」という、鞘から抜けば世界が終わるとまで言われるほどの武器を所持しているが、市街地にダーカーが現れたときもレギアスは避難誘導を行っていたため使わず、宇宙空間でDFが襲来した時も出番すら無かった。前者では市街地を巻き込むわけにはいかないという理由があったにせよ、後者の場面では使わない理由がない(そもそもレギアス自身が登場しない)。 ヒューイに「創世器なしでも馬鹿みたいに強い」といわれているが、その割には普段から創世器を肌身離さず持ち歩き、「強力すぎて下手に使えない」と自称するほど使いどころを選ぶ物であるのに、何故か普通の武器を頑なに使おうとしない。「創世器なしでも凄く強い」というならわざわざ「封印した上で武器情報を改竄して使う」なんて手間をかけずとも、創世器を使わざるを得ない状況以外では普通の武器を使えばいい筈。実際、マリアやヒューイは普通の武器を常用している。 SEGAが監修している公式ノベライズ版において、レギアスがカタナらしき武器を使っていたところ、それを目撃したアザナミに拝み倒される形でカタナの使い方を伝授したというエピソードがある。(この事はゲーム中でも少し語られている)。少なくともアザナミへカタナを伝授するときは、わざわざ封印して情報を改竄しないと普段使いに支障のある最強の創世器などではなく、普通のカタナを使っていたはずである。尚更、ゲーム中で普通のカタナを使わない理由がない。ヨノハテを印象付けたいのだとしても、システム的にはヨノハテをアクセサリー扱いで常に背負わせるなど、いくらでもやりようはあるはず。 結局、おかしいおかしいと言われ続けたためかヨノハテはEP2のクライマックスで折れてしまいそのまま喪失。その後ジグによって新たな創世器・創世(ツクリヨ)を持たせることで解決を図った。だがこれによって新たな問題も発生することになってしまった。詳細は別項目で。 なお、「あまりにも強すぎる」「普段使いの武器を持ち歩かず、最強武器だけを帯びている」という点から「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場する「ラインハルト・ヴァン・アストレア」を連想するという意見がたまに出る。確かに「華野カゼ」名義で「小説家になろう」サイトで作品を公開していた宇野氏が、同サイトで連載をしていた長月達平氏の作品に目を付けたとしても何ら不思議はない。しかし、「Re:ゼロ」は2012年4月連載開始、PSO2は2012年7月サービス開始。ラインハルトもレギアスも登場がその後になるが、いくら宇野氏とはいえタイミングとしてはかなり微妙。よほど作品の動向をしっかりと追いながら、PSO2での実装に落とし込んだとなるとさすがに現実的ではないか。それをやるのが宇野なわけだが……。 2.マリア 40年前の大戦を経験している古参アークス。高齢のせいか物覚えが悪いらしい。(*2)キャストには「メモリー」があるらしい(*3)が、ハードディスクに相当するものはないのだろうか?キャストは元人間を改造したものなので、生体部品を使っているか、経年劣化か? どちらかというと面倒くさいことを嫌うマリアの方便という向きもあるか。 サラという弟子がいるが呼び捨てにされており、おまけに馬鹿呼ばわりされるなど、こちらもあまり大物らしい扱いはされていない(*4)。マリアは大物風を吹かすタイプではないので、キャラクターに合っているとも言えるが、一方でアークスのトップ全員がヒラアークスと大差ないというのはやはり違和感が残るし、マリアのキャラクター性がクローズアップされていない。物語中のマリアの役割はアークスのトップとして主導するのではなく、弟子のサラや安藤に「使われる」というものが主。目的も分からないまま弟子のサラと平アークスの安藤に付き従う六芒均衡の二、という逆転構造になっており、小物感が漂ってしまっている。 確かにこうした戦闘以外興味がないというバトルフリークを「首輪代わりに」責任のある立場にしばりつけて自由に動けなくしたり、自身を使いこなしてくれるのであれば「道具」として割り切っているケースもある。そうしたキャラクターもまた魅力的ではあるが、あくまでもそれはイレギュラーな話。基本的には「組織のトップとして軽挙妄動を慎み、規範となる振る舞いを心掛けている」という集まりのなかで一人二人アクセントとしていてもいいというレベル。当然トップが全員現場に出払っていないとか最強の剣士が避難誘導を最優先でしているといった六芒均衡においては逆に個性が薄れてしまっている。 普段はヴィタグレイヴ(レア3コモンパルチザン)を使い、ここぞという時には創世器を使うという普通に考えれば当たり前の事を実行出来ている方のキャスト。もう片方にも見習ってほしい物である… 「気に入らない奴はぶっ飛ばす」を自らの正義(信条)としており、他人がどう考えようが自分の考えを曲げるつもりはない、と放言している。ストーリーでは【若人】の「私は気に入らないからチョメチョメする」の後にコレである。お前ら仲良しか。アークス、ダークファルス、不倶戴天と言ったところで結局お互い似たようなもの、という皮肉にも取れる。そういう意味では本質をフラットにみられる目を持っていると言ってもいいかもしれない。しかし、これはマリア側の問題ではないがファンタシースターシリーズにおけるダークファルスという意味ではやはり会話が成立したり、似たようなものであったりという点はやはり違和感が残る。 アークスの規範となるべき六芒均衡でありながら傍若無人で我儘な振る舞いは色々と問題がありそうなところだが、これに関しては上記のように、そもそも偶数番の役目が三英雄の抑止力となることなので「実力においてレギアスに対抗できる」だけではなく「レギアスにとってのよき理解者」でもあるマリアでなければならない。 好意的に見れば、過去のトラウマやら自分のありようをウジウジとこね回す人物が多いPSO2においては割と規範にはなるかもしれない。 Eトラで「乗りかかった船」と状況に合わない慣用句を使いながら登場する。元々は「通りかかった船」と慣用句すら間違えていた。やはり経年劣化が著しいのだろうか。ライターである宇野氏はこの手の慣用句を意図的に変えて用いることがままあるので、そのひとつかもしれない。 3.カスラ 三英雄の1人カスラの二代目襲名者。本人いわく情報収集が専門で戦いは不得手らしい。 戦闘は不得手と言いながら、EP2第5章では特訓して六芒「四」になったゼノ+プレイヤー+マトイ+エコーを軽くいなす。苦手ってなんでしたっけかと思えばカスラ+プレイヤー+ゼノ+エコーでゲッテムハルト1人を無力化出来ない辺りムラがあるというか…ただしこの時のカスラは「絶対令」はおろか創世器すら使わない舐めプ仕様なので手を抜いていた可能性もあるので何とも言い難い。 「ルーサーの手先でありながら裏切る」という立ち位置のため、行動や設定が少々複雑になっている。そもそもがルーサーの予備の容れ物であり、ルーサーに仕立てられる形で三英雄になっているなど出自的にはルーサーの尖兵と言っても差し支えない。 三英雄の他の面々とともに名目上ルーサーの手先になっているが、水面下ではルーサーを裏切るために動いていたようでクーナと「契約」をかわして秘密裏にルーサー打倒に動いている(*5) EP2でプレイヤーにこそすぐにバラしていたが、マリアやヒューイもカスラが反ルーサー側であることを知らなかった様子からかなり徹底して隠していたようだ。 EP2では割とちゃんとしてた彼だが、EP1第8章の行動は問題だらけ【巨躯】の封印が綻んだことに気付いて遺跡にやってきたらしいが、何故か現地に居合わせたプレイヤー達を同行させている。封印の件は一般のアークスには知らされていない機密なのだが…更に「40年間つき通してきた優しい嘘」の真実を初対面の主人公達にペラペラ喋りまくる。どうした情報担当。 まさに封印を解こうとしているゲッテムやシーナを目の前にしても「絶対令」で封印解除を止めさせようとはしないし、創世器も使わないが理由は不明。結局はゲッテムハルトを止められずDF復活を許してしまうという大失態を演じる。 エコーらが帰還する時間を稼ぐため、ゼノと二人で【巨躯】の足止め役を買って出るが途中ではぐれてしまい、一人で囮になったゼノをよそに自分だけ馬鹿正直に逃げてしまう(*6)孤軍奮闘するゼノの勇敢さより、部下を残して逃げたカスラのカスさのほうが際立ってしまっている。その後のイベントでも悪びれる素振りはおろか、その件に触れもしないのだからなおさらである。 造龍計画の真の立案者でありながら、EP1では暴走龍の調査中に「研究者というのは厄介事ばかり生み出してくれる」とまるで他人事のような発言をしている(*7)。造龍の暴走そのものは研究部が行った「非人道的な実験」が原因とはいえ、事の発端である造龍計画を立案したカスラはこの事件に全く無関係というわけにはいかない。後に本人も認めている通り、彼にも責任の一端があることは否定のしようがない(*8)。「自分は造龍提案しただけなのに、ヘンな実験して誤って暴走させた研究者の尻ぬぐいさせられるなんて面倒だ」などという態度は六芒均衡以前に人として問題である(イベント名「面倒な尻ぬぐい」) EP2第5章では、表向きは三英雄側に立って安藤一行と交戦したが、わざと戦闘を長引かせ、クーナのクラッキングが成功するまでの時間稼ぎをしたその際、不甲斐ないエコーを挑発したり、他ならぬ自分が置き去りにしたゼノに「あの状況で生きているとは思わなかった」と他人事めいた態度を取ったりするが、ルーサーに向けての小芝居だろうか? マターボードですでに彼の計画を(プレイヤーにのみ)明かしているためか、この場面では種明かしをしてくれなかった。そのため、おそらく安藤一行にはカスラの立ち位置がはっきりしておらず、レギアス同様クーナの説教とクラリスクローン投入を受けてようやく考えを改めたように見えていると思われる。当然、この件でカスラが特別な働きをしたようには見えていないだろう 細かい点ではおかしい所もあるが、全体を通してみると「ルーサー側でありながら反逆を企て立ち回っていた蝙蝠野郎」として動いていただけとも取れる。他の六芒均衡達と比べても破綻している訳でもないというけっこう恵まれたキャラクターかもしれない 4.ゼノ 序盤はただのヒラアークス、恐ろしいぐらいドンピシャを合言葉に舐めプしてたらいつの間にか六芒均衡になってたよく分からん出世頭。 この男を語る上で外せないのは「第二世代アークス」であるという点。第二世代アークスはフォトン特化傾向を変えられないため、安藤ら第三世代のように自由にクラスを変更出来ないという制約がある。といっても全くできないわけではなく、非適正のクラスでは体に負担がかかるため誰もやらない模様。のちにエコーも非適正クラスに就いているが、特に実績があるでもないエコーが簡単にクラスチェンジできていることからも単に非効率だからということのようだ。 ゼノば本来はレンジャーに適性があるのだが、「守るためには前に出なければならない」という謎の理論で無理矢理ハンターに転向。しかしEP1で【巨躯】に敗れ、EP2で安藤達に助けられたことで本来のクラスであるレンジャーに変更。マリアの特訓を経て六芒均衡の四に就任というサクセスストーリーの持ち主。 しかしこれ以降、第二世代やフォトン特化傾向という設定が出てくる事は二度と無かった。個人の拘りで適性外のクラスに転職可能という実例が出たことで、第三世代のフォトン特化傾向を変える事で自由にクラスを変更できるという点が飾りとなっている。ただしこれに関しては明確にクラスチェンジを行ったゼノとエコーから「体がキツい」という発言があることからも第3世代と比べると小さくはない不利益を被っていることは疑いない。ただ、当事者であるこの2名以外からはなんの反応もないため「非適正クラスによる弊害」が個人の嗜好で賄える程度でしかない、という裏付けにもなっており、さして制約としては厳しいものではないといえる。結果として世代のギャップによる差異、第三世代であるプレイヤーはある種特別な存在である、という演出が薄まってしまっていることは否めない。 世代間の設定自体がゼノのサクセスストーリーを彩る以外にはまったく使われていない。ぶっちゃけこの展開をやりたかったために生み出された設定とまでいえるかもしれない。 ただし彼を中心に設定を整えたのか、設定面においてはそこまで破綻している要素は少ない。 物語的には「おせっかいだが頼りになる前世代の先輩」というキャラクター付けになっており、EP1~2ではメインキャラクターとして大いにフォーカスされていた。 設定から後に行方不明になる所まで合わせてPSPの人気タイトル『ゴッドイーター』に登場する雨宮リンドウに似ている。しかしこの手の先輩キャラクターとしてはテンプレ。 EP2第5章で、苦戦する安藤・エコーらのもとへ応援に駆け付ける。決め台詞は「恐ろしいぐらいドンピシャ」。だが、自分でも「来るのが遅れちまって」と認めている通り、遅れて来たのだからドンピシャなどではない。三英雄戦でエコーはすっかり疲弊してしまっており、もう少し遅ければ倒されていてもおかしくなかった状況である。もっと早く来るべきところを「間一髪でどうにかこうにか間に合った」だけであって、どこもドンピシャ(ぴったりのタイミング)ではない。ドンピシャというのであればせめて六芒均衡が衝突する直前ではないか?最大限好意的に解釈するのであれば、『四』である自身が参加すれば当然激しい戦闘になるわけだが、両者ともある程度疲弊して戦力が落ちており、しかし犠牲が出ていないギリギリのライン、つまり「誰も命を落とさずに制圧できる」タイミング、というのであればわからなくもない。ゼノはそういう漁夫の利を狙うキャラクターではないが、誰も犠牲になることなく、というクレバーな目線は「らしい」といえばらしい。今までの熱血一本槍とは違った一面とすれば十分にあり。 悪意的に解釈するのであれば、状況が状況(安藤は反逆者扱い、大勢のアークスが操られて安藤に倒されてる)なので、もしもエコーの危機に間に合っただけでゼノにとって「ドンピシャ」ならば、彼はエコーの命以外に興味が無い、相当に空気の読めない人間ということになってしまう。とはいえこれはさすがに悪意的に過ぎる。ゼノはエコーが訝しがるほどに安藤を気にかけており、EP1で重傷を負ったメルフォンシーナの救出を指示するなど、(改変された過去においてはかなりドライな面もあったものの)目的以外の犠牲を許容するタイプではない。宇野自身が「ドンピシャ」という言葉の意味が分かっていない、あるいは彼特有の慣用表現をねじって使うが逆にわかりにくくなってしまう作風か。このケースでは「ギリギリセーフ」か? EP2でエコーに絶対令が通じなかったイベントの不整合を生み出した張本人でもある。EP2第6章クリア後、ショッピングエリアにて「(第5章の出来事の前に)エコーに「自分で判断しろ」という絶対令をあらかじめかけておいた」と発言している。第5章にて、わざわざ時間を掛けてまで大型モニターをハックし、クーナが絶対令の解除を行っていたことから、絶対令は『発令者の姿を見せる、あるいは声を聞かせる』ことが必要であることが分かる。となれば、ゼノはあらかじめエコーと接触していたことになるが、何故か5章では両人が共に感動の再会を演じている。このことを説明するためには、ゼノが「自分と会ったことは忘れろ」という絶対令を同時にかけた等、何らかの方法で忘れさせるしかない。なぜその様な周りくどい事をする必要があったのか?一応、ゼノはこの時点では死亡した扱いになっており、彼の存在はルーサーにとっての想定外であり、ある種の切り札である。そのゼノが生きているということは徹底的に秘匿する必要がある。そんな折にエコーが危険な戦闘に身を投じることになり、おせっかいのゼノとしては黙っても折れず、さりとて自身の存在を明らかにもできず…といった(苦しいながらも)説明がつかないわけではない。しかし、そのために次の問題が発生してしまった。 これで割を食ったのはマリアである。エコーに対し「絶対令を弾いてる、思わぬ所に逸材がいたもんだね」なんて言っておきながら実際は上記のとおりゼノの仕業。逸材どころかマリアの目が節穴という事になってしまっている。ある問題を是正しようとしたら別の問題が生じてしまった、というよくあるケースだが、この点からしても単に思わせぶりな伏線ごっこであったことが伺える。 10年前の過去編でも登場し、言っていること、やっていることが10年前と現在とで変わっておらず、14歳当時からほとんど成長していないことが暴露されてしまった。10年間も「間違ったやり方」を通してきた心意気は立派だが……。 5.クラリスクレイス 三英雄の1人クラリスクレイスの三代目襲名者。色んな意味で特別枠。世間知らずで常識知らず。見た目は子供なのに尊大な物言いで常に上から目線で命令口調、初対面からPCを貴様と呼び続け名前どころか顔を覚えようともしない。 生まれ持った才能の高さと周囲の甘やかしが原因か、高慢ちきで「努力は才能に勝てない」「努力なんてしても無駄」を公言する DFエルダー戦では寝ていて参戦せず。反省する様子は全く無い。 等々、敬われるような要素が普通に考えて全く無いのだが、他NPCのクラリスクレイス関連のイベントでは賞賛しかされない。 ちなみにライターの推しメンらしく、ことあるごとに彼女のイベントボードが配置されている。その中身はほぼ強キャラアピールのみ迷子になるイベントもあるにはあるのだが「道に迷って心細く不安になってる」などのキャラクターの掘り下げをしていないため、単純に「強いだけで傲慢」というキャラクター紹介に終始してしまっている。結果として単に「ウザさ」だけが強調されてしまっている。EP2での展開を見るに、一応ヒロイン系のポジションであることは伺えるが…。 基本的に宇野は「強気」を「傲慢」や「人の話を聞かない」といった「わが道を征く」系のものに限定している節がある。もちろん「強気」なキャラクターにはそうした面があることは事実だが、古今東西の魅力ある「強気」キャラクターはそれだけではないことは明らか。「それだけではない」部分を描写しなければ、当然魅力も半減。宇野の脳内にはそうした部分があるのかもしれないが、それを外に取り出してくれなければプレイヤーは知りようがない。いつになったらそれに気づくのだろうか。 「(周囲にとって)危険だから」という理由で外出・惑星降下を制限されている。が、しょっちゅう抜け出してフィールドに出ては憂さ晴らしに「爆破」するという行為を繰り返している。EP2第3章では三英雄に待機勧告(※あくまで推奨レベル(*9))が出ている中、こっそり出撃しているのを見られたからという理由でプレイヤーを爆破(未遂)を起こす始末。(*10) ヒューイの言葉通り「推奨」レベルでしかないならバレても処分などの対象にはならないはずで、念入りに口止めしなくてもいいはず 実はルーサーによって作られたクローンの一人、「作り物のクラリスクレイス」であることが判明する(*11)その力は「模造され、複製されたもの」であり彼女の才能ではなかった。偽クラリッサもルーサーが作ったものであり、また彼女が聞いていたクラリッサの言葉は、実はルーサーのものであった これが発覚した事で彼女は今までの振る舞いからは想像できないほどに取り乱しそこそこの期間落ち込むのだが、今まで見てきた彼女のキャラクターとは程遠く不自然。手に入れた経緯がどうあれ才能は既に自分の物。力を失ったという描写もなく彼女からすれば今まで通り。 オラクルにおいてはキャストという人工改造人間が当たり前のようにいるため、人工物であることにそこまでショックを受けるとも思えない。 本人は「(自分は)ただの模造品」「私もあれ(EP2で現れたクローン)と同じ」と言っているが、黒いクローンが彼女と同等とは言い難い(同等なら残りの六芒達が戦力的に全滅する)ので黒い方に成り代わられる懸念は無いのだが・・・SFにおけるクローンモノのテンプレでアイデンティティの危機に繋がる部分もこれで潰されている。 実質的に見た目しか模造されていないクローン沢山でアイデンティティの危機が起こるというなら、実は彼女が鼻にかけていたのはパワーでなく容姿だった位しか…ブサリスブサイク時代の話だぞこれ ただし彼女の悩みについてヒューイが理解を示すという流れもあるため、彼女が特別おかしな価値観を持っている訳では無さそうだ。ただ我々チキュウの民としては辻褄の合う解釈の発見は未だに困難であるが。 自分の地位が偽物(?)だったことに気付いてようやく反省した。結局PCの貴様呼ばわりは変わらなかったが・・・。 サラのクローンであり、実年齢は5~6歳であるとシャオから語られた。にも関わらず設定資料集では16歳とされている。一体何を基準に出した数字なのか気になる所だが、クローン元のサラが16歳なのでその辺に合わせたのだろうか。あるいは肉体的には16歳相当ということだろうか。 肉体的にサラと同い年だとすればクローンと言う割に外見から声まで似ていないが、サラはルーサーの実験隊としてあれこれと改造されて外見が変わっているようだ。髪色については明確にクラリスクレイスのような髪色から、現在のような銀髪になってしまった事が語られている パティ(17歳)が「小さな女の子」と表現しヒューイ(25歳)が「まだ幼い無知で無垢な子供なんだよ。」と表現するなど、まるで小学生くらいの年齢であるかのように扱われている。ヒューイはともかくパティからすればたった1歳差。ただ設定資料を加味せず外見で判断するなら、他のキャラクターよりも明らかに背が低く発育も若干年相応とは言いにくいため不適切ではないか。 ヒューイの発言は、ラボ住まいが長かったため他者とのコミニュケーション能力が極端に低いことを示唆しているのかもしれない。ただ無知や無垢というより「知性の無いクソガキ」なのが実態だが…無知で無垢ならばなおさら「知らないもの」に興味を持つ。それこそ二代目クラリスクレイスのように。 しかし、彼女の存在は「ダーカーの襲撃で避難してきた少女を拐って人体実験を繰り返したあげく生み出されたクローン」というアークスの中でも飛び抜けて暗部のなかの暗部。その彼女の特異性を単なるヒラアークスのパティ達が知っていることや、容姿と実年齢が異なるという点を簡単に口外してしまうということに関してはかなり不自然。悪意的に捉えれば、ライターの思い入れのある名前を持った彼女の特別感をいち早く知らせたいがために、本来隠匿されるべき情報を先出ししてしまっている、とも取ることができる。 見た目はPSOの「フォニュエール」(通称ぽんぽん)を意識したものになっている。もちろんこのフォニュエール(のデザイン)もPSO2のPV、アクセサリなどで用いられていることから根強い人気を誇っている。これにあやかって(あるいは寄生して)クラリスクレイスの姿としたことは明々白々だが、上記のように性格など魅力を感じる部分が極端に少なく、傲慢で知性のないガキという好かれる要素のないキャラクターとなった。また、顔の作りもあまり秀逸とはいえず、極めて好意的な表現を用いたとしてもブサイクという感想が主で、キャラクター性と併せてかなり絶望的な評価を下されている。特殊なパーツを用いず「誰でもコスプレができる」という利便性をもたせたが全くの無駄になってしまった。(一応クラリスクレイスに似せてキャラクリしてクラリスクレイスになりきるユーザーもいる)顔についてはスタッフも思う所があったのか、関係の深いサラと合わせて異例の顔面フルモデルチェンジ。言うまでも無いがPSO2でこんな事をされたのは後にも先にも彼女達のみ。(2017年10月時点)更に専用コスチュームを貰ったり半ば彼女が主役のストーリーが実装され内面描写に大幅修正が入ったりと優遇は止まらない。流石にここまでやっただけあって以降の彼女はちょっと可愛くなったかもしれない。 ちなみにここまで優遇された彼女だが、プレイヤー参加型のキャラクター人気投票での順位は低め。上記モデルチェンジ直後こそ10位/21人と健闘したのだが、その後は16位/23人と順位を下げ、EP4終了後の人気投票に至っては16位/17人というまさかのブービーを記録。ちなみに17位はサラなので2人仲良くドベのツートップを飾る事となった。 後のエピソードではすこし引いたポジションで登場。サラのクローンのため本当の名前というものがなかったが、過去の資料から「イリス」と名づけられた。その際にも自身のかなり重たいアイデンティティクライシスにつながりかねないことにも平然としているなど、精神的な成長も見られる。ライターがどうでもよくなったという可能性はあるが……。 サラやマトイとセットでは「まだ放っておけない妹」であったり、ストラトスとセットでは「ちょっと背伸びした姉」のように他者とのかかわりによってやや描写が異なる。また、これまでのような傍若無人・尊大不遜な性格がかなり丸くなり、相手を褒めたり感情を見せるようになった。年頃の女の子らしい、あるいはこれが本来の彼女ということなのだろうか。安藤に対しても「な、《安藤》?」と名前で呼ぶようになったり(ボイスでは変わらず「貴様」だがこれはやむを得ないか)と、これまでのような「とにかくすごいすごいと持ち上げる」ものとは全く異なる形で描写されており、いい意味で優遇されている。ブサイクブサイクと辛辣な評価をされていたが、EP4モデルからの改めて変更はないにもかかわらずどことなく可愛く見えるようになったのは気のせいではない……かもしれない。 EP6では艦隊指揮などの直接戦闘を離れ、出番は激減。フォトナ―を相手にフォトンに特化したアークスは苦戦を強いられるが、自身の過剰火力を利用して敵を圧倒するという逆転の発想を用いて窮地を脱するなど、「バカなりの発想」を用いるなど、キャラの底上げがされている。変なゴリ押しで持ち上げるのではなく、脇役なりの見せ場を用意されているあたりは良い意味での優遇キャラ。 6.ヒューイ 六芒均衡にはほぼ強制的に選ばれた。ハイテンションキャラを演じているがたまに素が出る。クラリスクレイスのお目付け役で、脱走した彼女をよく追いかけている。 六芒均衡ではあるが実際は現場で人助けに東奔西走している事が多い。それで良いのかアークスのトップ。重役としてそれはどうなんだと言いたい所だが、彼は自分が人の上に立って指揮をするタイプではないと自認しており、マリア同様に自分を一つの戦闘単位として捉えている向きがある。また、レギアスのように「大局のために自分の意思に反する行動をとる」「全体の利益のために少数を切り捨てる」といった行為をひどく嫌っており、あくまでも「困っている人が1人でもいるのであればそのために戦う」という、ある意味では無責任な、ある意味ではとてつもないお人好しなことが理由。 ただしその人助けでも、うるさすぎてアークスから苦情を出てるそうで、後にレギアスに叱られているとか。それで良いのかアークスの規範。声を張り、気合いを入れるというのは現実世界でもあるし、戦闘集団であるアークスにおいてもナヨナヨしているよりは良いのだろう。もちろん限度はあるが。 クラリスクレイスのお目付け役もレギアス押し付けられた形でやらされているらしい。本人もいい迷惑……と思いきや「きちんとやれていただろうか」と自問する程度には真剣だったようだ。全体的になまじ真面目なために空回りしているだけであり、六芒均衡としてはおかしいが一人の人間としては案外マトモなである。後述の1件以外は。 DF復活という未曽有の危機に対して、何をトチ狂ったかDF撃退記念のお祭り(闘技大会)を開催するという暴挙に出る。犠牲を出しつつなんとか撃退するしかできなかった状況でこれである(しかもレギアス達のお墨付き)プレイヤー視点ではDFが何人もいることが判明している。(*12)作中ですらDFが健在であるのは周知の事実であり、ゲーム内外問わず多くの人にヒューイの行動は異常に見えるだろう。当然DFは健在な上にやる気まんまん。(*13) しかし実際はリサとサラしかその事に触れていない 後にスピンオフや設定資料で補足がなされている。それによると、未曾有の危機を前にアークス全体が少なからず混乱状態になっており、かなりの面で士気の低下がみられた。そこでアークスのトップからの戦勝祝いということでとりあえず不安を和らげるとともに「闘技大会」によってアークスを鼓舞し、また現状の戦力の分析を行うためであった……という意図のものだったようだ。確かにEP2以降の思慮深い彼であれば腑に落ちる説明ではあるが、EP1のうるさいだけのハイテンションキャラにそこまでの解釈を求めるのはさすがに苦しい。 普段は一般的なワイヤードランスを使用しているが創世器はナックルである。使い慣れた武器に統一した方が良いような気もするが、武器にも得手不得手があるので複数持つというのも何も間違った事では無いので特にツッコむ所ではないだろう。 0.クーナ 六芒均衡なのに零番。「虚空機関」所属の始末屋(暗殺者)であり、さらにアイドルも兼任しているという、作中でもトップクラスの矛盾と不合理を抱えた存在。 アークストップの「六芒均衡」かつ、アークスの内部組織「虚空機関」の暗殺者 同時にトップでもあり、内部組織の部下でもあるという非常にややこしい位置づけになっている。 研究部に命令されて動く立場であり、用済みになればすぐ始末されかねないほどその地位は弱い。一方「六芒均衡」はアークスのトップである。わけがわからない。 そもそも六芒均衡に入っている理由がよく分からない。六芒均衡は「アークスの規範となるべき」存在であり「士気向上の旗印」という設定がある。しかし、隠密活動をするクーナは他人に顔を知られてはならないため、人前に姿を現すことができない。したがってクーナはこの役割を果たせないことになる。 六芒均衡ではあるが、立場上それを明かすことができないため、アークスのトップにいながら部下に対して権限を行使できない。 六芒均衡は「三英雄」と「偶数番」に分かれているが、クーナはおそらくどちらでもない。ちなみに零は紛れも無く偶数。けれど建前上は偶数番に対する立ち位置だった。零じゃなくて小文字のiとか与えればよかったんじゃ・・・ 絶対命令権は「六芒均衡とそれに準ずる権力者」の権限なので、EP2でこれを発動するための辻褄合わせだとしても六芒均衡である必要はない。 これらの疑問を回避するため、クーナが六芒均衡の中でも特殊な存在なのだとしたら、なおさら「六芒均衡」の中に一括りにする意味が不明。全く別の役職でも良いはず 《問題なし》まず、クーナはルーサーの支配下にある虚空機関(ボイド);に所属する「見てくれがいいだけ」の下っ端である。ルーサーはレギアスが完全に服従しているとは思っておらず、合議制の六芒均衡にも疑念を抱いていた。そこでクーナをスパイとして六芒均衡に無理やりねじ込んだ。つまりクーナの役割は六芒均衡の監視であり、「六芒均衡としてアークス/オラクル人に寄与する」ことではない(つまり顔を知られている必要はないし、部下に命令を下す立場にもない)。 vr()また、そもそも無能であるクーナには特に期待しておらず、またレギアスの目的自体「ルーサーに対する反逆」ではなく「ルーサーの尖兵となった自身達の抑止」であったため、スパイとして暗躍したところで何も出てくるわけもない。つまるところ、クーナの『零番』はルーサーによって絶対令を持たされているだけのただのお飾りでしかないということ。 同名でアイドルも兼任している 「アイドルになれ」という命令を受けたのでアイドルをやっている。その目的は始末屋稼業のための情報収集であり、「情報や機密を掴むためにアイドルやってるようなもの」だという。 しかし、情報収集の手段がなぜアイドルなのかは不明。彼女の標的となるのは主にダーカーで(*14)、稀にハドレッドやロジオなどのアークスにとっての危険分子も標的になるが、どちらもアークスと密接に関わる存在である以上、情報収集の場は主にアークスである。「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場する「ミーア・キャンベル」はカリスマアイドル(の偽物)としてプロパガンダの広告塔の役目を持っていた。「なぜアイドルなのか」という説得力を持たせるために「人前に出る機会が多い」「発信側としてメッセージを伝えやすい」といった面があればよりよかったのではないか。アークス内外の情報を集めるなら普通にアークスの一員として活動するほうが好都合なはず。現に六芒均衡なので、「アークスの一員」という恰好の地位を初めから持っている。アイドルなどという部外者の立場から情報を集めるよりも、普通に同業者として情報を共有するほうが格段に効果的ではないか?最大限好意的に解釈するのなら、彼女の存在はルーサーによって用意されたイレギュラー、六芒均衡というレゾンデートルを崩壊させかねないルーサー側のスパイでもある。そんな「アークスのトップだが立場は下っ端、社会的には存在してはならない」という状況を考えれば六芒均衡の名前で情報を取るなどということが表立ってできるとは思えない。また、最終的にクーナはルーサーを裏切るための情報を集めていたわけでもあるので、地位を利用することは難しかった、と考えられる。 六芒均衡はアークスのトップなのだから、部下に報告させるなりデータベースを参照するなりして大抵の情報は引き出せるはず。機密にいたってはトップの六芒均衡が知り得ないはずがない。「情報や機密を掴むためアイドルやってる」と言うが、それはむしろ六芒均衡をやってる理由ではないか? 本人は「自分くらいのアイドルになるとみんな勝手に話してくれる」と言うが、どんなに人気があろうとアイドルは部外者である。部外者に不用意に情報をもらしてしまうほどの出来損ないアークスがはたしてそんなに大勢いるだろうか?もしいたとしても、すぐに上層部に気付かれてしまいクーナはシップへの立ち入りを禁じられるはず。 アークスが「あちこちの惑星にコナかけてはトラブルを起こしてアークスの軍事力が必要になる状況に陥れて宇宙での勢力圏拡大を狙っているチンピラ集団」とすれば、そんな連中をおだてて情報を抜いているというのはしっくりくる。 人気アイドルになればなるほど目立った行動ができなくなるし、需要が増えれば仕事量も増え、ライブなど「情報収集にならない活動」に多くの時間を割くことになる。むしろ情報収集の機会は減る一方ではないだろうか。 何より、アイドルにうつつを抜かすような平アークス連中の情報にそこまでの価値があるのかが疑問。情報はともかく機密など知っているはずもなく、やはり「情報や機密を掴むため~」というセリフの辻褄が合わない。 本人は二度にわたって「(自分は)見てくれがいい」と発言しており、アイドルとしての使い道があったおかげで始末されずに済んだという。しかし、情報収集のためにアイドルという設定に整合性が取れないため、単に研究部にそういう趣味の者がいただけなのかもしれない。 そもそもの話として、雇い主である虚空機関(ルーサー)からすればクーナに情報収集をさせる必要性が無い。ルーサーは絶対令というびっくりするほどお手軽に使えて記憶の改竄すら容易な御都合技能が使えるレギアス君を手駒にしているため、真正面から絶対令で情報を聞き出し口止めをするだけで好きなだけ情報が集められるのである。 お手製の偽クラリッサを持つ3代目クラリスクレイスもある程度は動かせるため、手駒は充分に足りている。 六芒均衡は目立つのが問題だとしても専属のスパイを用立てれば良いだけで、その場合はアイドルなんてやらせる理由は欠片も無い。 裏切らない忠実な部下が欲しい可能性もあるが、本編でしっかり裏切られている辺りその辺りを対策したとは思えない。 結局は「宇野がやりたかった」以外の理由がまったく無いのが現状である。 アイドルだけでも忙しいハズ アークスに大人気(自称)なアイドルであり、六芒均衡であり、始末屋であり、アークスに対するスパイ。ここまで来ると彼女のスケジュールがとても気になる。自称とはいえ人気アイドルであるならば一般のツアーやライブに加えてアークスへの慰問やイベントの出演など、アイドルとしての仕事だけでも大量にあるはず。その上で六芒均衡や始末屋を兼任などすれば非現実的レベルに忙しくなるのは想像するまでもない。 仮に、六芒均衡や始末屋としての仕事が少なかったとしても、アイドルとの仕事がブッキングしてしまった場合はどうしてもどちらかを優先しなければならないだろうし、常識的に考えると六芒や始末屋の任務を優先することになるはず。 しかしそうなると大人気アイドルがライブなどをちょくちょくドタキャンするなどの問題が発生してしまう。経済的にも人気にも大きな損失が発生するし、なにより騒ぎになって噂くらいにはなりそうなものだが… ただこれで成り立っている辺り六芒均衡や始末屋とはとても暇、あるいはそれらのアイドル業務よりも優先度が低いのだろうきっと。 一応これらの問題はクーナの替え玉を用意する・ライブなどは録画で誤魔化すなどの方法が取れないでもないが、そこまでしてアイドル兼六芒均衡兼始末屋兼スパイなどをさせるというのもそれはそれでおかしな話である。 正体を明かすべきではない 聞かれてもいないのに正体も所属もばらしている。(*15)アイドルとまったく同じ名前を名乗るというのはあからさまな偽名に見えるのでまだ良いのだが、よりにもよって所属をバラしてしまうのは… それでいて「こういうことには向いていないのだから、それでいい」と開き直る始末 (*16) 聞いたことを喋ろうと消されるだけだから大丈夫らしいが、だからといって周囲の人間に喋ったら消されるような事をペラペラ話すというのは一種の無差別テロ行為とも言える。というか実は主人公を消す気マンマンだろお前 いくら気付かれたといえ、この時点ではヒラ隊員でしかない安藤と行動を共にするのはあまり褒められた行為ではない。ストーリーでも通り過がりのオーザやマールーと共闘しているが、研究部の方で問題にはならないのだろうか……?ならばいつも透明である意味とは? 六芒均衡なのに7人目 いくら「零番目」とはいえ六芒均衡と言いながら7人、人数が奇数というのは均衡しているのだろうか…四が欠番なのでなんだかんだ6人で均衡は取れているよね、とか言っていたらゼノが補充されたために正真正銘の7人体制に。バランスを取れや。 6人と思わせておいて実は7人でした!というトリック自体はよくあるのだが、この手の思考の罠をまったく活かさずにとりあえず出しましたというのは稀なケース。ぶっちゃけやりたかっただけという奴である。 ハドレッドの始末 幼なじみのハドレッドを「裏切り者」として始末しようとするが、ハドレッドが具体的に何をしたのかPCには話してくれない。「裏切り者と聞かされたから」「あいつは裏切り者、それ以上でも以下でもない」と言い張るばかり。挙句の果てに「裏切り者は裏切り者なんです!」と逆ギレする PCに指摘されるまで少なくとも1ヶ月半もの間ハドレッドが裏切った理由を考えようともしなかった ハドレッドがなぜ裏切ったのか分からず葛藤するが、そもそもどんな裏切りをしたのかを教えてくれないのでプレイヤーは蚊帳の外である (議論中) アークス上層部が必死に隠蔽している事を歌でネタバレしている。(*17) ここが変だよ六芒均衡 元々PSシリーズと関係のない同人ゲームの設定をPSOの三英雄に無理やりねじ込んだものなので当たり前だが、不自然な点が多い。 資料:メンバーの変遷 + メンバーの変遷・ソースはあの年表 年代 1 2 3 4 5 6 備考 198 レギアス マリア カスラ アトッサ クラリスクレイス ヴォルフ 199 200 201 202 203 204 205 206 207 死亡 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 死亡 221 222 223 224 225 226 二代目 227 死亡 死亡 228 特攻 229 230 二代目 231 232 233 234 三代目 235 ヒューイ 六人組 アークスの偉い人が六人組である合理的な理由がない。逆に、六人組では都合が悪い点は有る。 Eトライアル時やコスチュームなどで見られるアークスのシンボルは★五芒星であり、✡六芒星ではない。六芒星はダビデの星とも言われ、古く、伝統的で強い宗教的な意味合いを持つ。これを巡って大きな問題に発展したケースも少なくない。(FC忍者龍剣伝など)そのため六芒星をシンボルとするのを避けるのは妥当である。 となるとシンボルが五芒星なのだから五芒均衡で良いじゃないかという話にもなるのだが、宇野氏は『六芒(紡)均衡』という設定によほどの思い入れがあったのかその辺りのすり合わせを放棄したようだ。結果として五芒星がシンボルマークの六芒均衡(7人)という統合性もへったくれもない状態になっているのだろう。それならそれで同じ『送還』から『破魔五芒』でも良かった気がするのだが……。このあたりはデザイナーとの関係も入ってくると思われるので、宇野氏だけの責任ではないかもしれない。 パーティ人数上限は4人。残念ながらシングルパーティエリアやソロクエストでは六人全員揃って戦うことはできないことになる。ただしエマージェンシートライアルでの乱入も込みで考えれば6人体制は可能。マルチパーティエリアでは上限が12人となるが、そうすると後6人の空きはどうなる? 一応ブレイバーやデューマン実装前はクラスの数が6、種族の数も3(男女で6)で、メンバーを各種族・各職に割り振るのには都合がよかった。とはいえこれは「おさまりが良い」だけの話であり、種族の追加やクラスの追加を考えれば「あるべき姿」とは言いえない。そのため全クラスや種族・性別を均等に振り分けること自体は意味がないし、さらに言えばキャストは「元人間」なので「種族」としてのカテゴライズには疑問が残る。実際スレでも「1番と2番がキャストの男女、5番と6番がヒューマンの男女、3番がニューマン男なので現在空白の4番はニュマ子ではないか?」という予想もあった。そのため4番がエコーではないか?という変化球の予想も。さらに踏み込んで「一人一席と思わせて実は二人で一人=パティ&ティアが4番ではないか?」という予測をしているプレイヤーもいた。このあたりの考察は「六芒均衡」という名前からバランスを取るはず、という前提での予測からで、これはこれでなかなかおもしろいものではあるのだが別に六芒均衡自体に意味はなく、単にシナリオライターが自作同人設定を持ち込みたかっただけである。完全に「ただの深読み」という残念な結論になってしまった。 しかし現在、六芒均衡のクラス割はHu,Hu,Te,Ra,Fo,Fi(?)となっており、種族もキャスト2名ニューマン1名ヒューマン3名となった。 六芒均衡の選出基準 「規範となるべき立場」なのに「実力だけで選定される」 コフィーとの会話で「六坊均衡はアークスの規範となるべき立場である。しかし、実力のみで選ばれるので、彼らに規範であることを求めるのは酷だ」と語られる。 + 画像 (C)SEGA 規範となるべき役職なのだから、性格を考慮せずに実力のみで選ぶのはおかしいのではないか? 《問題なし/解決》『三英雄』は襲名制のため「実力があれば誰でもいい」わけではない。『偶数番(イーブンナンバー)』は「三英雄がルーサーの命令で人々に背くようになった際にこれを止めらること」が至上目的なので、(もちろん人格者であることが望ましいのは間違いないが)何よりも三英雄に匹敵する戦闘力を持っていなければならない。「規範となるべき立場」との整合性が取れなくなってしまうが、『三英雄』と『偶数番(イーブンナンバー)』の関係、六芒均衡の存在理由から考えると「アークスのトップとして人格者のレギアス」「レギアスを含む6名の合議制」という表向きの情報から尾ひれセひれがついてしまい「規範となるべき立場」と勝手につけてしまった……とすると自然にはなる。そのように言及されている場面はないのであくまでも憶測にすぎないが。 コフィーは「実力のみで選定される」というが、何を以って「実力がある」となるのかははっきりしない。ヒューイによれば、実力とは「力の強さ」「生存率」であるらしい(*18)。また、安藤の戦いぶりを見たカスラは「時期が違えばレギアスあたりが次代に推していたかも」と発言している(*19)。これらの事から、実力=戦闘能力と見てほぼ間違いないだろうが、そうなると劇中で桁違いの強さを見せているゲッテムハルトが選ばれないのは不可解である。 十数年も空座になっている番号もあるため、「現在いる中で一番強ければ任命される」というわけでもなく、かなり厳しい基準がある模様。少なくとも「五番」のクラリスクレイスに関しては初代クラリスクレイスのアルマ同様「クラリスクレイスのフォトン傾向」を持っている必要がある。 どのような基準で配属先(番号)を決めるのか三代目クラリスクレイスは、先に空席になった四や六ではなく五に配属されており、「空いた順」ではないらしい。これは三英雄に対する偶数番(イーブンナンバー)の存在があり、3代目クラリスクレイスはクラリスクレイス(=三英雄)にしかなれないため。 同時に空席になり、またどちらも偶数番である四と六のうち、ヒューイは六に配属された。この事から「番号の若い順」でもないらしい。かなり無理のある解釈だが、一のレギアスに対して二のマリアは近接戦闘に優れたタイプ。三のカスラと四のゼノは瞬発力こそないものの、どちらも中距離以上のレンジを得意とし、持久戦や単独行動ができるタイプ。五のクラリスクレイスと六のヒューイも法撃と打撃の違いはあるものの同様に戦闘に優れている。加えてヒューイの創世器「破拳ワルフラーン」はテクニック攻撃を弾き飛ばすなどの特殊能力もあるようで、人間関係も加味すればクラリスクレイスキラーとしての適性がある。このように「三英雄に対して同等ないしメタになる」ことがナンバリングの条件ではないかとも考えられる。 「実力」の基準が何であれ、既にいるメンバーよりも「実力」に優れる者が現れた場合はどうするのだろうか?6人という数に拘って代替わりさせると、せっかく経験と実績を積んだ者を意味もなく降格させることになってしまう。 《問題なし》『三英雄』はアークスの暗部であり、その首魁レギアスはアークス存続のためにルーサーと取引をしたため、少なくとも三英雄が欠員による補充ないしルーサーの意向以外で代替わりする必要はない。特にレギアスは自身の罪ともいうべき行いを次代に背負わせることになってしまうため。彼が老齢でありながらアークスのトップに居続けるのはそのため。偶数番(イーブンナンバー)は彼ら三英雄を倒しうる実力者であればだれでも構わないので、優れたほうが六芒均衡になればよい。『経験と実力を積んだものを意味もなく降格』させることはアークスにとってはマイナスだが、六芒均衡自体がアークスにとって必要なものではないため、この場合は「より優れたものがその席に座る」ことが正しい。 すでに0番がいるが、実力者が6人を超えると00番とか000番のように増えていくのだろうか・・・? 《問題なし》クーナの零番は六芒均衡の枠組みではなく、一見従順に見えるレギアスに対してスパイとしてクーナを「六芒均衡としての権限を与えて」送り込んだだけで、レギアスやマリアもクーナとほとんど関わりがなく、言及されることもない。そもそも六芒均衡自体が表向き合議制と言っているだけで組織として意味のないものなのだから、そこにクーナを送り込んだところで何の意味もない。また、ルーサーが倒されたために六芒均衡自体が解体され(宇野氏としては意地でも六芒という名称は残したいようだが)新規にメンバーを加える必要がなくなった。 三英雄と偶数番 三英雄とは40年前の大戦で活躍した(という触れ込みになっている)三名が「三英雄」と呼ばれるようになった。同時期に六芒均衡も設立される(年表より)。 三英雄の使命は「アークスを守る」ことだが、アークス存続のためにはマザーシップが必要不可欠であるため、実質的な使命は「マザーシップの防衛」である(カスラ談)。たとえアークスが滅んでもマザーシップさえあれば再建できるため、アークスの人員やダーカーなどは実はどうでもよく、ただマザーシップの存続のためだけに動くのだという。(*20) しかしながら、アークスの前身であるオラクル設立から三英雄が設立されるまで1148年もの開きがあり、この間にオラクルやマザーシップを防衛していなかったとは考えられない。なぜ今さらになって専門機関を発足したのか。この点は後に解説されており、ダークファルス【巨躯】との戦いで壊滅的なダメージを受けたアークスをまとめるため。もともマザーシップの防衛自体は行われていなければならないので「三英雄によってなされる」というよりは、もともとあった役目を引き継いだ(という名目だが、実際は三英雄自体はお飾り)。 三英雄は襲名制になっている。襲名とは、先代の名跡を継ぐことでその信頼、権威、伝統などを継承し、また後世に存続させるためのもの。この場合は、ダークファルス【巨躯】を倒したという「優しい嘘」の象徴として名跡を利用した可能性が高い。 ルーサーによれば、初代クラリスクレイスはアルマである。当然、どちらが実名なのかという疑問が生じる。この点はEP5までに解決しており、クラリスクレイスはフォトン傾向の名称。初代であるアルマの持つフォトンが人格を持ったものをこう呼称したことが始まり。二代目クラリスクレイスのマトイ、三代目クラリスクレイスのイリスも同様のフォトン傾向を与えられているためこのように名乗っている。そのためクラリスクレイスは称号、またはコードネームのようなものだろう。しかし「六芒均衡」で「三英雄」に「クラリスクレイス」という極めて限定的な対象にコードネームを用いる必要があるのか。要するにシナリオライターが『送還』からのキャラクターとして特別扱いしたいという意識が強く出すぎたためであろう。 レギアスやカスラもあるいは実名ではないのかもしれない(?) 《問題なし》:実名の可能性が高いEP5でアルマがルーサーを「あれはスーくん、カスラだよ」と発言している。クラリスクレイスは実名を別に持っているが、それは「クラリスクレイスという能力を持っているため」だが、カスラは初代カスラのクローンである。そのためカスラは「カスラ」以外の実名を持つ必要がない。また、レギアスもマリアも同様の愛称で呼んでいることから実名である可能性は高い。 偶数番(イーブンナンバー)とは劇中ではあまり詳しい説明はされていないが、三英雄を監視することでその権力の暴走を抑止する役目を持っているらしい。 「三英雄」「六芒均衡」は同時期に設立されたので、三英雄を特権階級に据える際に抑止力としての偶数番も同時に設置したのだとされている。 しかし、絶対命令権などというべらぼうな権限を与えてしまっている時点ですでに抑止力どころの話ではなく、権力暴走を危惧するならそんな権限を与えないことがまず第一である。 それなのに、抑止力であるはずの偶数番まで絶対命令権を持っている。これではかえって権力暴走の危険因子を増やすばかりであり、逆効果である 三英雄と拮抗する役目でありながら、なぜ同じ「六芒均衡」で一括りになっているのかは不明。別々の組織にすると不都合でもあるのだろうか 《問題なし》:三英雄を自由にさせないことが偶数番の真の目的だから。絶対令を利用した権力の暴走という可能性を内包しているが、実際のところアークスはルーサーのものであるため「三英雄や偶数番が絶対令を用いてアークスをわが物とする」ことはできない。作中ではルーサーの尖兵となったレギアスに敵対した安藤とマトイに協力し、アークスが完全にルーサーのものとなる直前で食い止めた。また、偶数番のメンバーは普段は色々とアレな人物が揃っているため三英雄が自由に動けない立場になっていることからも、「三英雄と偶数番は同じ組織である必要がある」「偶数番は三英雄のブレーキである」ということができる。 アークシステムワークスの名作格闘ゲーム「BLAZEBULE」の六英雄が元ネタと思われる。かつてあった大いなる脅威との闘いで活躍し、最終的にそれを打倒した者たちに贈られた呼び名。その功績から英雄と呼ばれはしたものの彼らの多くはいろいろと問題のある人物で、人格者と呼べる者は少ない。彼らは終戦後に全員行方不明となっている。PSO2では「六英雄→六芒均衡+三英雄」「かつての戦いで大きな功績を上げたつわもの」「英雄」「一癖も二癖もある」といった部分を持ってきているが、彼らをアークスの司令部へと組み込んでしまったためいろいろと不整合が出てしまっている。 創世器 番号 名前 創世器 備考 0番 クーナ マイ 腕に装着するツインダガー 1番 三英雄レギアス 世果(ヨノハテ) カタナ(外装を付けてソードとしても用いられる) 1番 三英雄レギアス 創世(ツクリヨ) カタナ 2番 マリア ラビュリス パルチザン(形状は斧に近い) 3番 三英雄カスラ フローレンベルク 巻貝形のタリス(感謝祭の設定画より) 4番 ゼノ ナナキ ガンスラッシュ 5番 三英雄クラリスクレイス 灰錫クラリッサⅡ ロッド 6番 ヒューイ ワルフラーン ナックル 番外 テオドール ライノルト シェイプウェポン(大剣・槍・短杖に変形する) 番外 ユクリータ アウロラ ツインマシンガン 番外 マトイ 白錫クラリッサ ロッド 番外 マトイ 明錫クラリッサⅢ ロッド 番外 ― 断翼ロート=ラウト ダブルセイバー ※断翼ロート=ラウトはPSO2es側のもので、持ち主が不明。PSO2本編にはアイテムだけフィードバックされている。 ここが変だよPSO2も参照。最終兵器、オーパーツ扱いされている創世器だが、やはりというかこちらもおかしな点が多い。 採算性度外視のプロトタイプ、という触れ込みの割にワイヤー・ライフル・ランチャー・バレットボウ・デュアルブレード・タクトなどの創世器が存在しない。特に射撃周りが致命的で、Raにいたっては武器が全職共通のガンスラッシュ以外ひとつも無いという有様。更にRaを六芒均衡に入れておきながらガンスラッシュを使わせるというこれは新手のイジメか何かなのだろうか… EP3の外伝でようやくツインマシンガンの創世器が出た。…が、これはこれで人が変身したものというまたおかしな設定になっている。 他でも言及されているが、ヨノハテというカタナを無理矢理ソードにして使うという訳の分からない事をしている。六芒内ですら普段はコモン武器で戦いここ一番で創世器を使う人がいるにも関わらずである。ヨノハテ接着レギアス君ヨノハテ問題はEP2で喪失し、カタナ型創世器・創世(ツクリヨ)と交換することで一応の決着はついた。だが一方で「なぜ折れた世果を修復しなかったのか」という疑問が生じる。マリアの創世器ラビュリスは使うごとに破損しており、都度ジグが修復していることは幾度かイベントでも示唆されている。であれば世果を修復できないとは思えない。ラビュリスは見た目に大きな変化はなく、世果は完全に真っ二つに折れてしまっていたため「破損の度合いによっては直せない」とすれば説明もつくが、彼は3つに分割されてしまった白錫クラリッサをしっかりと修復しているのでやはり不自然。そもそもジグは創世器を作ることができるので直せないとは考えづらい。直せないのなら同じものを作るのでもよかったのでは?結局、おかしいおかしいと言われ続けたたヨノハテ問題をぶっ壊してなかったことにしたからセーフ、とするためであったと言わざるを得ない。 《問題なし(一部解決)》:世果が再生できなかったのは魂が損なわれていたから。EP6でジグから解説がある。ラビュリスは毎回壊れて入るものの入れ物であれば修復することができるとも言っており、上述の問題に対するほぼ完全な回答になっている。クラリッサの出自はわからないものの、シオンの影響下にあるため他の創世器とは一線を画したものであろうことは伺える。ただし、これによって「ジグの作る武器はいずれ創世器に至る」や「作ろうと思えば作れる」という発言との不整合も強まってしまったとも言える。 EP6創世器はときに人格を持ち、自分で使い手を選ぶという新設定が明かされた。どんどん不整合が大きくなり、いよいよ元々の設定とのすり合わせができなくなった。 そもそもこの創世器自体も「BLAZEBULE」に登場する「事象兵器アークエネミー」に非常によく似た設定をしている。事象兵器アークエネミーは自我を持ち自ら持ち主を選ぶとされ、絶大な力を持つ反面使用者は「何か」を失うとされている。『六英雄』の多くはこれを持つ。命名法則や「ものすごく強い」といった設定はよくあるものだが、ジグを中心とした製作プロセスの曖昧さ、「なぜ強いのか」「何のためにあるのか」といった重要な部分がごっそり抜けているため、おそらくはこれが元ネタと見て間違いないだろう。 絶対命令権(絶対令、アビス) 部署や体系もあやふやな組織だというのに六芒均衡は「絶対命令権」を持っているというのは最初期からの設定。顔も知られていないのに絶対命令も何もあるかとネタにされ続けていたが、いざ蓋を開けてみれば命令権とは名ばかりの催眠術であった。「絶対令」も劇中で使われている正式名称であり、読みは「アビス」。実質的に3通りの呼び名がある。『PSO2 EPISODE1 2設定資料集』にて「絶対令が通用するのは、アークスになった際に遺伝子操作を受けるから」という設定が明かされた。 「絶対令」がEP2第5章で発動された。使い方 ①執行者自らが執行理由・執行内容・発動者名・アビス! と言う ②アークスが催眠状態となり、目が赤く発光して執行者の命令に従うようになる ただし、後にゼノが個人的なとてもどうでもいい理由で使えていたので制約はほぼ無いようだ。 …なんかどっかで似たよう物をコードでギアスな作品で見たような気もするがきっと気のせいだろう。 アビスはアークスであれば必ずかかるらしいが、六芒均衡だけは例外として効かないらしい。六芒均衡に絶対令が効かないのは「そうでなければ均衡できないから」。理屈的にはまったく説明されないいつものアレである。 いちおう設定資料集の情報まで加味すれば、六芒均衡は特別な遺伝子改造を施されているのだろうとか推察出来るが、ゲーム内ではまったく触れられない。 案の定というか色々と例外があるようで、マトイやエコーそして我らが安藤など効かない場合もある。マトイについては後に二代目クラリスクレイス(つまり元六芒均衡)だった事が判明するため比較的納得出来る。設定まで加味すると出自が特殊なため改造そのものを受けていないか。 エコーについてはゼノが絶対令を先にかけておいたのでセーフというびっくり理論で通用しないらしい。こんなネタにすら気付かず絶対令を弾く思わぬ逸材がいたねとか言っちゃうマリアとは… 安藤については何のフォローも無し。本当に何処にもフォローが無いため誰にも分からないのが現状である。それで良いのか… これだけ恐ろしいアビスだが、制約は無いに等しいようでやりたい放題の一言で権力の暴走(物理)な状態である。六芒なりたてのゼノがマリアすら知らない所でエコーに使っている辺り、手順を踏まなければ使えないといった事も無いようだ。 EP2でレギアスが使った場面を見る限り、映像越しとはいえ超広範囲に使える上に割と大雑把な命令ですらフルオートで動くという極悪仕様。 更にゼノの例を見るに記憶や認識の改竄すら容易、あまりに極悪非道で論理間もへったくれもないシステムである。 しかしわざわざこんな大層なものを用意する必要があるのかは疑問。通常の組織であれば命令に従わない者は降格や除名などの処分をすることである程度の規律を保つ。たとえ階級も組織図も存在すら不明なアークスといえど「六芒均衡は偉く、そして強い」は何故か共通認識のようなので、よっぽどの命令でも無ければ基本的には素直に従うはず。 こんな物を使わなければ聞かないような命令を出す機会があるとでも…仮に裏切り者を止めるためとしても過剰であるし、何より具体的に裏切ったゲッテムハルトについて使わなかったりと本格的に存在意義が不明。 唯一ルーサー(と脚本)にとっては都合のいいシステムなのでそういう事かもしれないが。なおルーサーが作った可能性も無い訳ではないが、その場合はルーサー自身が使わない・六芒均衡に効かないなんてルーサーに都合の悪い要素を残す訳が無いのでこの線は非常に薄い。 更にこんな極悪システムなのにパティ&ティアの発言やカスラの口ぶりから特に存在を隠されてはいない模様。しかしカスラも言っている通り、たとえ命令に不満がなくとも絶対令の操り人形にされることには誰でも抵抗があるはず。不満を募らせた者がアークスを辞めてしまったら、人手不足に拍車がかかってしまうのではないだろうか?その時には「辞めるな」という絶対令をかけるのだろうけど 絶対令は、絶対令でかき消すことが可能とされているが、そうなると絶対令剥がしごっこが成立してしまう。例:①六某1がみんなで安藤を殺せと命令→②六某2が六某1の命令を破棄→③六某1がみんなで安藤を殺せと命令(①に戻る) これでは「どちらかが疲れてやめるまで永遠に続く」という子供の喧嘩である。本来であればこの手の能力には回数制限や連続仕様は不可など縛りがあってしかるべきではあるが、これらが判明する前に絶対命令権は物語から消えたので真相は闇の中である。 なおゼノがエコーに絶対令をかけた所、特にかき消されるでもなく普通に弾く(上記例であれば②を無視)という上記と矛盾する現象が起きているため、設定が判明した所でガバガバなのは目に見えている。 EP2第5章で、クーナが全アークスに中継を行い、レギアスの絶対令を解除している。そのために証拠が必要なのか、レギアスの出した命令の根拠が全てデタラメであることを示し、さらに「都合の良い現実ばかり見るな」「自分の頭で考えろ」「みんなはコマじゃない」とお説教をする。 これまでプレイヤーが度々思ってきたことを代弁してくれたクーナだが、ここでは操られてるのだから仕方ないのでは・・・ しかし、目が赤く発光している状態の無名アークスたちはそのデータを見て驚いている。 この描写からするに、絶対令は「拒否権のない強制命令」と言いつつ命令の根拠が崩れれば通用しなくなるのかもしれない。 解除してから説明するならともかく、命令の根拠を示してから六芒マーク出して解除!とやってるので、どうしてもアークス総マヌケ化は避けられない。 そもそも後から上書きできるならマリアが打ち消せばよかったのでは。 EP2第6章にて、エコーが絶対令をうけつけなかったのはゼノが事前に「自分の頭で考えろ」と絶対令をかけたからだ、と弁明されているが……ゼノの項でも触れているが、絶対令を受けた側は「絶対令を掛けられた事」を覚えているため、色々と辻褄が合わなくなってしまう。また、上書き有効のルールに従えばゼノの命令はレギアスの絶対令で上書きできているはず。ものの言い方で抜け道があるのならそれは「絶対」なのだろうか……。 マリアの発言「絶対令を弾いてる、思わぬところに逸材がいたもんだね」は盛大な勘違いということになる。本当に絶対令を受け付けないならゼノの絶対令も効いていない筈。ついでにいうとこのマリアの発言「絶対令を弾いてる、思わぬところに逸材がいたもんだね」にも問題が潜んでいる この発言は裏を返せば「絶対令が効かないのは個人の体質である」ことを示している。エコーの絶対令無効化の真実がどうあれ、エコーに絶対令が効いていないのを見ただけで逸材だと判断→逆に言えば、生まれつき絶対令を弾く人間(=逸材)が存在するという証明になる。 これらの要因から推測すると、六芒均衡の選定基準は「生存能力」でも「実力」でもなく、均衡システムを維持するための「絶対令を弾く体質の有無」と構成員が与えられる「創世器に選ばれる適性」なのかもしれない。とはいえ絶対令自体はEP3で封印され、EP3外伝で登場したアウロラにより「創世器に選ばれる適正」=ユクリータも六芒均衡候補となってしまい、説得力が弱くなってしまった。 トドメにEP4では六芒均衡システム自体解体。宇野の持ちネタであるためなんとかして「六芒の皆さん」という表現で生き残らせたい模様。 結局、不整合の塊であった絶対令システムはEP3でシャオから封印がなされることになった。要するにシナリオライターが「操られた味方と戦う」シチュエーションを書きたかっただけで、後に繋げられなくなったからであろう。 ところがEP6で実は総司令のウルクには絶対令を行使する権限と、封印を解除する権限が与えられていることが唐突に明らかになった。しかも総司令の一存で簡単に封印を解除できるというザルっぷり。封印でもなんでもない。これまでの絶対令・○○せよ!というコマンドから絶対令封印解除→絶対令・○○せよ!というワンクッション置くだけに変更されたことを封印と表現するのだろうか? 《EP6の絶対令の問題点》封印されていないEP3開始時点でシャオから「絶対令(アビス);は封印した」と明言されている。しかしその後EP4開始までの2年間とEP4・EP5をまたいでもアークス達に施された遺伝子改造には手を付けておらず、解除処置が一切されていないことが発覚。また、それまでに生まれたであろう新生アークス達にも同様の改造が施されていることも確定。六芒均衡が使用できなくなっただけでこっそり総司令は使えるようにしていたというのであればそれは封印とは言わない。また、EP4で組織を一新とうそぶいていたが結局アークス達は首輪を付けられていることに変わりはなく、体制も全く変わっていないことも明らかになっている。ルーサー時代となにか違うのか。EP6の1章でウルクによる絶対令の行使があった。内容は「全アークスの強制帰還」。これにも問題が発生しかねない。まず、絶対令はアークス個人に施される遺伝子改造である。これによってアークスの行動を強制するわけだが、この機能を用いてアークスがシップに強制帰還させられるのであれば、シップへの帰還機能はアークス個人の能力でなければ不都合がある。あるいは「帰還手続きを強制的にとらせる」ものかもしれないが、それはシップ側の機能にもある(緊急クエストなどでもたびたび緊急離脱・緊急帰還などを行っている)ため絶対令を使う必要がない。いずれにせよこれだけの不整合を抱え、封印までされたと嘯いていた絶対令を使ってまですることではない。 六芒均衡とは何なのか ヒューイのイベント:俺の名はヒューイ! ヒューイ:あ、オレ? オレはヒューイ。 アークス六芒均衡の六をやってるの。 ……そうそう、あの偉い連中の一人。 EP1第8章より エコー:六芒均衡って! アークスの一番上の……!? ※補足 エコーの言う「アークス」を「目的をダーカー殲滅に変更した後の船団全体(*21)」と取るか、 「船団内で編成された惑星調査部隊(*22)」と取るかによって意味が異なるので注意 EP1第9章より クーナ:……六芒均衡カスラ。 どうして貴方はそこまで 知っているのですか。 カスラ:もちろん、私が六芒均衡だからです。 :統べる力を持つ者は、その責務として (※「統べる力」とは絶対命令権のことか?) 万事の因由を把握しておかねば ならないのですよ。 これらのセリフからすれば、六芒均衡はアークスの一番上であり、統べる力を持つ偉い存在であるらしいが、 そもそもアークスの権力構造がはっきりしていないため、彼らが具体的にどういう立場なのかは謎に包まれている。 何より「一番偉い人たち」というだけでは六芒均衡が何なのかを説明したことにはならない。 前述通り、六芒均衡は「力の強さ」「生存率」といった戦闘能力に優れる者が選ばれるらしいが、 あえて言うまでもなく、戦闘能力に優れる人材は戦闘員として運用するのが至当である。(それこそ「適材適所」というもの) 場数を踏んでいるので前線で指揮を執ったり作戦を練ったりするのは良いとしても、 組織全体の管理運営や最終的な意思決定などは、他にその担当者を置いてそちらに回すのが当然。(それこそ「役割分担」である) 事実、六芒とても「アークス」や「組織」に任務や命令を言い渡されており(*23)、やっている事は普通のアークスとあまり変わらない。 マザーシップの存続を図る「三英雄」とその権力暴走を抑止する「偶数番」という設定はあるが、これは六芒均衡全体の役割ではないし、非常時のみ。 普段は思い思いの場所で単独行動しているばかりで、これといって六芒ならではの義務や責任を負っているようには見えない。 これについては六芒均衡自身も認めている。 ヒューイのイベント:六芒均衡って何するの? ヒューイ:六芒均衡になっても、オレには 人助けぐらいしかできないし 他にやることもないしな! :六芒均衡と言ってもそんなもんだ! 結局やれることは人一人のもの! 両手に余ることはなにもできない! カスラのイベント:絶対令とは カスラ:六芒均衡と普通のアークスの違いなんて そう大したものでもありません。 もっと気軽に接してほしいものです。 :まあ、絶対命令権……絶対令をもつ こちらに気をつかうというのも わかりますけどね。 「規範となるべき存在」「士気向上の旗印」というマスコット的な役割を踏まえても、 (設定上はどうあれ)六芒均衡は「戦闘員の中で一番階級が高い連中」くらいの扱いしかされていないのが実情と言わざるをえない。 もしも六芒がただの前線指揮官・精鋭部隊でしかなく、惑星調査隊「アークス」(狭義)を束ねている本当の意味のトップが ダーカー殲滅船団「アークス」(広義)に別途存在するのだとしたら、それらが劇中に全く登場しないのも疑問だし、 ただの中間管理職に「一番上」だの「トップ」だのずいぶん紛らわしい言い方をしているものである。 逆説的に言えば、六芒均衡のおかしさはそのまま背後にダークファルスがいることの伏線として機能している面がある。(ただし、初期のシオンは「人間の言葉が理解できていない」とのことだったのに、EP2第2章のシャオの説明では、「人間の言葉を使わないのは自分をルーサーに理解させないため」になっていたので、どこまで予定していた伏線だったかは定かではない) ルーサー排除後は命令系統が組み直されたり、六芒均衡は単なる実力トップ組であるという(ある意味)あるべき姿に直されている節がある。 コメント 最新の5件を表示しています。 コメントページを参照 アビスの仕組みがどうにもよくわからん。ゼノがエコーに先にアビスをかけたからレギアスのアビスを弾いたとするなら、クーナのアビスがモブアークスに効いた理由は?後からかけた方が優先されるならゼノのアビスは上書きされて消えるだろうし、偶数番優先というならクーナは数学的には偶数とはいえアークス的に偶数番ではないし、均衡とか言いながら片方の勢力に絶対権限最強アビスを与えるのでは偶数番が暴走したときの抑止力は?ってことになるし。数字が大きい方とか小さい方といった優先順位があったとすると、大きい方優先だからゼノが 優先されたならクーナのアビスは最弱になるからレギアスのアビスを消せないし、小さい方優先だからレギアスのアビスをクーナが消せるならゼノのアビスもレギアスに消せる。ゼノとエコーの信頼とかいう部分がアビスの強度に関わってくるなら、アビスを使われたところで身内と戦うとかできるのかっていう部分に疑問符がつく。クーナは零で均衡の外側だから六芒全員より上の権限があったとするならその描写をしないといけないし、アークスに安藤を殺させるつもりだったルーサーがその状況を覆せるクーナを野放しにするのがおかしくなる。クーナ自身に大した力はないし子飼いの暗殺者なんだから実行日前に消しておけるだろうし、消さない理由がない。アイドルとしての利用価値も、アークス自体を捨てるなら必要無くなってる。 - 名無しさん (2018-04-22 17 17 02) アビスが遺伝子操作によるものであれば、受諾者が発令者を「六芒」であると認識していなければならない。逆に「六芒」であると思い込ませれば誰でもアビスを発動できることになる。 - 名無しさん (2018-10-17 14 23 58) アークスは遺伝子レベルで改造されているからこそ「相手がそうであると認識しないと発動しない」なんていう条件はおかしいでしょ。六芒均衡は大して顔も知られてないんだから、「コイツ誰?」ってなったらそいつにはアビスが利かないことになる。そんなことはないでしょ。 - 名無しさん (2018-10-17 16 56 20) レギアスがアビス発動を受け入れたのもおかしい。ヒラアークスでしかない安藤ひとり消したいならモブ全員けしかける必要なく、自分が出れば済む話。ルーサーが目的を果たすまでの時間稼ぎだったとするなら、アークス全員けしかけるなんて無用な犠牲出しかねない真似をせずとも、そういうのが得意なカスラを送ればいいはず。 - 名無しさん (2018-04-22 17 18 12) アビス使ってまでヒラアークスをけしかけたのは、六芒均衡が衝突したときにカスラが時間を稼いでも足りない可能性があったからじゃないかな。時間稼ぎはできるならどれだけでも稼げたほうがいいしね。ヒラアークスを使ったのは、安藤&イーブンナンバーVS3英雄でつぶしあいをしてしまうと安藤が消耗しすぎてルーサーを止められない可能性が高かったから、という風に考えてるけど、どうだろう? - 名無しさん (2018-04-25 16 29 16) ソースがピクシブ百科事典だから、ゲーム中だとどこで確認出来るか知らんが六芒はルーサーが三英雄を傀儡にしようとする→レギアスが偶数番の設立を求めると言う流れだそうだから、奇数版は権力があって動きまわれるルーサーの私兵、偶数番の存在意義はいざという時レギアス達を倒せる事でそれ以外は割とどうでもいいので、アークス司令部はルーサーの独裁で六芒は機能しない、する事を求められていない…という感じなのでは、多分。 - 名無しさん (2019-10-17 21 29 49) 現状見るとそれが整合性のつく結論だと思う。要するに六芒均衡自体がなんの意味もないものだったってことになるね。ゲーム中ではその本質の部分が出てこないんだよね。「整合性のつく形で解釈するとそうなる」っていう良心的な解釈あっての話だけど。もちろんそのあたりはプレイヤーが汲めばいいだけの話なんだけど(実際そういうゲームだって一杯ある)宇野リオでは全部「プレイヤーの想像におまかせします」でぶん投げちゃってる。だからどこまで本当に考えているのか、単に上っ面だけパクってきたのかがわからなくなってきてる。一度でもバチッと「こうだ!」っていう揺るぎない結論を提示してくれない限りは「パクリライター」っていう眼で見られるのは変わりないと思うけどね・・・ - 名無しさん (2019-10-19 04 57 28) 創世器回りにちょっとアップグレードが入ったのでメモ代わりに(編集できないのでできる人お願いします)①創世器の番外にアサルトライフル星銃ハリエット、対王ファムファタル、皇砲クオンタムが加わった(レンジャー武器がないと言われ続けたことが影響した?) ②創世記の持ち主リストに「初代クラリスクレイス(アルマ)→白笏クラリッサ、白笏クラリッサ・再臨 二代目クラリスクレイス(マトイ)白笏クラリッサ レギアスに終刀・創世(アルマ) - 名無しさん (2020-09-04 13 01 27) レギアスの避難誘導がフォローされてないっていうけど、あの時のレギアスはルーサーの命令でウルクを孤立させるようにしていたってフォローされてるぞ - 名無しさん (2021-07-17 00 01 21) 出典よろしく! - 名無しさん (2021-07-19 07 01 13) ウルク救出前に死亡現場を特定するためにレギアスに話を聞きに行った時に遠回しに教えてくれる - 名無しさん (2021-07-20 16 13 47) サンクス! 最初期からあるのかなこれ。PSO2はマターボードのせいで見てないイベントや時系列が前後するイベントがあるから印象がかなり違うし、一本化したあとだったらまた違ってくるかもしれないけど…一応そういう感じで本文編集してくれるといいんじゃないかな レギアスの名誉のためにも… - 名無しさん (2021-07-27 19 43 47) 名前
https://w.atwiki.jp/sega-pso2/pages/104.html
称号 粉砕する刃 ザックス+10達成 -- 記入忘れ。報酬はグラインダー -- アイテムに反映しました -- PSEバースト2コンボ達成→称号名 繋がる想いの体現者 -- 現在メンテ中なので確認できませんが、「君はひとりじゃない」の条件はチームへの所属だったかと思います -- チャット1000回でおしゃべりさん、ブラオレット+10で荒々しき戦士、フルシリンダー+10で実直なる銃弾、バシレイオン+10で破砕する長槍 -- マールーと知り合い、マールーとフレンドになる/リサと知り合い、リサとフレンドになる/ゼノのお気に入り、ゼノと共にクエスト10回クリア/アフィンの相棒、アフィンと共にクエスト10回クリア/ジャンの説教相手、ジャンと共にクエスト10回クリア -- フォトンの指揮者、PSEバースト20回 -- ↑↑ここまで反映 -- クシャネビュラ+10で星雲担う戦士を確認 -- 反映しました。 -- アフィン以外の「○○と共にクエスト100回クリア」追加。 --